仮面ライダードライブ(タイプスペシャル)の戦闘力

戦闘力

総合戦闘力 

スペック


タイプスペシャル
パンチの威力24t
キックの威力40t
ジャンプの高さ50m
100m走のタイム0.446秒

引用:仮面ライダー図鑑

強さ解説

火力

究極形態らしく、ドライブの全形態の中では最も高い実数値を誇ります。とは言え僅かな差ではありますが、パンチは「チェイサーマッハ」に劣ります。

歴代作品と比較しても決して低い水準ではありませんが、やはり中堅クラスに留まるでしょうか。

他作品だと「中間形態の時点でドライブの究極形態に匹敵する実数値」を叩き出す輩も珍しくはないです。

究極形態として高火力とするには「100t以上の実数値」や「貫通等の特殊効果」が欲しいところであり、どうしてもドライブの性能だと物足りなさは否めないでしょうか。

劇場版における必殺キックは迫力満点でしたが、必殺火力が開示されていないので何とも言えないです。

実数値は十分優秀ですが、究極形態として突出した決定力は感じにくいです。必殺技にも特段の特殊性は見出しにくいため、ひとまず16点とします。

汎用性

ひとまずシンゴウアックスを使用できる点は大きいでしょうか。チェイサーの記事でも言及しましたが、非常に戦績の良い武器です。

ただし、チェイサーが見せた「超高速の敵を捉えて斬り伏せる」といった芸当は、武器そのものではなく変身者の技量による部分も大きいように感じます。ドライブの進化先である本形態が同様の運用を再現できるかは微妙なところでしょう。

その上で、ドライブがこれまで使用してきた各種武器も引き続き扱えるため、遠近両方に対応可能です。

劇場版ではトレーラー砲の使用描写こそありませんでしたが、システム上は使用可能と考えて良いと思われます。

また、タイプスペシャル自身にはオートガード機能が備わっており、ドア銃によるバリアも引き続き使用可能です。

内容としては若干重複している印象もありますが、防御手段はいくらあっても困らないでしょう。むしろ防御を重ね掛けできると考えれば堅実な強みと言えます。

機動力

これは流石に速いですね。タイプフォーミュラには及ばないものの、歴代最強形態の中でも上位に食い込める実数値だと思います。

単純な数値だけで考えるなら「ゲイツリバイブ(疾風)」の約2倍に相当するスピードです。ひとまず「純粋に足が速いタイプ」という括りであれば、トップクラスの性能と言って差し支えないでしょう。

その一方で、「クロックアップ」や「ファイズアクセル」のような特殊な加速能力に匹敵するかは疑問が残ります。

例えばファイズアクセルはマッハ50に到達するとされており、単純な走力とは異なる土俵の能力と言えるでしょう。

もっとも、劇場作品では通常形態のマッハがアクセルファイズと互角に渡り合うような描写も存在します。ライダーシリーズにおけるスピード描写は演出上の都合によって変動する場面も少なくなく、厳密な比較には限界があると思います。

とはいえ、少なくともタイプスペシャルが「歴代でも屈指の高速ライダー」であることは間違いありません。

ただし、クロックアップやアクセルフォームのような特殊加速能力とは差別化し、機動力は24点に留めたいと思います。

特殊能力

パラドクスロイミュードの「まさか時空を超えてドライブを身に付けた私と同じ力を!?」という発言をどう解釈するか次第だと思います。

ドライブ夏映画のラスボスであるパラドクスロイミュードは、以下のような強力な能力を有していました。

  • 地球全域に及ぶ重加速
  • 世界そのものを静止させるグローバルフリーズ

もし彼の扱っていた「広範囲重加速」や「時間停止」をタイプスペシャルが能動的に発動できるのであれば、歴代でも屈指のブッ壊れ性能と言って差し支えないでしょう。

しかし、実際の描写や公式図鑑の記載を見る限りでは「超強力な重加速に対する耐性」を獲得したと解釈するのが自然だと思います。

劇中でもタイプスペシャルが積極的に時間停止を行う場面は確認できず、あくまでパラドクスの能力に対抗できたという印象です。

小山力也のセリフだけを根拠に「パラドクスと同等の能力を全て扱える」と判断するのは、やや過大評価でしょう。

強い?弱い?

優秀な部類になると思います。

打撃力に関しては中堅クラスですが、スピード面は非常に高性能です。

ただし持ち味であるスピードに関しても「ゼロツー」のように実数値で更に上を行く者は存在するし、クロックアップ等のような特殊な加速能力であるとも解釈しにくいです。

総じて「全体的に優秀だけど、突出した能力が少ない」といった印象でしょうか。敢えて挙げるなら「強力な重加速への耐性」がありますが、活用できる場面は限られます。

他作品キャラとの勝負を想定した際に「重加速に耐えられる能力」「重加速を発生させられる能力」であれば後者の方が汎用性に優れると思います。

であれば「”超重加速を扱えるチェイサー”の方が総合性能として優秀なのではないか」というのが私の見解です。

もちろんタイプスペシャルも充分に強いとは思いますが、それより「これを急場で生成出来るマッドドクターがヤバイだろ」と言いたいです。

とは言え、実数値のスペックアップやシンゴウアックス獲得は素直に評価すべき箇所でもあり、特殊な重加速耐性を発揮できるシチュエーションこそ限定的なものの、シンプルに「優秀な武器を持ったスピードライダー」として強いと思います。

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙

  1. 重加速を発生させる
  2. シンゴウアックスで斬り伏せる

解説

重加速の発動可否については公式による記載が確認できませんが、基本形態の時点で発動できる可能性が高い点を踏まえれば本形態でも扱えるんじゃないですかね。

そもそも基本形態の重加速発動も「マッハとの会話内容から推測できる能力」に過ぎず、確証がある訳ではありません。

とはいえ、強化形態になった途端に使えなくなる理由も見当たらないため、ひとまず使用可能という前提で話を進めたいと思います。

攻撃に関しては、素直にシンゴウアックスを振り回すのが最適解でしょう。

タイプスペシャルはオートガードや各種防御手段も備えていますが、重加速によって相手の行動そのものを鈍らせることができるのであれば、敢えて防御能力を活かす必要性も薄いと思われます。

有利な敵

仮面ライダーアクセルトライアル

タイプスペシャルが発動していたオートガードがどの程度の防御力を有するのかは不明ですが、劇場版ラスボス級の攻撃を防いだ実績がある以上、その防御力はかなり信頼できると思います。

少なくとも「必殺時に単発火力が下がる」ようなタイプの攻撃にガードが破られるとはイメージしづらく、これに該当するアクセルトライアルに対しては有利に立ち回れるでしょうか。

純粋な高速戦に持ち込まれても対応可能であり、防御性能まで加味すると負け筋を作りにくい相手だと思います。

仮面ライダーガヴ(ヘクセンハイム)

「夏映画における融合形態」という共通点を持つ存在でしょうか。融合相手が故人である点まで含めると、意外と境遇は似ています。

ヘクセンハイムも超スピードによる戦闘が印象的でしたが、タイプスペシャルであれば十分に対抗できるはずです。純粋な走力で大きく見劣りする印象はありません。

さらに、タイプスペシャルが重加速を発動できる前提で考えるなら、ヘクセンハイムの持ち味であるスピードそのものを弱体化させることも可能でしょう。

ヘクセンハイム側も火力や爆発力で見せ場がありますが、総合性能で見るならタイプスペシャルの方が一枚上手ではないかと思います。

不利な敵

仮面ライダーウィザード(インフィニティ)

純粋なスペックだけで見れば、タイプスペシャルが優位です。

しかし、総合的な戦いやすさで考えるとインフィニティスタイルの方が上ではないでしょうか。

属性攻撃、分身、拘束など多彩な魔法を扱える上に、防御性能も非常に高いです。何より「とにかく硬い」という印象が強く、タイプスペシャル側の決定打に欠ける点が気になります。

また、両者とも「斧を扱う高速タイプ」という共通点がありますが、タイプスペシャルの必殺技は待機時間を要する一方、ウィザード側は巨大化したアックスによる豪快な一撃など、瞬発力のある攻撃手段が目立ちます。

重加速デバフについては、インフィニティなら対抗できるのではないでしょうか。

ドライブが「超重加速」まで扱えるのであれば話は別ですが、通常の重加速であれば『ジオウ』にてゲイツリバイブが対応していた実績があります。であれば、加速能力を持つウィザードも十分対処可能だと思います。

総じて、スペック数値では優勢でも、能力の引き出しの多さと突破力の差でウィザード側に軍配が上がる印象です。

仮面ライダーバース(ノブナガ)

ドライブの変身システムは、息子が活躍する未来においても重宝されるほど完成度の高い技術として描かれました。一方でその開発者であるクリムの祖先を辿っていくと「織田信長の時代に来日した南蛮人」に行き着きます。

『ジオウ劇場版』にて先祖である南蛮人の少女が登場し、信長など眼中にないと言わんばかりに南蛮人同士で結ばれた結果、現代のベルトさんが誕生しています。

少女が相手にしなかった信長はモブキャラでしたが、これが別作品の信長だとすると展開は変わるかもしれません。

それこそ『ダブル&オーズ』に登場した信長は「強欲なイケメン」で南蛮人相手でもモノにしそうな雰囲気があり、純血カップルに欲望NTRを決め込んだ結果、クリム消滅ルートを見込める可能性があります。

ベストパートナー

仮面ライダー電王

それぞれ息子や孫が未来から来訪しており、ひとまず子孫繁栄が約束されているライダーです。

ドライブに関しては「息子」を名乗る人物の正体こそ偽物でしたが、後に本当に息子である泊エイジが誕生しているため、結果として未来の来訪者という共通点を持つことになりました。

それにしても電王の結婚相手って誰なんでしょうね?そもそも良太郎は妻どころか息子すら登場していないのに、孫だけが先に現れるというのも中々に奇妙です。

未来の家族構成が判明しているようで、肝心な部分だけ綺麗に謎のままなのは『電王』らしいと言えばらしいのかもしれません。

仮面ライダーディエンド

警察と泥棒という立場だけを見ると、水と油の組み合わせでしょう。

しかし海東の「誰かに構ってほしい」という気質を考えると、案外相性は悪くないようにも思えます。

『ドライブ』における2号ライダーを務めたマッハも迷走しがちなキャラでしたが、彼に対してドライブは「これからは目を離さない、俺はお前のブレーキだ」と宣っており面倒見が良いです。

ディエンドに至っては「ちゃんと僕を見ていてくれよ…」と相当に欲求不満でしたから、進兄さんに追われるのは割と本望だと思います。

研究者の責任

仮面ライダーシリーズは伝統的に「ヒーローと怪人が類似した力を持つ」傾向があります。

初代ライダーであれば「ライダーも怪人と同様に敵組織による改造手術を受けた存在」ですし、近年の作品でも「怪人と同じアイテム、あるいは類似システムで変身する」といった構図は珍しくありません。

『ドライブ』も例外ではなく「重加速への耐性」はロイミュードを生み出した技術とライダーシステムの技術が同じルーツを持つからこそ成立しています。

そして仮面ライダーシリーズにおける”研究者”って、大体死ぬんですよね。

ライダー側への貢献は大きいものの、その一方で怪人誕生の責任も背負っている存在です。だからこそ、物語の途中で命を落とすケースが非常に多い印象があります。

そんな中で「自分たちが生み出してしまった怪物を、自らの手で終わらせる」という責任を最後まで果たした稀有な存在こそ、『ドライブ』のベルトさんではないでしょうか。

もちろん厳密に言えば、ベルトさん自身も”一度死んだ研究者”です。結局のところ、このシリーズの伝統から完全に逃れられた訳ではありません。

それでも進ノ介と共に最後まで戦い抜き、自らが関わった技術の後始末をやり遂げたという点は非常に珍しいと思います。

似たような精神性を持つキャラクターとして思い浮かぶのは、『アマゾンズ』のアマゾンアルファこと鷹山仁でしょうか。

彼もまた「自分たちが生み出してしまった怪物は、自分たちの手で始末する」という信念のもとで戦い続けたライダーです。

ベルトさんにしても鷹山仁にしても、研究の主犯格というよりは「研究に利用され、責任だけを引き受けた側」の人物である点も共通しています。

こうして文字にすると驚くほど似た行動理念なんですよね。ただ実際に映像として受ける印象はまるで違います。

ニチアサ作品である『ドライブ』はコミカルな演出によってベルトさんの悲壮感を和らげていますし、『アマゾンズ』は徹底して救いのない方向へ突き進みます。

でも、やっていること自体は案外変わらないんですよね。まぁ無責任子作りをした分だけアマゾンアルファの方が罪深いか…。

それにしても未来のベルトさんと真剣佑ってどんな掛け合いをしてたんでしょうね。怪人を撲滅できず、進ノ介まで失った世界線のベルトさんは相当に病んでそうだよね。

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