【ネタバレ注意!】劇場版『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』の感想と考察

感想

はじめに

2026年7月24日公開の劇場版『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション(HPはこちら)』を早速鑑賞してきました!

これはもう最っ高ですね!!!

ニチアサで毎週のTV本編を視聴している方は全員観に行って下さい。正真正銘の神映画だと思います。

平日夜の都内映画館は大きいお友達が圧倒的多数であり、お子様連れファミリー層は明日以降に観に行くパターンになるのだと思われます。

公開日が重なった「ちいかわ」のファンと特撮組が入り乱れる映画館ロビーは少々カオスでしたが、意外と若いカップルや女性グループも特撮側のシアタールームに座っていたので意外でした。今回のゲストライダーを演じた「曽野舜太さん」が所属するアイドルグループのファンなのかもしれませんね。

以下、本編の内容にガッツリ触れるのでネタバレを気にされる方は十分に注意してください。

時系列

これひょっとして「本編最終回後の時系列」だったりする…?

  • 小鷹が怪事課の警察官として活動している
  • ねむちゃんが現実世界で活動している
  • 登場人物達が妙に莫を信頼している
  • 最後の小鷹発言
  • 現実世界の莫が登場しなかった

うーん、映画が単なるパラレル時系列ってパターンもあり得るので判断が難しいのですが、ちょっと「TV本編と前提が異なっている」のが引っかかるんですよね。

やっぱり最後の別れ際に小鷹が発言した「現実を守るのは君(莫)の役割だろう。そのかわり俺は現実を守る」が、結構な爆弾発言だと思うんだよなぁ〜。

だって今回の映画に現実世界で生きる黒髪の莫が登場しないんだもん。こんなの「最終回で莫が二度と夢から目醒めなくなる」を匂わせてるようにしか感じられないですよね。

なんか「莫が生贄になって”ねむちゃん”を目醒めさせる」展開とか普通にありそうだもんな。

仮にThe Ladyがラスボスで激しく対立していたら「今回の夏映画で協力できないだろ」という気もしますが「莫がねむちゃんを復活させた」という事実があるなら「娘を救った恩人」と言えるので、今回の加勢における動機付けも成立しそうですし。

あと地味に気になるのは「美浪の扱い」ですかね。今回って妹である彼女もエージェント姿でしか登場していないんですよね。ひょっとすると「美浪も莫と一緒に夢世界の住人になる」展開があるかも?

「妹まで巻き込まれて可哀想」という気もするのですが、美浪って既に両親を失っているし莫まで失ったら身内が一人も存在しない状態になるんですよね。

ここで第28話における美浪発言を振り返ると以下のセリフがあります。

私を一人にしないでね、一人でご飯を食べるのは嫌だから。言ってる意味は分かるよね?現実は夢じゃない。スパイ映画のエージェントのようにはいかないから。頼れる時は誰かを頼って、生き抜いて。

このセリフが伏線なのか否かは分かりませんが美浪の思考として「一人になりたくない」が強いのは確実であり「現実世界で一人になるくらいなら、兄と一緒に夢の中で暮らしたい」に至っても不思議ではないと思います。

何れにしても今回の映画が本編との繋がりが密接であると仮定すると、節々から「TV本編はビターエンドになる」を予想してしまうところです。それが楽しみなんだけどね。

予知夢リセマラ

莫「何回リセマラしても小鷹さんが死んじゃうよ…」

まず今回の一件で小鷹さんは何回死んだんですかね?(笑)

莫によるリセマラ白状シーンを見る限りだと「少なくとも100回以上は死んでそう」な印象を受けました。「何回やっても小鷹の死に収束する」は流石に笑っちゃうだろ。

ただ今回の小鷹さんは超カッコよかったですね!「いやお前そんな莫と仲良くなかっただろ」とは言いたくなりますが、まぁ最終回で何かが起きたんでしょう。不穏だなぁ…。

序盤のバイクシーンとか迫力満点で最高でしたね!『AGITO〜超能力戦争〜』のクソ雑魚合成シーンは一体何だったんだ…?特に装飾のない一般的なバイクなんですけど、全然良いと思う!凄く格好良いと思いました。

極右ライダー

いや新種のラスボスすぎるだろwwwwww

人気アイドルが演じるゲストを極右思想ライダーにするの本当に尖ってて最高だと思う。(笑)

「復讐心」を拗らせたラスボスなんて擦られ尽くした感がありますけど、ここに排外主義をブチ込むのは本当に面白いと感じた。だってコイツ自身は別に何か被害に遭った訳じゃなさそうなんだもん。

  1. 先祖は徳川家に仕える有力な家系だった
  2. ペリーが黒船に乗って来航、開国を迫る
  3. 祖先は開国に反対した
  4. 幕府の意向に背いたとして祖先は処された
  5. その恨みが後世に引き継がれる
  6. CODE創設者は黒船の乗組員だった
  7. 開国反対派の末裔である夢現はCODEアンチになる

流れとしては上記のような感じでしょうか。まぁ仮面ライダー作品でもタイムスリップネタは多々ある訳ですが、物語に関わってくるのは大抵「戦国時代」のイメージなんですよね。少なくとも「幕末期」に言及するのは非常にレアケースだと思う。

かなり新鮮な悪役で記憶に残りました。私はめっちゃ好き。(笑)

ただもうちょっと「極右思想に至るまでの過程」が描写されたりすると説得力があったかなとは感じました。「親が更なる右翼思想で、幼少期から徹底的に右翼思想を植え付けられた」とかがあれば悲壮感も出て面白くなった気はする。

まぁ「外来語を使わない主義」の時点で相当に個性的だったので充分な印象も受けますけどね。本当に良いラスボスだったと思います。

総評(まとめ)

「ゼッツを毎週視聴してる人向け」だとは感じました。TV本編を観てる人にとっては本当に神映画なんじゃないかな。

「今回の映画を観ることでTV本編も面白くなる」も大いにある気がします。

なんだろう。「TV本編で描けなかった事を全部やりました」っていう感じなんですよね。

逆に「今回の映画で描いた内容はTV本編ではやらない」も確実だと思っていて、これは管理人的に嬉しい限りです。

やはり「ゼッツ単騎で戦い抜いて欲しい」という気持ちが強いので。「最強形態への覚醒イベント」すらも自力で愚直に達成した訳ですから、これはもう最後まで貫いてくれよと。

「でも作品に登場した人物達と協力する展開も観てみたいな…」という気持ちもあって複雑だったのですが、そんな時に今回の夏映画だったので本当に丁度良かった。「観たい!」じゃなくて「観てみたい!」なんですよね。

「南雲刑事×紅覇」はVシネでガッツリ描くのだと思ってましたが、割と今回で綺麗にまとまった感もありますよね。相変わらず二人とも美しいわ。個人的に南雲刑事はめっちゃ綺麗だと思ってる。蹴られたい。

マイス先行登場も印象的でした。赤点系お嬢様…。主人公に関しては何となく「水泳選手みたいだな」という印象を抱きました。いやなんかめっちゃバタフライ速そうな雰囲気感じない!?

あとギャバンも意外と良かったね。管理人は仮面ライダー以外の特撮に全く関心が無いんですけど割と印象に残った。去年の戦隊パートは全く記憶に残ってないけど、今年のギャバンは忘れない気がする。

「単騎で戦い抜くギャバン」と「チーム戦を披露する仮面ライダー」といった具合で戦隊が前座だった例年作品とは逆の構図で面白かったです。時間の配分は例年通りかな?ギャバン40分、ライダー60分くらいの配分だったと思う。

まぁ色々と好き勝手に語り倒しましたが、やっぱり巨大スクリーンで大音量で体感する仮面ライダーは最高なんですよ。普段何となく聴いてる変身音に感動するのが醍醐味だと思ってる。

繰り返しになりますけど「ゼッツを毎週視聴してる人」は絶対に見た方がいいです。個人的にゼッツの雰囲気が好きなのもありますが、かなり好きな映画です。超おすすめ!

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ある意味、タオリンはビターガヴと言える存在かもしれない。

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