
出典:ガンバライジング公式様
総合戦闘力

スペック
| タジャドルコンボ | |
| パンチの威力 | 6.5t |
| キックの威力 | 15t(必殺は120t) |
| ジャンプの高さ | 160m |
| 100m走のタイム | 4秒 |
引用:仮面ライダー図鑑
強さ解説
火力
オーズ他形態と同様に「必殺火力だけ高いタイプ」だと思われます。
素の実数値自体は並の歴代基本形態と互角か若干劣る程度の水準ですが、必殺に関しては100t超えの数値となっています。
恐竜メダル前提ではありますが「ロストブレイズ」に至っては200tに達しており、流石に最終回でラスボスを葬った実績を裏付ける破壊力です。
恐竜メダル無しの状態で発動可能な必殺技としては必殺キック(120t)が明記されるものの中で最高火力ですが、これは「飛行中に受けた風圧をエネルギーとして吸収する」性質によって更なる向上の余地があると考えます。
汎用性
攻撃手段は豊富であり、高火力な必殺も揃っています。
純粋な必殺キック(120t)だけでなく「飛行中の体当たり(100t)」も十分に優秀な攻撃手段です。
陸と空に対応可能な時点で素晴らしいですが「タジャスピナーを用いた火炎弾」や「クジャク発光弾」といった遠距離への攻撃手段も有するため隙がありません。
ロストブレイズに関しては「恐竜メダルありき」であるため安定発動とは言えませんが、他の手持ちにあるコアメダルを適当に7枚突っ込むだけでもそれなりの火力は出せそうに思えます。
機動力
走力に関しては概ね「並以上」といったところでしょうか。流石に他作品に登場する一般的な基本形態よりは優秀だと思います。互角の走力を有する存在としては「オーディン」「電王(クライマックス)」が該当します。
そしてジャンプ160mはすげぇ優秀…と言いたいところですが、コイツはそもそも飛べるからあえてジャンプする必要は無いよな…。
飛行能力に関しては「音速をも超えるスピード」と公式図鑑で明記されており、時速1000km以上は確定です。
やはり「飛べる×速い」は高く評価せざるを得ないでしょう。
特殊能力
「軽度のダメージであれば自己治癒能力により瞬く間に修復」という記載が公式図鑑にあり、一応は「不死鳥らしい」性質と言えるでしょうか。
ただし回復性能に関しては「ブラカワニ」の方が優れている印象があり、タジャドル独自の能力として推すには物足りないかなぁ。体力切れで苦しむ場面(第23話など)も目立つし。
あとはアンクの割れかけタカメダルを使用して変身した際の幻影サポートですかね。幻影自体は大した戦力にならなさそうですけど「タジャスピナーに大量のセルメダルが自動装填される」は結構便利だと感じました。
恐竜メダルの有無やアンクの幻影サポートといった「特殊条件で発動する能力」が目立ちますが、裏を返せば平常時に再現できる能力ではないとも言えます。
どちらかと言うと体力消耗の問題がデメリットとして気になるかなぁ。
他のコンボ形態は体力切れであっても地上戦なので変身解除だけで済みますが、タジャドルは上空戦なので「変身解除=落下死のリスク」が発生します。他の形態以上に体力のリソース管理が強く求められるでしょう。
とはいえ『Movie対戦MEGA MAX』ラストでは「宇宙空間にてスーパータトバコンボで戦い抜いた末にタジャドルコンボで降下し帰還」となっているため単なる降下程度であれば体力切れギリギリでも何とかなる可能性もあるでしょうか。
オーズの体力問題は「未だに解決されていない」とも解釈できるし「人外化のタイミングで克服した」「単純に変身者の練度で克服した」と考える事もできるので判断が難しくはあります。
強い?弱い?
普通に強いと思います。
まず「飛べる×速い×遠距離攻撃×高火力」なので、基本的に強い要素しかないです。わざわざ地上で近接戦を仕掛けない限りは負け筋を作りにくい性能デザインと言えます。
ただし最終回補正で過剰評価されがちな印象も否めないでしょうか。そりゃ仲間の命で変身した上に恐竜メダルまで上乗せしてる訳ですから強いのは当然ですけど。
どうしても最終回の活躍が視聴者の脳汁を氾濫させるほど強烈だっただけに「タジャドル登場=専用BGMが流れて勝ち確定」という印象を持ちたくなりますが、TV本編での戦績は割と微妙なんですよね。
例の「Time judged all」が流れた場合であっても第25話のように敗北したケースがあるため、決して最強格とまでは言えないんじゃないかと思います。
もちろん最終回における無敵感も素晴らしかったとは思いますが、タジャドル単体の実力として考えると「シンプルに強い」程度に落ち着くと考えます。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙
- 飛ぶ
- クジャク光弾とタジャスピナー火炎弾を連射
解説
上空から弾丸の雨を降らせるのが確実だと思います。下手に接近して反撃を喰らうのもイヤだし。
基本的に飛行速度が優れているので地上からの反撃は回避できそうだし、擦り傷程度であれば自己治癒能力で対応可能なので基本は上空から攻撃しましょう。
通常弾の連射だけだとやや決定打に欠ける可能性はあるので「ギガスキャン」による必殺射撃は使っても良いかもしれません。
ロストブレイズ(200t)ほどの火力は流石に条件が揃わないと厳しいでしょうが、セルメダル7枚でもそれなりに火力は出せそうです。
あとは上空で力を使い果たし変身解除となった場合に備えて、予め後藤さんあたりに救援を頼んでおくべきでしょう。
凡人がオーズの力を扱う上では「自分も大事にしつつ積極的に助けを求める姿勢」が求められ、火野映司とは正反対のスタイルで臨む必要があろうかと思います。
有利な敵
仮面ライダーブレイブ(Lv50)
雑魚怪人を召喚し使役できるライダーです。
オーズとしては上空から射撃する戦法を取ることで割と簡単に雑魚敵の殲滅は成し遂げられそうに感じます。
ブレイブに関しては基礎スペックが優秀なのでオーズとしても一筋縄で倒しきれない可能性がありますが、ブレイブは自壊ダメージの影響で長期戦に向いていません。
双方ともに短期戦向きの性能ではありますが、上空から一方的に攻撃できるタジャドルの方が蓄積ダメージの差で粘り勝ちする可能性があると考えます。

仮面ライダーギャレン(ジャックフォーム)
「飛行×射撃×炎属性」といった具合でタジャドルと似た系統の能力群です。一応『オーズ第25話』にて「タジャドルは同属性に弱い」が描写されていますが、ジャックフォームなら流石に勝てるんじゃねぇかな…。
どちらも「強化形態」という位置付けになりますが、タジャドルが「最終回での大活躍を見せ付けた」のに対し、ジャックフォームは「基本形態に見せ場を奪われる」なので待遇の差を如実に感じます。
不利な敵
仮面ライダー迅(バーニングファルコン)
天敵でしょう。先述の通り「タジャドルは自身と似た性能の敵に弱い」とされていますが、迅に関しては上位互換と言わざるを得ない点が目立つでしょう。
まず飛行速度ですが迅はマッハ3.4です。下手したらタジャドルの3倍以上のスピードを発揮します。頭おかしい。
長期戦適性に関しても「体力の消耗が激しいタジャドル」と「ロボットなので体力という概念が無い迅」では流石に後者が有利に思えます。
作中における迅の扱いは微妙ではありましたが、設定上の能力群をベースに考えるとタジャドルとは有利に戦えると考えます。

仮面ライダービルド(フェニックスロボ)
ビルドの派生形態です。ものすごく影が薄いです。
ただコイツも地味な活躍の割に強い能力を複数有しており、特に目立つのが「必殺時は無敵状態になる」です。
オーズのように「必殺時だけ高火力なタイプ」だと、敢えて必殺技の撃ち合いに持ち込まれる事でオーズ側の必殺技が無効化されるリスクがあります。
仮にオーズが何度も繰り返し必殺技を発動できるのであれば良いのですが、体力消耗の関係で厳しいでしょう。
そうなると「必殺発動後で体力切れのオーズ」と「特に体力切れを起こしていないビルド」という構図になり、派生形態であってもビルドが有利になる可能性はあると思います。

ベストパートナー
仮面ライダーガヴ(ブリザードソルベ)
タジャドルコンボは相方であるアンクの命に等しいメダルを借用して変身します。安定して運用するにはアンクの機嫌をマネジメントする必要があるでしょう。
やはりアンクの好物といえばアイスであり、これで釣る展開は本編でも何度か確認できます。
オーズ達の拠点である「クスクシエ」でもアイスは好き放題食べられる環境でしたが、襲撃に遭うケースもあります。
そうした場合に次なるアイスの提供元として期待できそうなのは幸果さん経営の「はぴぱれ」であり、予めガヴに変身するショウマと仲良くしておくと上手くいきそうです。

仮面ライダーアクセルブースター
先述の通り、タジャドルとして戦う上では「自身の体力消耗」と向き合う必要性があります。やはり「飛行中に体力切れで変身解除」は非常に危険です。
なので誰かしら他の飛行ライダーをサポートに付けておきたいです。でも映司って自分の命を軽視するから「誰かに頼る」を殆どしないじゃないですか。
そもそも映司が自身の命を軽視するようになったのって「生まれつきの性格」ではないんですよね。第32話における伊達さん談を聞く限りでは「内戦で目の前の人々を救えなかった経験」が最大の要因と言えるでしょう。
つまり映司としては単なる善意というより「目の前で人を死なせたトラウマを回避したい」が根底にあり「そのためなら自己犠牲も厭わない」という事なんだと思います。「トラウマを繰り返すなら自分が死んだ方がマシ」といった感じでしょうか。
そして私の解釈を前提にすると「絶対に死なないヤツになら映司も素直に頼れるんじゃないか?」という淡い期待を寄せられる訳です。
アクセルに変身する照井竜は「とにかく死なない男」として定評がありますので、映司のトラウマ克服に最も貢献しそうな存在だと考えます。
クソ映画について
では『復活のコアメダル』とかいう後日談について語らせてください。
まぁクソだと思いますよ(直球)。
一応、私は特撮作品のクオリティに寛容な部類のファンだとは思うんですよね。批判されがちな現行の『ゼッツ』も大好きだし。『ファイズ20th』も全然楽しめた。
でも『復コア』はさぁ…。
個人的に「映司が死ぬ展開」に異論は無いんですよ。悲しい展開ではあったけど「映司らしいな…」とも感じるので、少なくとも一定の納得感はある。
ただ「ゴーダ」に関しては絶対にいらねぇだろ!!尺が足りないのに意味不明な新キャラ出すなよ(笑)
普通に古代王オーズとの戦闘で良かったんじゃないんですかね?小説版の古代王めっちゃ強烈だったじゃん…。
もし私が『復活のコアメダル』を自由に作り直せる立場であるなら以下のようにしたいです。
- ゴーダを登場させない
- アンクは復活しない
- 宇梶剛士に古代王を演じてもらう
何度だって言いますがゴーダは要らねぇ(固い意志)。
それでですねぇ。アンクに関しては復活させるべきではないと思うのですよ。そもそも私的に「最終回後における映司の主目的がアンク復活になっている」事自体に強い違和感を抱いていましてね。
まずアンクって復活なんか望んでないと思うんです。むしろ「単なるモノ(メダルの集合体)に過ぎなかった自分が死ぬところまで来た(生を全うできた)」という趣旨で満足気に死んでいった訳じゃないですか。
アンクにとって「人間らしい生活」が幸せであった事は映司自身が一番よく理解してる筈なんですよね。映司は人外化する事で「味覚もないし視界も色褪せているグリードの状態」を身をもって体感してるんですよ。
仮に最終回でアンクが映司に対して発言した「生を全うして満足」という趣旨のセリフが痩せ我慢であるなら、アンク復活に向けて映司が奔走するのも理解できます。
でもアンクの発言は本心だと思うし、それが痩せ我慢じゃないことは映司自身が一番よく分かっていた筈だと考えます。
なので映司の主目的が「アンク復活」になるのは絶対におかしいと思ってしまうんですよね。望んでないものを無理やり押し付けてるようなもんじゃないですか。
もちろん映司にとってアンクはそれなりに大切な存在だとは思いますよ。作品としてもアンクの存在は重要です。オーズの後日談を描く上でアンクを登場させたいのも理解はできる。
でもアンクの描き方は「復活」じゃなくて良いと思うんですよね。「映司が形見として持ってる割れたメダルが語りかけてくる」とかで良かったんじゃないかなぁ。映司が瀕死のシーンとかでさ。
瀕死の映司「そっか…、俺死ぬんだな…」
割れたメダル「おい映司!死ぬぞ!?」
瀕死の映司「そうだね…仕方ないかな…」
割れたメダル「…お前は生きたいと思わないのか?」
瀕死の映司「俺はただみんなを助けたいだけで…。そういうお前はどうだったんだよ?」
割れたメダル「俺は…アイスが好きだった!生きて食べるアイスは…俺を満たすものだった!」
瀕死の映司「単純だったよな…お前はさ…」
割れたメダル「パンツ一枚で満足するお前よりはマシだがな!」
瀕死の映司「パンツ…なんだか今日のパンツじゃ死ねないな…。明日のパンツを履かなくちゃ…!」
割れたメダル「それがお前の欲望だ!生きろ!映司!!」
立ち上がった映司「わかったよ。最後にもう一度だけ…力を貸してくれ!アンク!」
こんな感じの会話を挟んでタジャドルエタニティに覚醒してくれれば文句なし脳汁ドバドバ絶頂オーガズムスタンディングオベーションで全国のオーズファンが劇場でガンギマっていたと信じて止まない管理人でございます。
もちろん「アンクは復活させるべきだ!」という解釈も否定はしません。ただ私の解釈としては「復活させるべき対象」ではなく「生に無関心な映司に、生の素晴らしさを説いて背中を押す存在」なんですよ、アンクは。
そして「自分自身に小さな欲望を向けた映司」が対峙する相手として相応しいのは、やっぱり「強大な欲望の象徴である鴻上会長」でしょう。
もちろん会長自体を倒すんじゃなくて、会長と瓜二つの姿をした800年前の王と戦うという意味です。
これについても管理人は語りたいのですが、『オーズ』の主題は「欲望」なのですよ。言うまでもないですよね。
でも『オーズ』の素晴らしさって最終回の名場面ばかりが取沙汰されがちで、気が付いたら「映司とアンクの友情がメインテーマ」みたいな印象になってる事が多いと思うんです。
いやいや違うだろと。あくまでメインテーマは「欲望」なのであって、その欲望を巡って最終回直前まで映司とアンクは対立状態だった訳です。
こちらのYouTuberの方もお話しされていますが、やはり「映司とアンクはそんなに仲良しだった訳じゃない」という解釈は私以外の視聴者も一致する部分があるのだと思います。
じゃあ「欲望」を作中で最も体現していたのは誰かといったら、まぁ「鴻上会長」しか居ませんよね。そして会長が800年前の王の末裔である事は当時の夏映画や小説版で言及されている訳でして。
それなら「宇梶剛士が変身した古代オーズ」ほどラスボスに相応しい存在はいないだろと。もうドン引きする程に強欲な古代王。散り際に「素晴らしい!!!!!」と叫べばパーフェクトでしょ。
古代王「子孫よ!800年の時が経っても私の欲望が最も大きいっ!!!」
鴻上会長「素晴らしい!!だが!欲望の強さは、そう単純ではないっ!!見たまえ!この火野映司くんの欲望を!」
古代王「随分と小さな欲望に見えるがね?」
エタニティ「俺自身の欲望は小さいかもしれないけど…、俺の欲望は絶対に消えない!」
古代王・会長「「素晴らしいっ!!!!!!!!!!!!!」」
「欲望の大きさ勝負」に関しては当時の夏映画やTV本編でやり切った感があると思っていて「映司の欲望が際限なく大きい」事は今さら改めて描く必要はないのかなと感じます。
そうなると別の角度から「欲望」というテーマを掘り下げる必要があると思うのですが、やはりイメージしやすいのは「単純に欲望が大きい古代王vs小さくても失われない性質の欲望を持った映司」という構図ではないでしょうか。
色々と好き勝手に語り倒しましたが、やっぱり『復活のコアメダル』は本当に惜しい作品だよなぁ。恵まれたTV本編と勢揃いしたオリジナルキャストという御膳立てがあるのに、あそこまで最低な解釈違いを発揮するなんてビックリですよ。
多分だけど「とりあえず最終回とネットの評判だけ見た人がシナリオを書いた」のだと推測します。
我々ファンもあんまり持ち上げ過ぎてはいけないのかもしれませんね。「オーズ客演=アンクもセットで登場」という流れを過大に歓迎したのが悪かったのかもしれません。
そりゃ単なる客演ならアンクも出てきてくれた方がテンション上がりますよ。だって客演だし、そんな深い解釈まで求めないですから。
でも10周年で正統な続編を作るのであれば、ちゃんと責任もって物語を構築しろよとは言いたい。少なくともTV本編をある程度履修した人間だったら絶対にあんな酷いシナリオは書けないはず。
別に管理人自身の解釈が正しいとは思っていませんけど、もうちょっと納得できる構成にして欲しかったなぁとは未だに感じるところです。

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