
出典:ガンバライジング公式様
総合戦闘力

スペック
| プトティラコンボ | |
| パンチの威力 | 10.5t |
| キックの威力 | 20t |
| ジャンプの高さ | 210m |
| 100m走のタイム | 3.3秒 |
出典:仮面ライダー図鑑
強さ解説
火力
素の打撃実数値は低いです。ビルドといった一部の基本形態にも劣る水準です。
ただしオーズ他形態と同様に「必殺火力」に関しては凄まじいです。
- 射撃必殺→200t
- 斬撃必殺→170t
- 刺突・凍結・打撃の複合技→100t
「最終回で披露したセルメダル大量取込」も加味すれば、さらに高い火力を発揮する可能性があるため、最強形態として相応しい高火力と言えます。
汎用性
やはり「メダガブリュー」の存在が大きいでしょう。上述のように破壊力170t以上を発揮する遠近両用の武器を持っています。
これを地面から取り出すわけですが、公式図鑑によると「オーズが生成した」と記載されています。
「地面から武器を取り出す行為=生成」と仮定すると「毎回武器を生成している」という事になるので「武器を紛失した」「武器を奪われた」場合も困りません。
どんな状況でも200t級の破壊力を発揮する武器を手軽に生成できる点は、流石に高く評価したいです。
その上で凍結攻撃までありますから凶悪です。全身を凍結させるのは当然ですが、足場を凍結する拘束技としても優秀です。
機動力
やっぱり跳躍力が凄まじいんだよなぁ。基本形態であるタトバコンボですら190m跳ぶので、強化幅としては控えめですが、210mは絶対的に高水準と言えます。
しかもコイツは飛行も可能ですからね。流石に描写を見る限りだと、タジャドルの方が飛行速度に優れる印象ですが「飛行可能」の時点で十分に優秀でしょう。
ただし、走力に関しては微妙です。「3.3秒/100m」はそれなりに優秀ではありますが、「最強形態として」考えると物足りなさも否めません。響鬼に至っては基本形態でプトティラより速いし。
下手なバッタモチーフのライダーよりも「ステータス値を跳躍力に極振り」したかのような印象であり、なかなか面白いバランスだと感じます。
特殊能力
「人外化」をどう考えるかですよね。味覚が失われる等の恐ろしさはありますが、戦闘面で考えると大きなデメリットではないとも言えます。特に寿命が縮まるといった代償も無いはずだし。
むしろ「戦闘に特化するために人間らしさを捨てる」に近い印象でもあるため、メリットと捉えるべきか…?
体内に取り込んだ恐竜メダルで変身するため、余程のことがない限り奪われるリスクも小さいです。第33話でアンクが排出されたメダルの奪取を試みましたが、メダル自体に弾かれて失敗しています。
一応は夏映画にて「ガラ」がメダル奪取に成功していますが、これは「完全な不意打ちで背中から体内に触手を突っ込む」という手段なので、再現するハードルは高いでしょう。
強い?弱い?
強いと思います。
お手軽200t武器をどんなシチュエーションでも生成でき、変身アイテムも喪失しにくい点が偉いです。
肝心の必殺も、敵を凍結させることで命中精度を上げられるし、人外化を極めることでさらなる火力アップも目指せます。
ただし、同時に「敢えてプトティラに変身する必要性があるか?」という疑問は無視できないです。
そもそもプトティラが有する能力って、「他コンボであっても再現できる」内容だと思うんですよね。各コンボがメダガブリューを使用する場面は頻繁にあったし、ラトラーターに至っては凍結能力も発動します(第45話)。
「映司がプトティラの能力を宿した状態」を前提にするのであれば、「ラトラーターコンボに変身してプトティラの能力を上乗せした方が強い」という印象があります。
本編においても「積極的にプトティラに変身しよう」ではなく、「他のメダルを喪失したから消去法でプトティラに変身」といったシチュエーションが目立ちます。
総じて「プトティラが強い」というよりも、「恐竜メダルを取り込んで人外化した映司が強い」が実態であり、敢えてこの形態に変身する必要性は小さいんじゃないかなぁ…。
最強形態という扱い自体は正しいと思うのですが、各種能力が最強形態を前提として真価を発揮するため、プトティラコンボは「人外化した映司の基本形態」という見方もできる、不思議な位置付けであると個人的に感じます。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙
- 凍結
- バズーカ
解説
まぁ雑ではありますが、「高火力必殺を確実に命中させる」という意味では最適解でしょう。
斬撃必殺も魅力的ですが破壊力はバズーカの方が上だし、「敵に接近するリスク」を踏まえても敢えて斬撃を使用するメリットは無いでしょう。
それと最重要なのは「人外化を受け入れる」ことですかね。プトティラに変身できる時点で人外化は避けられません。諦めてセルメダルを貪りたいです。
最終回で描写された「大量セルメダル×斬撃」の破壊力は凄まじいのでしょうが、同じことをバズーカでやったらどうなるんですかね…?
有利な敵
仮面ライダーアギト(バーニング)
暴走に対する躊躇の有無でしょうか。
アギトに変身する翔一は基本的に超然とした人物ですが、自身が暴走するリスクを抱えた際は激しく動揺し、戦意を喪失しています。
一方の映司は全然躊躇わないんですよね。「力が欲しい>暴走・人外化リスク」という価値観が随所に現れています。
流石に自身の腕が怪人化するほど症状が進行した際(第46話)は焦っていましたが、逆に言うと、味覚を喪失する程度では大して動揺した様子でもありませんでした。
同じ暴走形態ではありますが、「自分自身に無関心で際限なくリスクを取れる映司」と「自己犠牲反対派の翔一」を比べると、純粋な戦闘力としては前者に軍配が上がると考えます。

仮面ライダーゼロツー
「敵の行動を予測」して対策可能なゼロツーは相当な強キャラですが、範囲攻撃への対処に苦戦した描写があります。
プトティラの凍結攻撃が範囲攻撃であることは言うまでもなく、仮にゼロツーが氷を回避したとしても、足場が滑りやすくなるのは避けられないでしょう。
バッタの跳躍力を持ち味とするゼロツーにとって、「滑りやすい足場」は条件が悪そうであり、実力を発揮しにくい展開を想定できます。
プトティラは飛行できるし、そもそもジャンプもプトティラの方が若干優れてるんですよね…。バッタモチーフのアイデンティティを奪うなよ…。

不利な敵
仮面ライダー鎧武(極アームズ)
暴走したオーズを正面から倒すのは容易ではないため、別空間に隔離してしまうのが正解だと思います。
それこそ鎧武は「ヘルヘイムの森」に暴走オーズを誘い込んで、そのまま封じ込める戦法が成立するでしょう。
いや逆に映司が「ヘルヘイムの実」を食べることで、誰の手にも負えないバケモノが爆誕する可能性もあるか…。
仮面ライダーギャレン
例の格上特効です。流石にネタだろと言われそうですが、割と可能性はあると思うんですよね。
本編未使用のカードですが「♢10 カメレオンシーフ」が敵の武器を奪う能力を有すると公式図鑑に記載があります。これを使ってメダガブリューを奪う作戦です。
プトティラの火力はメダガブリューに依る側面が大きいため、奪取した上でギャレン側が使用できれば勝利も見えてきます。
例えば「プトティラがメダガブリューにメダルを装填した瞬間に♢10を発動して奪う」であれば、セルメダルを所持していないギャレンでも必殺を撃てます。
流石に強引な考察ではありますが、こういうミラクルを起こしかねないのが橘さんの魅力と言えるでしょう。
ベストパートナー
仮面ライダークウガ(アルティメット)
変身者の人物像としては最も近い存在だと思います。
「海外経験が豊富で達観している」「身を滅ぼすギリギリまで戦う」といった要素が似ています。
オーズ夏映画で「映司が子供を神社で諭すシーン」があるのですが、これがもう『クウガ』第26話の五代とソックリなんですよね。
大人として子供を諭しつつも、決して上から目線だと感じさせない絶妙な雰囲気が素敵です。
仮面ライダークローズマグマ
「仲間の暴走を意地でも止める」という意味で、万丈はイメージしやすいです。当時基準で格上だったハザードフォームの暴走を、万丈自身の気合とポテンシャルで変身解除にまで持ち込んでいます。
クローズマグマであれば、プトティラによる凍結攻撃にも高熱で対抗できる可能性があり、暴走する映司も止めてくれそうな安心感があるでしょうか。

Dr.真木の姉
大人になってオーズを見返すと「Dr.真木ってこんな怖かったっけ!?」と強く感じました。
小学生の頃に視聴していた際の印象は「人形を刺激されると発狂する変人」くらいにしか思ってなかったので。
いやマジで「ナイヨ!ボクオヨゲタヨ?」と「良き終末を」のギャップが強烈すぎて、なんか変なヤツが急にラスボスになったなと感じてました。
でも改めて見返すと、コイツすっげぇ味わい深いキャラですよね。終末思想も結構丁寧に描かれてるし。
姉について語られた回想シーンとか超怖いもん。
- 両親が死ぬ
- 姉が真木を育てる
- 姉の結婚が決まる
- 結婚前夜に真木(11歳)が姉を殺す
ざっと上記のような流れでしょうか。
幼少期の真木は姉にベッタリ懐いていたとのことで、実際に若くして弟を育て上げる姉は聖人だと言えます。
「結婚前夜に弟に殺される」は一見すると悲劇のヒロインに見えるけど…。
真木の回想に登場した姉さんがまた怖いんですよね。「物語がエンドマークで完成するように、人もまた死で完成する」といった具合に、歪んだ教育を弟に施します。
それを受けた真木は「姉が他人の嫁ではなく、自分の姉であるうちに完成させるべき」と解釈し、放火で姉を殺害します。
非常に不気味なのが、「死で完成する」発言をした姉の意図が全くもって不明な点なんですよね。推測自体は色々できると思うんですけども。
- 敢えて冷酷に突き放すことで自立させたかった
- 弟が邪魔なので死んで欲しかった
- 姉自身の思想が強すぎた
- 全て真木の被害妄想
どの可能性も捨てきれないんですよね。②なんかは境遇も考えるとイメージし易いですが、真木の人間性を踏まえると④の線も全然あると思う。
この曖昧さが全く解消されないからこそ非常に不気味だと感じます。単なる嫌なヤツとも言えず、可哀想な人とも言えない。その上で「死で完成する」発言が妙に強い思想を感じさせるので、総じて「得体の知れない」存在です。
ただし、③の思想強すぎパターンだと仮定すると「姉の結婚相手ってどんなヤツだよ?」という疑問も生じますよね。「死で完成される」思想同士で結婚するって「心中でもしたいんか?」と思っちゃう。まぁそこまで極端に今すぐ死ぬ訳ではないけど「家族にとって最も幸せな瞬間が訪れたら心中しようね」くらいの価値観一致ならあり得るか…?
一般的な価値観だと「不幸だから死にたい→自殺」になりやすいですが、姉の思想だと「幸せなうちに死にたい→自殺」というロジックも解釈次第では導ける余地があります。
もし11歳の真木が姉の思想を理解していたと仮定すると
- 姉が完成する(死ぬ)のは幸せな瞬間である
- 姉にとって幸福は結婚ではなく、弟の自分といる瞬間であるはずだ
- だから姉は結婚する前に死ぬべきだ
という論理も生じ得ますよね。真木の人間性的に「ただ単に母性に飢えて逆恨みしただけ」ではない気がしています。もちろん逆恨みの側面もあるでしょうけど。
同時に「最も幸福なタイミングで完成させた方が姉さんは喜ぶはずだ」という歪んだ善意もあったんじゃないかな。
まぁ全て管理人による勝手な解釈なので鵜呑みにしないで欲しいんですけど、逆に言えば「解釈次第で様々な思想が見えてくるキャラ」なので非常に味わい深いです。
令和的な価値観で雑に表現すると「無敵の人」に近い印象を受けますが、真木の幼少期は想像以上に”不気味”であり、掘り下げ甲斐のある良いキャラだと感じました。

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