仮面ライダースーパー1の戦闘力

戦闘力

総合戦闘力 

スペック


スーパー1
パンチの威力30t ※
キックの威力不明
ジャンプの高さ100m
100m走のタイム不明

引用:仮面ライダー図鑑

(※公式図鑑上は30t。ただし劇中で言及された威力は300t。)

強さ解説

火力

パンチの威力をどう評価するか次第でしょう。

  • 仮面ライダー図鑑→30t
  • 第1話における解説→300t
  • 第9話における解説→1万メガトン(100億t)

基本装備であるスーパーハンドの威力は上記のようにバラツキがあります。また第21話では「パワーハンドのパンチ>スーパーハンドのパンチ」である事が確認できます。

パワーハンドに関しては最終回で「メガトンパンチ」を発動しており、技名を文字通り威力の単位として解釈するなら「100万t」の威力となります。

どの設定を拾うかはファンの好みに左右されると思いますが、

  • スーパーハンド→300t
  • パワーハンド→300t以上

を当サイトにおける解釈とします。管理人は昭和のハチャメチャ設定が好きなので贔屓目ではありますが、ヘンリー博士の解説(第1話)を信じようと思います。


パンチの威力
スーパー1300t(スーパーハンド)
ムテキゲーマー256t(変身直後等)
オーマジオウ(2019)108.3t
3号450t(必殺時)

第1話から300tパンチを平然と扱うスーパー1は相当に頭がおかしいです。必殺火力で大幅に火力を伸ばす3号には劣りますが、パワーハンド込みで考えたら勝てるかもしれんよなぁ。

流石に「スーパーハンド=100億t」は異次元すぎるので採用しませんが、パワーハンドの威力は解釈が難しいです。「300t以上」とは言えそうですが「100万t」はやり過ぎな気もするし。

ただ具体的な数値を特定できないにしても「300tがデフォで更なる火力アップも見込める」の時点で、歴代でも頂点を狙える実力だと思います。

序盤から戦闘員の腕を吹き飛ばしてるし、最終回に至っては「片手で頭を握り潰す」ですからね。怖えよ…。

汎用性

ファイブハンド」と「赤心少林拳」の2軸で語るべきだと思います。

ファイブハンド

  • スーパーハンド→基本装備
  • パワーハンド→パワー特化
  • エレキハンド→3億ボルトの電気光線
  • 冷熱ハンド→火炎放射&冷凍ガス
  • レーダーハンド→小型ミサイル兼探知機
  • ※上記5つは0.5秒で換装できる

基本装備はスーパーハンドです。先述のとおり300tパンチです。パワーハンドで更に盛れるけど、300tあれば十分だよね…。実際にパワーハンドの使用描写はそんなに多くないと感じました。

最も頻繁に使用されていたのはエレキハンドだと思います。「エレキハンドで怯ませる→必殺キックで撃破」が定番パターンです。3億ボルトの時点でブッ壊れ火力ですが、第18話にて更に出力が向上しています。過剰戦力だろ…。電撃特化の怪人が「オレ様の電流よりはるかに強烈だぁ…」と戦意喪失してましたからね…(第3話)。

冷熱ハンドも存在感抜群です。特に目立つのは冷凍ガスかな。第20話では「敵の炎を凍らせる」という意味不明な成果を挙げています。

レーダーハンドは最も存在感が薄いかも…。第21話ではファイブハンドの奪取を目論む怪人が登場しましたが、その際に「スーパーハンドとレーダーハンドは要らねぇ」と評されています。しかし小型ミサイルの射程距離はそれなりに広く、遠距離への狙撃手段としても期待できるでしょう。

赤心少林拳

必殺キックの豊富なバリエーションはもちろん、「諸手頸動脈打ち(第3話)」「梅花の型(第13話)」「真剣白刃取り(第17話)」といった特殊技も確認できます。300tパンチを発揮する腕で頸動脈を狙うのは殺意が高すぎないか?

赤心少林拳の修行は歴代屈指のスパルタっぷりですよね。真剣白刃取りの修得なんて命懸けだもんなぁ。

老師曰く「真剣白刃取りの極意は、まず敵の太刀と自分の距離を一瞬のうちに見極める目を持つことだ。」ですが、その内実は「髪の毛一本の距離まで剣が近づいても避けてはいけない」「弓矢をキャッチしろ」です。

後述する「火炎の行」も含めて、赤心少林拳の修行はあまりにも過酷で脳筋すぎます。

機動力

走力は不明ですが、ジャンプの高さは100mとされています。歴代ライダーと比較すると「青クウガの3倍以上」「メタルクラスタホッパーと同程度」となり、中々の実力と言えます。

書籍によっては「重力制御装置を操作することで無限に跳べる」という記載もあるようですが、公式サイトで確認できる図鑑と劇中描写からは確認できなかったため、ここは素直に「ジャンプ100m」を採用します。

正直に白状しますと「ジャンプ無限」を反映させると点数が100点を超過してしまうので、調整的な側面もあります…。

特殊能力

赤心少林拳で培った精神力が非常に強いです。特筆すべきは第10話ですかね。直近の『ゼッツ』における「ブラックケース」と似た現象が描かれています。

スーパー1も「幼少期に脚を怪我したトラウマを悪夢によって刺激され、動かせなくなる」という症状に苦しみますが、赤心少林拳の老師曰く「精神統一すれば克服できる」とのこと。

  • Q:ではどのように精神を統一するのか?
  • A:火炎の行

「火炎の行。これは燃え盛る炎の中を歩いて渡る、荒業の中の荒業である。極限にまで精神を集中しなければ全身焼かれて死ぬ、決死の行である!」という迫真のナレーションが入りますが、要するに「極限状態に追い込むことで、トラウマとか意識できないほど強引に集中させれば良いよね!」という発想です。あまりにも脳筋すぎるだろ。

これに限らず今作では「精神力」が明確に重視されており「敵の幻術・分身を見破る(劇場版など)」「変身ポーズなしで瞬間変身(第4話など)」といった応用も確認できます。ただし必ずしも完全無欠という訳ではなく「特殊音波に苦しむ(第20話)」といった描写もあります。

また敵による電撃・火炎・冷凍ガス・毒などにも苦戦しているため「何でもかんでも無効化できるチートキャラ」とまでは言えないと思います。ファイブハンドに関しても「なぜか故障している(第6話)」「破壊される(第18話)」が描写されています。

自身の回復・故障の修復・出力の増強を自身の秘密基地にあるメンテナンスマシンで実施できる点は優秀ですが、裏を返すと「一時撤退を前提としている」とも言えるでしょう。

因みに「科学の使者であるがゆえに魔法無効」という設定は、管理人が調べた限りだと確認できませんでした。昔からネットの各所で記載されていたので正しい情報だと信じ込んでいたのですが、これはデマの可能性がありそうです。

強い?弱い?

最強格に挙げて良いと思います。

  1. 300tで殴る
  2. とりあえず3億ボルトを浴びせる
  3. ダメなら低温ガスと火炎放射を試す
  4. 怯ませて必殺キック

上記コンボで大半の怪人を葬っています。これが通用しない僅かな例外を「赤心少林拳の特殊技」「パワーハンドの超火力」「レーダーハンドのミサイル」で処理している印象です。

マジで「いったん3億ボルト浴びせとくか」くらいのテンションで気軽に電気光線を撃ってきますからね。低温ガスも「炎を凍らせる」意味不明な威力だし、火炎放射も「-250℃の冷凍ガスを無力化」する火力です。

本当に自力で攻略できなかったのって第23話の「テラーマクロ」くらいじゃないか?あれは肩の弱点を露呈させない限りは不死身の怪人なので、玄海老師のアシスト無しだと厳しかったと思う。

でもそれ以外は大抵「ファイブハンド&赤心少林拳」で問題なく倒せていますし、苦戦した場合も「チェックマシーン」によってダメージからの復帰や戦力の立て直しが可能です。

一応は「チェックマシーンへの依存度が高い」ため、完全なる格上相手に逆転勝利するためには「一時撤退→セルフメンテナンス」という過程を要します。「奇跡を起こして”その場で”逆転勝利」という展開は期待しにくいかもしれません。

とはいえ「スーパー1の格上」を名乗るには「打撃・炎・氷・電気を全て無効化」する程度の実力が求められ、そんなヤツは殆ど存在しないと言って良いと思います。

そもそも変身者の沖一也が「ノーブル科学賞候補者よりも優れた頭脳を有する(第15話)」なので本当に隙がない。(ノーブルは現実でいう「ノーベル」だと思われる)

魔法や奇跡といった特殊性こそ目立ちませんが「超火力・豊富な攻撃手段・頭脳」という真っ当に強い要素を赤心少林拳で脳筋ブーストした激強ライダーだと言えるでしょう。

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙

  • とりあえずエレキ光線
  • 冷凍ガスで敵を凍結
  • パワーハンドで頭を握り潰す

解説

やっぱり3億ボルトの電気光線を手軽に撃てるのは便利すぎます。まずは電撃で怯ませて隙を作り、冷凍ガスで敵を凍結しましょう。

本編では「凍結→必殺キック」の流れが定番パターンでしたが、個人的にはパワーハンドで握り潰す方が早いと思います。

なお、赤心少林拳は使いません。玄海老師が視察してきた際に下手な拳法を披露してしまうと、トンデモない修行を強いられます。敵と戦う前に修行で命を落とす可能性が極めて高いため、なるべく避けたいです。ファイブハンド厨になりましょう。

ただし玄海老師の戦闘力は非常に高いため、良好な関係性は維持しておきたいです。精鋭怪人を素手で爆殺する程度には強いんだよなぁ、あの爺さん……。

有利な敵

仮面ライダー装甲響鬼

「修行で強くなる」という要素が似ているライダーです。そもそも修行を積まなければ変身すらできない設定でしたよね。

響鬼は第33話にて「兎跳び・発声練習」等の修行を経て装甲響鬼への覚醒を達成しましたが、スーパー1も第2話冒頭にて険しい山道を兎跳びで進む修行が描写されています。それどころか「地獄稽古=拳法家100人抜き」まで経ているので修行の厳しさが違うと思います。

布施明も相当に厳しかったけど、それ以上に玄海老師が脳筋すぎます。発声に関しても『スーパー1』の主題歌は主演俳優が担当しているので、響鬼に対抗する余地は十分でしょう。

装甲響鬼は「短剣に炎を纏わせて巨大な刀身にする」が特徴的ですが、この炎をスーパー1の冷凍ガスによって無力化される可能性があると思います。

「真剣白刃取り」あたりも考慮すると全体的にスーパー1が有利になりやすいと考えます。

仮面ライダーオーズ(プトティラ)

「敵を凍結させた上で必殺技を撃つ」という戦法が似ています。

ただし火力面はスーパー1が上位互換である印象を受けます。プトティラコンボの必殺火力は200tですが、スーパー1のパンチは300tであると言及されてますからね…。

昭和の映像技術的に冷凍ガスの射程距離は短いように見えますが、劇場版で「空飛ぶ火の車」という巨大マシンを凍結させているため、プトティラに負けず劣らずの凍結能力だと思います。

凍結能力同士で決着がつかない場合は超高温火炎なり3億ボルト光線で対抗する選択肢もありますし。エレキハンドへのチェンジも0.5秒で完結するので隙がないんだよなぁ。

必殺火力200t!仮面ライダーオーズ(プトティラコンボ)の戦闘力
最強形態だけど基本形態

不利な敵

仮面ライダーフォーゼ(エレキステイツ)

劇中でも「同じ属性に競り負ける」描写が殆ど無かったスーパー1ですが、流石にフォーゼの「100億ボルト」というメチャクチャな数値には対抗できないでしょう。

単純な数値比較ならスーパー1の33倍以上に相当する電気攻撃ですからね…。確かにスーパー1も第18話でエレキハンドの出力向上を図っていますが、流石に100億ボルトには届かないんじゃないかなぁ。

「同じ電気属性の攻撃を無効化する」設定があれば話も変わるのですが、スーパー1に関しては第44話にて「(敵の電気攻撃を受けて)このままでは全身のメカがショートしてしまう…」と苦しむ描写があります。

一応は最終回で「宇宙プラズマをエネルギーとして吸収する」描写もあるのですが、これだけで「電撃無効」と言い切れるかは微妙なところだと思います。

仮面ライダークロノス

歴代屈指の強キャラと言えるスーパー1ですが、彼の真価は「正攻法での勝負」で発揮されると思います。

裏を返すと「時間停止」のような特殊能力に対抗する術はあまり確認できず、劇中でも怪人の特殊能力に苦戦する場面は多いです。

それこそ第26話では時間を操作する怪人に苦戦しており、結果的に撃破こそできたものの、「時間操作を克服した」とは言えない展開でした。

クロノスのように、より精度の高い時間停止を扱うライダーに対して、勝ち筋を見出すのは容易ではないと考えます。

時間停止だけじゃない!仮面ライダークロノスの戦闘力
有利な敵/キングフォーム/時間停止中に攻撃できるか否か

ベストパートナー

仮面ライダーダブル

テラードーパントを撃破する上で、スーパー1と組めれば非常に心強いでしょう。

テラーによる「恐怖心を煽る」効果は、まさにスーパー1が第10話で経験した「火炎の行」と相性が良いと思います。あの修行を乗り越えた精神力があれば、テラーの恐怖に対しても耐性を発揮できる可能性があります。

それこそ左翔太郎も道連れにして修行すれば話は早いでしょう。特殊犯罪あふれる街「風都」の治安改善にあたっては、「赤心寺の設置」が最適解かもしれません。

仮面ライダーBLACK

『ディケイド』夏映画にてライダートーナメントの決勝戦に臨んだ仲間ですが、この二人は共通点が絶妙に多いです。

  • バイク2台持ち
  • 最終回限定で剣を装備
  • 主演俳優がOP曲を歌う

今となっては結構珍しい要素ですよね。バイク2台持ちなんて殆どいないんじゃないか?最終回限定の剣装備も特別感満載でカッコイイ。

主演俳優に関してはOP曲以外にも…。何かと後年になって煙が立っている印象です。

ドグマ帝国の思想

『スーパー1』という作品は「ドグマ帝国編(第1~23話)」「ジンドグマ編(第24話以降)」で大幅に作風が異なります。

放送する時間帯が変更された事情もあるので仕方がないのですが、ジンドグマ編はちょっとオススメできないかな…。管理人的にも視聴するのが苦行に感じてしまいました。特撮作品が「子供向け」であることは当然ですが、後期スーパー1は「幼児向け」だったように感じる。

一方で「ドグマ帝国編(第1~23話)」は普通に面白いです。もちろん昭和作品特有のガバガバっぷりも目立つのですが、「武術」というテーマは一貫していて見応えがあります。

そして地味に「ドグマ帝国の思想」も生々しいんですよね。単なる世界征服ではなく、「社会的弱者を排除して勝ち組だけの社会を作る」ことを目的としています。第1話では「人類を滅亡から救いユートピアを目指す」「弱者が繁殖して地球を破滅に追いやろうとしている」とまで発言してますからね。

当然ながら特撮作品の敵キャラなので発言と手段は過激で極端ですが、こうした「優れた人間を選別し、弱者を排除する」という思想自体は、現代社会で考えてみても完全に無関係なテーマとは言えません。東映公式でも、ドグマ王国は「美しい者や優れた者のみで構成するユートピア」を目指していたと説明されています。(仮面ライダー公式サイト)

例えば現代でも、社会保障のあり方や外国人政策などを巡って、社会の構成員をどこまで受け入れ、誰にどの程度の支援を行うべきかという議論があります。良いか悪いかはさておき、こうした現代的な議論と照らし合わせると「ドグマ帝国の思想って、妙に生々しいな」と感じてしまうんですよね。

また第6話で描かれたドグマ帝国の自由恋愛アンチっぷりも、令和時代に見ると結構面白いです。

ドグマ怪人曰く「お前たち人間どもは!好きとか嫌いで結婚を決めるようだが、それは愚かなことだ!我がドグマは全ての能力を調査し、ドグマ式相性テストで相手を決める!感情で相手を決めるから不幸になるのだ!我がドグマは優れた子孫を残すために一番良い組み合わせを作ってやってるのだ!」です。これ非常に令和的な価値観だと思いませんか?(笑)

もちろん「他人が勝手に結婚相手を決める」という発想は気持ち悪いんだけど、「スペックで相手を選ぶ」に関しては現代的ですよね。

今は婚活でもマッチングアプリでも、お互いの年齢・職業・年収などの情報を確認した上で相手を選ぶことがあります。もちろん、現代の婚活とドグマ式相性テストが同じものだと言いたいわけではありません。

ただ、仮に「能力の高い者同士を結びつける」という思想を極端に推し進めれば、

  1. 高スペックの子孫は残る
  2. 低スペックの子孫は残らない
  3. 社会的弱者を排除して勝ち組だけの社会を実現する

というドグマ帝国の理想に近づいていくようにも見えます。

管理人としては特に社会に対する批判があるわけではなく、むしろ「健全なのかな~」くらいに思っています。

「ドグマ帝国みたいな令和は間違っている!」ではなく、「ドグマ帝国の価値観は、妙なところで現代社会を先取りしていたんだな」という感想に近い。主演俳優も「金の心を持つ男」になってしまったし。

そんな感じで『スーパー1』に関しては、第1~23話までは自信を持ってオススメします!

「脳筋すぎる修行」と「妙に生々しい思想」はクセになる魅力がありますよ。

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