電波人間タックルの戦闘力

戦闘力

出典:ガンバレジェンズ公式様 ©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映ビデオ・東映 ©︎BANDAI

総合戦闘力

スペック


タックル
パンチの威力不明
キック威力不明
ジャンプの高さ3m
100m走のタイム不明

引用:仮面ライダー図鑑

強さ解説

火力

基本的には「ブラックサタンの戦闘員をギリギリ倒せる程度」だと思います。流石に一般人よりは強いと思いますが、大きな差を見出す事もできないかなぁ。

必殺技である「電波投げ」を多用しますが、基本的には戦闘員の処理に留まる印象です。殆どの場合で怪人には通用しないものの、ストロンガーとの戦闘で既に体力を消耗していた様子の鮫怪人には通用しています(第21話)。まぁ第21話の電波投げもストロンガーが必殺を撃つまでのアシストではありますが…。

ただし「ウルトラサイクロン(第30話)」に関してはかなり高い殺傷力があると言えるのではないでしょうか。

第13話にて、体内に12万度の熱を宿すと言及されたストロンガーの火力は非常に高いと推測されますが、彼の実力をもってしても「デルザー軍団」の怪人たちには苦戦を強いられました。

デルザー軍団との戦闘描写を整理していくと

  • タックル(電波投げ)→戦闘員相手でも厳しいケースがある
  • ストロンガー(通常必殺)→単発での怪人撃破は困難
  • タックル(ウルトラサイクロン)→怪人を撃破可能
  • ストロンガー(チャージアップ)→怪人を撃破可能

といった具合になるかと思います。やはり通常ストロンガーの必殺技が通用しない新組織の怪人を撃破した実績は高く評価して良いと思います。

まぁウルトラサイクロンは自壊技で「発動=死」を意味するため、実用性の観点では微妙なんですけどね…。

汎用性

基本的には格闘、必殺技として「電波投げ」を適宜発動している印象です。

電波投げは「衝撃波」に近いイメージだと思います。敵に触れる事なくダメージを与えられる点は偉いです。

ただし「戦闘員を蹴散らせる程度」の火力では汎用性も評価しにくいかなぁ。それこそ『スーパー1』に登場した「玄海老師」が放つ正拳突きの方が火力高そう。

ウルトラサイクロンも自滅覚悟の技だし実用性は無いよね。

機動力

跳躍力に関しては「3m」と公式図鑑に記載がありました。数値としては「通常ヴァレン」と互角の水準となります。

流石に歴代でも最低水準と言わざるを得ませんが、何気にコイツは第23話で飛行してるんですよね。一応はストロンガーとの連携技に見えなくもないので評価が難しいのですが、若干の加点をしておこうと思います。

特殊能力

一応は「あらゆる電波を送受信できる」とされていますが、目立った活躍は無かったと思います。少なくとも私の印象に残ってるものは無いです。毒耐性や催眠耐性も確認できないし。

逆に「変身によるデメリット」も特には無いです。戦闘能力はさておき、「普通に変身して戦う」という最低限の基礎は認められるでしょう。

それこそ「変身するだけで寿命を削るライダー」なんてのも存在するので、そういう意味では幾分かはマシかもしれません。

ギガント自体は高火力だけど…仮面ライダーG4の戦闘力
ゼロツーが上位互換すぎる

強い?弱い?

基礎性能は「弱い」と言わざるを得ないでしょう。

基本的には雑魚処理要員として活躍するのがやっとですが、場合によっては戦闘員相手ですら劣勢になる事もあります。

当然ながら怪人への対抗手段に乏しく、どうしても「ストロンガーが登場するまでの咬ませ犬」という印象は拭えません。

当サイトにおける評価としては「通常G3」と近しいレベルにしますが、基本的な戦闘力自体は彼に劣ると考えます。

自分にだけ激甘な気の強い女上司いいよね…。仮面ライダーG3の戦闘力
小沢さんにマスク装着されたい

ただし捨て身の大技である「ウルトラサイクロン」の殺傷力に関しては非常に優秀であると推測されるため、その要素を加味した点数となっています。

  • 通常G3→怪人も頑張れば倒せる。でも強敵を倒す奥の手は期待できない。
  • タックル→基本的に怪人は倒せない。でも強敵を倒す奥義がある。

総合力としては低めに評価したものの、スストロンガーが苦戦した相手に対し、最後は自らの命と引き換えに決着をつけたことも事実であり、歴史に爪痕を残した初の女性戦士と言えるでしょう。

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙

  1. タイツを履く
  2. 救援の電波を全力で発信

解説

戦いません。助けを呼びましょう。

「あらゆる電波を送受信できる」という設定がありますから、ストロンガーに限らず見境無しにSOSを撒き散らせば良いです。誰かしらは気付いてくれるでしょう。

ただしタックルのミニスカートは丈が短すぎます。あなたが女性の場合は良いかもしれませんが、男性の生脚は許されません(B’zは例外的に許される)。

少なくとも黒タイツ、可能であれば長ズボンを履くことで職務質問を受けるリスクを低減しましょう。

有利な敵

仮面ライダーキバ(基本形態)

タックルの「電波投げ」は戦闘員を吹き飛ばしたり転倒させる程度の威力であるため、一般的なライダーへの対抗手段としては力不足でしょう。

ただし体勢が著しく不安定なキャラに対してであれば通用する可能性があるかも…?

例えば「キバ(通常形態)」は必殺前の片足立ちポーズが象徴的ですが、あれは非常に不安定な体勢だと思います。

このポーズをとった瞬間に電波投げを発動する事ができれば、流石にバランスを崩せそうです。

不利な敵

ゼクトルーパー

雑魚処理としての活躍が目立つタックルですが、あくまで格闘攻撃が基本です。それこそ大量の人員かつ銃撃が可能なゼクト部隊ともなると、タックル側が不利になるかと思います。

一応「電波投げ」は連続発動が第3話などで確認されており、これを範囲攻撃の要領で使いまくれば勝てないことも無いだろうけど…。

ただ劇中でも戦闘員数名をまとめて転倒させる程度だったので、攻撃範囲自体はそんなに広くなさそうなんですよね。ゼクトルーパーを一掃しきる前に、タックルが射殺される展開になりそうです。

仮面ライダーチェイサー

そもそもタックルとしては、彼女単独ではなく「早々にストロンガーを呼び出す」という作戦が最適解だと思われますが、その妨害をする意味で選出しました。

戦闘中にタックルがストロンガーを呼び出す手段として、「頭部のアンテナから電波を発する」という方法が考えられます。

しかしチェイサーには電波妨害能力があります。

つまり、タックルがSOSを発信しようとしたところで通信を妨害され、最大の切り札であるストロンガーを呼べなくなる可能性があります。

タックル単独でチェイサーと戦うのは厳しいでしょうから、これは相性以前に「助けを呼ぶ」というタックル最大の勝ち筋を潰される点で相当に不利です。

超重加速と有能な斧!仮面ライダーチェイサーの戦闘力
尻がすごい

ベストパートナー

仮面ライダードォーン

「鉄の処女(アイアンメイデン)」の経験者です。

実はタックルも第21話にて閉じ込められているんですよね。あんな針で串刺にされたら普通に死にそうですけど、なんで生存してたんだろう…。

仮面ライダードォーンの戦闘力
太陽の熱で整うなよ…

仮面ライダーディケイド

「流浪の戦士」という点に共通点を見出せるでしょうか。「通りすがりの仮面ライダー」といったら『ディケイド』のイメージですが、実は『ストロンガー』も常に各地を転々と旅する作風なんですよね。

そういえばリメイクされたタックルは激情態ディケイドと旅してましたね。広瀬アリスが演じてたやつ。

当時は「なぜディケイドとタックルの組み合わせなんだ?」と疑問でしたが、同じ旅人繋がりでタックルを選出したという事であれば、中々に趣深いなぁと感じます。

仮面ライダーBLACK

声圧が凄すぎて語尾が聞こえません。

てつを「仮面ライダーブラァッ!!」

タックル「電波人間タックッ!!」

タックルの存在意義

仮面ライダーシリーズ初の女性戦士として知られるタックルですが、小学生の頃に観た時はダサいと感じました。

やっぱり非力だし、毎回のように足手纏いになるし。「なんでタックルが存在するんだろう」と子供心に思っていた記憶があります。

もちろんシリーズ全体で考えれば、後年に女性仮面ライダーが活躍する基礎を築いた存在として意義深いのですが、『ストロンガー』という作品に限って考えても、重要な存在だったのかなと今になって思います。

『ストロンガー』って、昭和作品にしてはイベントが多いんですよね。全39話なんですが、全体の構成にメリハリがあると感じています。

  • 1~13話→タイタン
  • 14~16話→シャドウ
  • 17~23話→復活タイタン
  • 24~26話→ブラックサタン壊滅
  • 27~30話→デルザー軍団登場&タックル死亡
  • 31~34話→チャージアップストロンガー活躍
  • 35~最終話→歴代主人公集結

「ただ敵が変わっているだけじゃね?」とも言えるのですが、タックルが死亡することで物語の緊張感が一気に増すんですよね。

そもそも第27~30話は苦戦が多く、ストロンガーが自ら負けを悟って撤退する場面も目立ちます。

「タックルが死んだ絶望感」というより、「ストロンガーが新組織に苦戦する絶望感を、タックルの死で補強した」というイメージに近いかもしれません。

翌週には強化形態を獲得するので絶望感も緩和されますが、この温度差が良い効果を出していたのかなと思います。

やっぱり「敵が強くなった→こちらも強くなろう」だけだと単調すぎるじゃないですか。でも「タックルが死ぬほどヤバい敵がいる」となると、ストロンガーが強化されることにも説得力が出てきます。

その後の歴代主人公集結も、「敵が強い」という事実があってこそ必要性が生じるのであって、その裏付けとして「タックルの死」は分かりやすかったのではないかと思います。

まぁ確かに第1~13話は「ピンチに陥ったタックルをストロンガーが助ける」という展開が繰り返されるので微妙ではあるのですが、大人になって見返すと面白い要素も多いと感じました。

まず拠点がないんですよね、この作品。

いわゆる「ロードムービー」という作風なんでしょうけど、これは歴代でもかなり異色だと言えるでしょう。『ディケイド』ですら光写真館という拠点があったわけですし。

加えて登場人物の属性も凄い。ストロンガーは「大学を中退して放浪する男」だし、タックルに至っては「17歳でバイクを乗り回し、全国を放浪する少女」ですからね。学校に通っている様子もほとんど描かれないので、令和の価値観で見ると非常に尖っていると感じます。

そんな少女が青春を捧げてまで戦い、相棒であるストロンガーの足手纏いとならないように振る舞う姿は健気です。

そう思うと序盤の展開も見方が変わってくるし、第30話における殉死も悲壮感が増すのではないでしょうか。

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