描かれた内容
- 総集編
- ジークの本音
- ねむちゃんの動向
総集編
仮面ライダー登場せず!そういえば昨年の『ガヴ』においても総集編で主人公が変身しない回があったかと思いますが、あれは2号ライダーがちゃんと変身してましたからね。
今回は主役だけでなくサブライダー含めて全員未登場ですから、かなり攻めてるなと感じました。もちろん総集編なので回想シーンでライダーの姿は映るんですけどね。
でも単なる「振り返り」だけではなく、後述するジークの本音や消えていく仲間たちといった物語上の進行もしっかりあったので見応えはありました。
ジークの本音
前話の時点で「真っ当な人生を夢見た幼少期」があったからこそ「今までずっと狂人を演じるしかなかった」ことが示唆されましたが、今回は更なる深掘りがありました。
ジーク曰く「(自身の存在を忘れられる事が)夢にまで見た最期だ。夜が明けるのをずっと待ってた。犯罪者の家に生まれて、ガキの頃から背負っていた罪を罰してくれる誰かを探していた。この世の罪を恨んで、この手で罪を罰する時だけ笑っていられた。この俺に相応しい罰を与えるヤツは誰だ?CODEか?それともナイトメアか?それともゼッツか?けど違ったよ、俺にとびっきりの悪夢を見せてくれるのは、やっぱり”ねむ”ちゃん、お前だった。お前と俺は正反対だ。どんな人間の夢だって叶えたい。そんなお前なら最悪のナイトメアが宿ると思ったんだよ。これで終われる、長い夜が明けるんだ…。忘れてくれて、ありがとな~」との事でした。
セリフが抽象的なので様々な解釈ができそうですが
- 本音では誰よりも罪を恨んでる
- だからこそ自身が背負った罪の重さも理解している
- 自身の重過ぎる罪は単なる死では罰する事ができない
- 死以上の罰を悪夢に求めた
- 最も強大な悪夢を叶えられる”ねむちゃん”に固執した
といった心理構造なのだと個人的に捉えました。
「罪を恨む=正義や平和を叶える」ではなく「自身を含む悪の撲滅」が起点であり、あくまで「パニッシュメントという行為自体を楽しむ」だったのだと思います。
断罪そのものを目的とする存在としては「ゼイン」のような類似例もあり、概ね過剰な正義を振りかざす悪役として扱われる印象ですが、ジークの場合は「断罪対象に自身も含まれる」点が特殊だったように感じました。
逆ゼロノス
オブビリオンゴアナイトメアの能力により、ねむちゃんが次々と記憶を失っていきます。そして理屈は分かりませんが「ねむの記憶から消える=存在が消える」であり、登場人物が次々と消滅します。
ジークに関しては本望と言わんばかりの満足した表情で消えていきましたし、ノクスに関しても「CODE潰したし、もう良いや…」という雰囲気だったのであんまり悲壮感はありませんでしたが…。
ただ一方で莫に関してはちょっとキツかったですねぇ。あれだけ今まで一緒に過ごしてきた記憶を振り返ったのに無慈悲にも忘れ去られる展開は良い意味でグロさがありました。
なんだろう。今作の主人公である莫って味方が少ないし、協力し始めたのも後半戦からじゃないですか。その中で唯一最初から身近にいてくれた存在が”ねむちゃん”だった訳です。
今作のヒロインが「グループで行動する仲間の中の一人」ではなく「主人公と2人きりで行動するパートナー」としての印象が大きいだけに「莫の扱いがジークやノクスと変わらなかった」点がちょっと可哀想に感じられたのかもしれません。
青い薔薇を添えたのは、推しに特別扱いしてもらえなかった事でキレ散らかした万津莫による「ハイパーキックするぞ?」という殺意の暗示なのかもしれません。
まとめ
今週末に公開される映画では「ねむちゃんが現実世界で活躍する」ような場面が予告にて確認できますが、TV本編の内容とバッチリ噛み合ってきましたね。
時系列的には完璧なタイミングだと思いますが、ノクスの変身能力に関してはどう整合性を取るんですかね?現時点だと変身能力を喪失した状態ですが、劇場版ではガッツリ変身するでしょうし。
TV本編の動向に関しても、今回で消えた面々はどう復活させていくのでしょうね。流石に莫とノクスに関しては復活するでしょうが、ジークに関しては綺麗に消えた感もあるので今後の扱いが気になります。
それにしてもラスボスは誰になるんだろう。流れ的には完全にThe Ladyだと思うんですけどねぇ。
現状生存するThe Lady、ファントムゴアナイトメア、オブビリオンゴアナイトメアの誰がラスボスになったとしても「単体ラスボスとしては初の女性キャラ」という事になりそうです。
まぁオブビリオンゴアナイトメアは女性キャラって感じではないですけど、一応はねむちゃんの深層心理に関連するキャラだし。
ひとまず今週金曜日には劇場版も公開される事ですし、作品全体として大きな動きを観測できそうで楽しみです。私も定時退社で初日に観にいきたいぜ!

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