なぜ目覚めた?
色々語りたいことはあるんですけど、まず「なぜ最後に莫は目覚めたのか」が非常に気になります。
- エクスドリーム多用で夢世界の住人になる
- 自身の組織「ZEZTZ」を立ち上げる
- No8を懐柔
- 夏映画
- 最終回ラストシーンの起床
素直に考えると上記の流れになると思うのですが、莫が目覚めるにあたって何か伏線とかってありましたっけ?
少し気になるのが「星乃塚学園大学」の存在でしょうか。これマイスのヒロインが通う高校が「星乃塚学園附属高校」だったりしない?
そうだと仮定すると
マイスのストーリーが進行する莫に手渡されたゼッツエグスが作用する現実世界に莫が復活する
という流れが成立すると思うんだけど考え過ぎかなぁ。
現時点で『マイス』のあらすじを調べても、ヒロインが通う学校名が分からなかったので何とも言えないですが、ちょっと怪しい気がしてる。
仮面ライダーWEBにて公開されている相関図を見ると「夢を叶え皆で目覚めを出迎える」と記載されていますが、この「夢を叶え」が何を指しているのかが気になるなぁ。
物語の流れ的にVシネは確実にありそうな気がするけど、現時点では特に発表されてないもんねぇ。『ガヴ』の時は最終話の時点で制作が発表されてたけど、今年に関しては『カブト20th』があるので後ろ倒しなのかもしれませんね。
→と思いきやFSで描かれるそうですね。FS前提かぁ。
最終回限定フォーム
まぁファン界隈でも言われていますが「ノルマ感」は否めませんね(笑)。必然性は感じられなかった。
でもパチンコ777演出キックは地味に好きなので、改めて見ると感慨深さも感じたから個人的には嫌いじゃないかな。
トリプルキックで〆るのも綺麗だけど、やっぱり最後はゼッツ単騎で戦わせるのが今作らしいかなと思います。
ただ共闘シーンも意外と良かったと思う。ちゃんと3人それぞれの個性が際立っていた。単に「足並み揃えて協力するぞ!」ではなくて「目的が一致しただけ」を最後まで貫いたのは好印象です。
敵に向かって走り出すシーンも同時じゃなくて「天野がアヒャアヒャ言いながら先陣を切る」なのが良い。同時必殺キックも「ゼッツだけ先に命中」で揃わないのがオシャレだと感じました。
一年を通しての総評
色々と批判意見を目にする今作でしたが、個人的には非常に良い作品だったと思います。まず前作『ガヴ』との差別化はしっかり出来ていたと思う。
どうしても『ガヴ』で描写された「丁寧な人間関係」を期待してしまうと、作風の異なる『ゼッツ』で落差を感じてしまう側面はあるだろうし、そこは仕方ないのかなと思います。
ただ『ゼッツ』に関しても人物描写が”雑”だと感じる場面は少なかったと思うんですよね。どうしても主要人物が自己完結的で周囲との協力を前提としない作劇だったため目立ちにくかったですが、心情描写は丁寧だったと思う。
それこそ「現実ではニートの莫が無敵のエージェントに憧れる」には諸々のコンプレックスも反映されているであろう描写もあったし。最終盤で描かれた「The Ladyの母性」や「兄と離れたくない美浪」も丁寧だったと思う。
ジークも最終的には「自身に罪を課す」という行動原理が明確になったし、ゼロの「司令官と父親の立場で苦悩する」も良い意味で複雑な心情描写だったと感じる。
ノクスに関してはまぁ(笑)。でも目的は「CODE打倒」で一貫してたし、改めて振り返るとギリ理解はできるかな。確かに1周目と2周目で扱いが大きく変わっていますが、それ故に「予知夢編と現実編の2部構成」という今作最大の特徴を象徴する存在だと思います。
惜しいと感じたところ
- CODEの扱い
- ねむちゃんの扱い
- 説明不足
一つ目のCODEに関しては「ロードスリーブースター」の記事で述べたとおりです。ザックリ言うと「No6だけ生存させてゴアナイトメア戦に参加させても良かったんじゃね?」という趣旨です。
新生CODEという概念自体は、最終話で登場した新組織「ZEZTZ」が該当するのでしょうが、個人的には第3勢力として”CODEのまま”残して欲しかった気持ちはあるかなぁ。

ねむちゃんに関しては最後まで存在感が薄かったね。ただし徹頭徹尾「守られる存在」を貫いたのは良かったと思う。
主人公もThe Ladyも、基本的には彼女を守り抜くために動いていた訳ですし。ただ主要人物たちが「ねむちゃんを守りたい!」と行動する動機がちょっと弱かったのかな、とも感じます。
莫としては「憧れのタレントだから守りたい」、The Ladyとしては「娘だから守りたい」で理解は出来るのですが、最終盤まで引っ張るにしては少々単純すぎた印象は否めないです。
例えばThe Ladyの過去に「結婚や育児を諦めてCODEに所属した=家庭を持つ事への強い執着が深層心理にあった」とかが描かれると説得力が増したかなって思う。
莫に関しても「不幸体質で病んでた時期に、ねむちゃんが心の支えだった」とかがあると良かったんじゃないかな、ベタだけど。
どうしても本編の描写だけだと「ねむちゃんカワイイよね!だから絶対守るよ!」に感じてしまい、重々しい今作の雰囲気から悪い意味で浮いてしまった印象を受けます。
説明不足に関しては多くの人が感じている部分でしょう。私としても「エクスドリームの副作用」あたりはよく分かってないし。
これ分かる人いたら教えて欲しいんですけど、エクスドリームの副作用って夢世界の住人化で解消されたんですかね?
まず副作用の内容が「現実と夢の区別がつかなくなる」だと思うのですが、現実に戻る事がなくなればこの副作用も機能しない気がするんですよね。
加えてこれも曖昧なんですけど夏映画における「ノクス死亡回避リセマラ」は白昼夢の能力っていう認識で合ってる?それともエクスドリームのフルライズで時間巻き戻し?
まぁ私の理解力に問題がある側面も大いにあるとは思いますが、ちょっと難しいと感じる部分もあったかな。
ただ「分かりにくい」は必ずしも悪い事じゃない気はしてる。言い換えれば「解釈の余地が残されている」だし。ミステリアスな世界観は個人的に結構好きなので、何でもかんでも説明すれば良いって話でもないとは思います。その塩梅が難しいんだろうけど。
まとめ
色々と謎を残した『ゼッツ』という作品でしたが、私はめっちゃ好きです。単純な好みだけで言えば『ガヴ』よりも好きかな。
作品のクオリティという意味では『ガヴ』の方が高く評価されやすいと思いますが、そもそも作風が全く異なるし仕方ないとは感じます。
もちろん『ゼッツ』に関しては粗を感じさせるポイントもあったかと思いますが、それは『ガヴ』にも当てはまる事だと思う。個人的に「リゼルの処遇」は未だに納得できてないし。

人間関係こそ希薄だった『ゼッツ』でしたが、展開が面白過ぎて毎週ワクワクして観てました。
身も蓋も無い話ですが「カッコイイ仮面ライダーがミステリアスな世界観で戦う」という基本に忠実な作品だったと思います。
何はともあれ「ライダーの造形」「主要人物たちの顔面偏差値」「派手で新鮮な戦闘演出」が揃った素晴らしい作品だった。
真っ当な感性を持った視聴者的には物足りないのかもしれませんが、大人になっても厨二病を引きずっている管理人的にはブッ刺さる魅力があったね。
もう万津莫がカッコ良すぎるよ。コイツに憧れてベンチプレスやり込んだもん。この1年で重量80kg→110kgまで伸ばしました。ジムのロッカーも必ず「007」を使ってました。そろそろカラコン茶髪ハーネススタイルで出社するかもしれません。俺がカタストロムだ。
どうでも良い話に逸れましたが、取り敢えず私はゼッツ好きです!Vシネ待ってる!マイスと世界観繋がってる展開だったら度肝を抜かすけど果たして…。

コメント