
出典:ガンバレジェンズ公式様 ©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映ビデオ・東映 ©︎BANDAI
総合戦闘力

スペック
| フィジカムインパクト | |
| パンチの威力 | 8.1t |
| キックの威力 | 16.2t |
| ジャンプの高さ | 9.8m |
| 100m走のタイム | 7.6秒 |
引用:テレビ朝日公式
強さ解説
火力
筋肉質な外見ではありますが、実数値自体は至って標準的です。
基本形態であっても「ゼロワン(キック49t)」「リバイ(キック32.1t)」など、より高い破壊力を有する存在もいます。
前作主人公の「ガヴ(キック2t)」を筆頭に、キックの破壊力が10t未満の基本形態も珍しくないため、ゼッツの実数値が極端に低いわけでもないでしょう。
また第27話で描写された被り凸強化で実数値を底上げしている可能性もあります。
「同じカプセムが増えると効果が倍増する」と記載されていましたが、これを実数値に反映させると「パンチ16.2t、キック32.4t」となり、基本フォームとしては非常に優秀な水準だと言えます。
もちろん「効果が倍増する」が「実数値を倍にする」を意味すると断言はできませんが、第28話以降の活躍を見る限り、パワータイプとして相応しい水準に到達しているように思えます。
汎用性
専用武器「ブレイカムゼッツァー」を所持しています。剣・銃・斧・鎌の4形態に変形可能です。
ひとまず近距離・遠距離の両方に対応できる攻撃手段を有する点は評価します。まぁステゴロでぶん殴ってる印象の方が大きいんだけどね…。
また第20話では「基本形態のまま中間形態の武器に派生形態の能力を上乗せして発動」といった応用も確認され、フォームチェンジを伴わずに様々な能力を発動できる点も評価したいです。
「ブラックホール吸引圧殺」は流石に強いだろ。
機動力
実数値としては非常に厳しい水準です。歴代ライダーと比べても明確に残念な部類と言わざるを得ないでしょう。
跳躍力に関しては「G3-X(20m)」に劣るほどであり、スピードに関しても「サゴーゾ(6.5秒/100m)」より遅いです。
そもそもパワー重視な形態なので仕方ない側面もありますが、過去作には「パンチングコング(3.1秒/100m)」のような例も存在するため、見劣りはしてしまいます。
ただし劇中描写を見る限りだと「瞬発力」に関しては実数値以上の性能であるように思えます。
加えて所持している「プラズマカプセム」は単体使用であっても超スピードを発揮できることが明らかになっており、一時的な加速を期待できる点は優秀です。
特殊能力
「明晰夢の力」は優秀な能力だと思います。本記事ラストで詳細について触れますが、ひとまず「夢の中での行動が現実に反映される」性質は非常に便利です。これだけで18点はあげたい。
加えてゼッツに変身する「万津莫」の強みとしては以下が挙げられます。
- 死なない
- カプセム単体利用で様々な能力を発動可能
- カプセム凸強化機能
- カプセムの入手が容易
- ベルト自作可能
まずですねぇ、コイツ全然死なないんですよ。第24話での死亡描写は夢オチ扱いだし。特に印象深いのは第33話でしょう。怪人視点で考えると「殺したはずのライダーが急に最強フォームに覚醒して出てきた」ですからね。
これが「仲間による蘇生を受けた」等であれば特段珍しくないのですが、ゼッツの場合は「瀕死状態になっても夢世界で活動できる」なのがズルいです。
第40話でも「現実で撃たれた腹部を夢世界で応急処置」という芸当を披露しており、総じて「ダメージを受けて気絶すると、安全地帯である夢世界に飛ぶ」という流れで回復しています。
自身にとって有利な夢世界に入る方法が「睡眠」に限られず「気絶でもOK」な点がゼッツのタフさを補強していると考えます。
②の「カプセム単体使用」も大概でしょう。単純な筋力アップだけでなく「バリア」「プラズマ(音速)」「重力操作」etc…と至れり尽くせりです。
流石に「単体利用だとフォームチェンジより効能で劣る可能性」は否定できないと思いますが、これは③の「凸強化」で相殺できると考えます。
凸強化は被りカプセムを要しますが、カプセムの入手難易度が低すぎるので簡単に凸れると思います。自宅のガチャガチャを回すだけなんだもん。
そして極めつけは⑤の「ベルト自作」です。夢世界で最強形態に変身するためのベルトを自作しています。夢世界と現実世界の時間軸が異なるためなのか、夢世界では開発に長年を要した一方で、現実世界では数分の出来事として描写されています。
こうして見ると、ゼッツは単純に「基本フォームとしての性能が高い」というより「倒されても夢世界に逃げて立て直せる」という継戦能力が非常に高いライダーと言えます。しかもカプセムの入手やベルトの開発まで自力で完結できるため、他のライダーと比べても自己完結性がかなり高いです。
強い?弱い?
非常に強いと思います。
後述する「明晰夢の力」も優秀ですが、それ以上に変身者がタフすぎます。本気でコイツを倒すには、「即死」させることが不可欠になると思われます。
「三途の川を彷徨わせたら絶対に帰ってきちゃうタイプ」と表現したいです。強制的に川を越えさせる必要があるでしょう。
逆に中途半端に気絶させると、僅かな時間で「数十年分の強化」を経て戻ってきてしまうのが厄介すぎます。
これに加えて「フォームチェンジを伴わずに多様な能力を扱える」「手軽に凸強化できる」という点まで踏まえれば、基本形態として破格の強さだと思います。
「基本形態のまま強くなる」の先例としては「タトバコンボ」がイメージしやすいですが、あちらは人外化を前提としていたのに対し、ゼッツの凸強化による副作用は現時点では確認されていません。
とにかく「即死さえ免れれば夢世界でガチャを回して強化できる」という性能であり、豊富な特殊能力と伸び代、耐久性を含めて非常に優秀な性能だと考えます。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙
- プラズマカプセムを起動し超スピード帰宅
- 自宅のガチャガチャを回しまくる
- 限界までカプセム凸強化
- 圧倒的な筋肉量で蹂躙
解説
まぁ凸強化が無難でしょうね。
第28話以降のフィジカムインパクトは、明らかに当初よりも強くなっている印象を受けますし。
「同じカプセムが増えると効果が倍増する」という記載を、実数値が2倍になると解釈するのならトンデモ仕様だと思います。
ただし、大量のカプセムを取り込んだと思われるエクスドリームの実数値が高くないことを考慮すると、必ずしも打撃力が2倍になるとは言い切れないかも…?
少々細かな解釈が難しいところではありますが、凸強化の恩恵はそれなりに大きいと思うので、戦闘時の優先度は高いです。
あとはフォームチェンジ不要のカプセム利用も優秀なので、ガンガン使いたいです。プラズマの加速能力はもちろん、デュアルメアカプセムを使役してビームを撃たせる戦法もアリだと思います。
有利な敵
仮面ライダー電王(ソードフォーム)
ゼッツの初期装備である「ブレイカムゼッツァー」は可変武器であり、4つの派生フォームに対応した形状があります。
似たような例として、電王が使用していた「デンガッシャー」が思い浮かびますが、あちらは各形態で武器種が固定されていました。
一方のゼッツは剣モードを想定した基本形態であっても、銃モードを使用する描写が目立ちます。
同じ可変武器ではありますが、「フォームチェンジとの組み合わせ」を考慮すると、戦略的な自由度はゼッツに軍配が上がる印象です。
仮面ライダーゾルダ
ゾルダの必殺技は超火力の広範囲攻撃で迫力満点ですが「敵を完全に倒し切る」という観点ではイマイチな印象を受けます。
ゼッツの場合、「瀕死状態に追い込まれた程度」であれば夢世界での活動が可能であるため、ゾルダへの反撃を狙えるでしょう。
不利な敵
仮面ライダーアマゾン
こちらは殺意の権化みたいな男です。
執拗に頭や首を狙ってくる時点で相当に殺意が高いですが、
- 頭から血を吹き出している怪人を滝の下に突き落とす(第8話)
- 既に死んでるであろう怪人を川に投げ捨てる(第11話)
- 両腕を落とされて倒れ込んだ怪人に飛び蹴り(第21話)
といった具合に死体蹴りも辞さないオーバーキルっぷりを発揮するため、ゼッツの強みである「気絶して夢世界から反撃」が成立しにくい相手だと思います。

仮面ライダー斬月
夢世界で戦う敵の強さは「夢主の深層心理を反映した強さ」になると考えています。
敵自身の夢世界であれば「自認する強さ」、第三者の夢世界であれば「第三者がイメージする敵の強さ」が重要になるでしょう。
つまり「関係者全員から“強い”というイメージを抱かれている」存在は、夢世界で倒しにくいのではないか、と思うんですよね。
以上を前提とすると、斬月に変身する貴虎なんかはメチャクチャ強くなるんじゃないかなぁ。
主人公の心理にトラウマを植え付けた存在でもあるし、基本的に「主任=強い」は関係者全員の深層心理に深く刻まれていそうです。
ベストパートナー
仮面ライダーディケイド(激情態)
フォームチェンジ無しで各種能力を使用できる点が共通しているでしょうか。
ディケイドに関しては「加速×透明化」という極悪コンボがあまりにも有名ですが、ゼッツは複数のカプセムを同時に使用できるんですかね?
また二人とも「現実の自分と理想の自分とのギャップが大きい」という点も似ていると思います。ゼッツに関しては言うまでもないですが、ディケイドも小説版だと「現実逃避先が仮面ライダーの世界」という具合です。
流石に映像版と小説版を同列に語るのも変な話ではありますが、夢世界で理想を叶えるゼッツと近しい精神構造だと考えます。
明晰夢に対する個人的な評価
『ゼッツ』という作品を考える上で最重要なのは「明晰夢の力」でしょう。解釈と評価が難しいですが、個人的な見解を示します。
- 自身が眠ることで夢の世界に入れる
- 気絶でも夢の世界に入れる
- 自分自身の夢だけでなく、他人の夢に潜入する事もできる
- 夢の世界で起きたことは現実に反映される
重要なのは④でしょう。夢世界で発生したバイオテロ(第9話)、隕石落下(第13話)が現実世界でも反映されています。
これを踏まえると、他作品のライダーや怪人を倒す際は「夢の世界で一方的に攻撃する」戦法が成立するように思えます。
ただし夢世界への潜入が完璧な手段であるとも言い切れず、一定の問題点は抱えていると考えます。
- 夢世界に潜入する際は自身が眠る必要がある=現実世界で無防備な状態になる
- 夢世界だからといって必ずしも敵が無抵抗だとは限らない
- 他人の夢に潜入する場合は、対象が眠っている必要がある(子供達に合わせて早めに入眠する描写あり)
①に関しては分かりやすいかと思います。夢世界での奇襲を企むはずが、逆に現実世界で奇襲を受けるリスクを生じさせる点は無視できないでしょう。
②は個人的な妄想込みの見解です。一般人に対してであれば無抵抗な状態で一方的に攻撃できそうですが、歴代ライダーへの直接攻撃を想定すると反撃される可能性もあると思います。
流石に「ドリームラーニング」という専門教育を受けたゼッツ組の方が有利に立ち回りやすいとは思いますが、歴代ライダーも猛者揃いです。基本的に夢世界であっても対峙した場合は、互いの変身を経た戦闘を避けられないものとして考えます。
③はメリット・デメリットの両方になり得る要素だと考えます。例えば「アギトを倒したい」となった場合を想定してみましょう。考えられる手法は以下の通りです。
- アギト本人の夢世界に潜入して本人を倒す
- アギトを知る周辺人物の夢世界に潜入し、その夢に登場したアギトを倒す
- ゼッツ自身の夢世界に入り、ゼッツ自身がイメージするアギトを倒す
素直に考えれば「①アギト本人の夢世界に潜入して本人を倒す」が最も正攻法と言えるでしょう。しかし「アギト本人の夢に潜入する」ためには、アギトが眠っている必要があります。
その一方で、「アギトを倒す」だけであればアギト本人の夢に潜入することは必須ではないと思います。それこそ「②真魚ちゃんといった周辺人物の夢に登場するアギトを倒す」「③自分自身の夢に登場するアギトを倒す」でも成立するはずです。
ここで問題になるのが「夢の中で対峙するアギト」の強さです。良くも悪くも現実のアギトと異なる可能性があると思います。「夢主のイメージ次第で強さが変動する」と表現すべきでしょうか。
例えば周辺人物の夢世界に潜入するにしても「翔一がアギトに変身できると知っている真魚の夢世界」「翔一を単なる凡人として捉えている太一の夢世界」で前提が大きく変わるでしょう。
「夢世界で翔一と対峙する」を考えた際に、前者の夢であれば「アギトに変身した翔一から反撃を受ける」可能性があり、後者の夢であれば「変身しない翔一を一方的に攻撃できる」と解釈する余地があります。
それこそ「アギトの進化を恐れる黒神様の夢世界」に登場するアギトなんて現実世界の本人より強くなりそうですし。
つまり、夢世界への潜入は「現実世界の敵を一方的に攻撃できる能力」と単純化するよりも、「誰の夢に侵入し、そこで敵がどのような存在として認識されているか」が重要になる能力と考えた方が良さそうです。
「現実世界では強敵だが、一般人からは能力を知られていない」相手なら、第三者の夢を利用することで弱体化させられる可能性があります。
一方で「関係者全員から強者として認識されている」相手は、どの夢に潜入しても強敵として再現される可能性が高く、夢世界での撃破難易度も上がるでしょう。
したがって「夢の中で一方的に敵を倒す→現実世界に反映される」は非常に強力ではあるものの、完全無欠の勝利法とまでは言い切れません。
「誰の夢に侵入するか」「夢主が敵をどう認識しているか」まで考慮して初めて、明晰夢の力を最大限に活用できるのではないでしょうか。
また、そもそも戦わずにゼッツ自身の夢世界で「翔一が育てた野菜に毒を仕込む」暗殺戦法は一見すると成立しそうですが、「アギトを暗殺する」という目的がアギトの存在を過剰に意識させることで「現場にアギトが登場する」という展開にも至り得るでしょう。
「倒したい対象を意識すればするほど対峙する可能性が生じる」という観点では「現実世界よりも暗殺に不向き」と解釈することができそうです。
その一方で「撃破対象を意識せずに攻撃できればOK」と考えれば「大規模な範囲攻撃・無差別攻撃」を夢世界で展開する事で完全暗殺を達成し、現実世界に反映させる戦法は成立しそうです。
何れにしても「明晰夢の力」は非常に優秀ですが、シチュエーション次第では不利に作用する可能性も否定できない能力だとも言えます。
総じて「相手をイメージせずに倒す」「現実世界の敵より弱い状態をイメージして倒す」が成立すれば一方的に勝利できる可能性が高まるものの、「イメージされた敵が現実世界より強い」だと不利になり得ます。
長々と語りましたが、あくまで当サイト管理人による個人的解釈なので鵜呑みにはしないでください。
ひとまず「明晰夢の力」を扱うゼッツライダー達に関しては特殊能力の項目で18点を与え、その上で各々の能力を加点するつもりです。

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