
出典:ガンバライジング公式様
総合戦闘力

スペック
| アマゾン | |
| パンチの威力 | 25t ※ |
| キックの威力 | 30t ※ |
| ジャンプの高さ | 80m |
| 100m走のタイム | 8秒 ※ |
引用:仮面ライダー図鑑
(※公式図鑑に記載なしの項目有り。複数のサイトで記載されていた数値を参考にしますが、明確な公式データではありませんのでご注意下さい。)
強さ解説
火力
まず参考として上に記載した打撃実数値ですが、恐らく出所は過去に販売されていた書籍だと思われます。
少なくとも現存する『仮面ライダー図鑑』には掲載されていないため、完全な公式データとは言い切れません。
その上で妥当性を考えると、これらの打撃実数値はリブート作品である『アマゾンズ』のライダーたちと概ね同水準なんですよね。
数値自体も突出して高い訳ではなく、リブート作品とのバランスや本家での戦闘描写を踏まえても特段の違和感はありません。
とはいえアマゾンの持ち味は打撃より”斬撃”という印象であり、やはり「敵の腕や首を斬り落とす」描写のインパクトは大きいです。
一方で怪人を初めて撃破したのは第3話であり、第1~2話の時点では「怪人を撤退させる→瀕死の怪人が上司に粛清される」という流れで決着しています。
そのため「最初から圧倒的な強さを発揮するタイプ」というよりは「ある程度の経験を積むことで真価を発揮するライダー」という印象を受けます。
まぁ「首を吹っ飛ばす」に飽き足らず「怪人の全身を縦に2分割(第17話)」というイカれた実績があるので殺傷力は高いと評価して良いと思います。
あとは「ガガの腕輪」装着時のエネルギー次第です。描写が少なく未知数な部分はありますが、「キングストーン」に通じる規格外のアイテムであることを踏まえて一定の加点はしても良いと思います。
汎用性
基本的には近接戦です。パンチ・キックといった打撃に加えて「噛みつき」「四肢の刃による切り裂き」が目立ちます。
リーチの長い剣や銃を持っていない点は残念であり、属性攻撃も確認されないことを踏まえると物足りないと言わざるを得ないでしょうか。
その一方で「敵殺害への執着」は個人的に評価したいです。
平成以降のライダーは「必殺技で敵を追い詰めたけど倒し切れなかった」という展開が頻発する印象ですが、アマゾンは徹底的に殺しにいきますからね。死体蹴りも辞さないぞ、アイツは。
「両腕を斬り落とす→首を狙う」の時点で凄まじい殺意を感じますが、これでも優しい部類です。
- 頭から血を吹き出している怪人を滝の下に突き落とす(第8話)
- 既に死んでるであろう怪人を川に投げ捨てる(第11話)
- 両腕を落とされて倒れ込んだ怪人に飛び蹴り(第21話)
上記は一例です。川が血の色に染まるんだよなぁ。基本的に「出血多量で放置しても死にそうな怪人に対しても執拗に攻撃を続けるスタイル」です。まるでレッドマンみたい。
あとはベルトがナイフとロープに変形する程度ですかね。ロープを移動手段として活用する場面が多かったですけど、ナイフも「敵の目を潰す(第10話)」という活躍をしています。まぁリーチも短いし特段の強い要素があるかは微妙ですかね。
総じて遠距離戦に対応しにくい点は残念ですが「徹底的にトドメを刺しにいく姿勢」は凄まじく、その余念の無さは高く評価したいです。少し甘いですが18点くらいにします。
機動力
まず現在の公式図鑑に明記されている「ジャンプ80m」は相当に優れた水準だと思います。平成以降の主人公基本形態でアマゾンを超えるのは「キバ(85m)」だけです。
ジャンプを持ち味にしたバッタのライダーであっても50m程度のジャンプ力に落ち着くケースも珍しくないため、アマゾンのジャンプは非常に優秀だと思います。
流石に強化形態組と比較すると劣るケースは出てきますが、それでも優秀な部類になるでしょう。
その一方で走力に関してはかなり控えめな印象を受けます。こちらは旧資料由来の数値ではありますが、単純に比較すると「クウガ(タイタンフォーム)」以下となり、映像で描かれる俊敏なアマゾンの印象とは少し噛み合わないんですよね。
もっとも、この走力データ自体が現在の公式設定とは言い切れないため、数値だけで判断するのは難しいところです。
総じて、アマゾンは走力よりもジャンプ性能に重きを置いたライダーとして評価するのが自然ではないでしょうか。
特殊能力
とにかく「死ににくい性能」だと思います。
純粋な防御性能の時点で「十面鬼による30万度の炎を浴びても死なない(第12話)」という実績があり相当にイカれています。
そもそも「30万度の炎」を放出する十面鬼が昭和のハチャメチャ設定を象徴する遺物なのですが、これに耐えたアマゾンも必然的にヤバイです。
そして例の腕輪です。まず基本装備である「ギギの腕輪」ですが、追い込まれた際の実力は本物だと思います。
- 失明状態から回復する
- 地下1000mから飛び上がって来る
といった能力が描写されており、割と何でもアリな理不尽アイテムとなります。
流石に常時このような能力を発揮できる訳ではありませんが「窮地に陥るほど爆発的な力を引き出す」という性質は非常に強力でしょう。
その上で「ガガの腕輪」を上乗せすることによるパワーアップがあるため、非常に高い最大性能を期待できるでしょう。
劇中では「ラスボスの首切断」程度の活躍で描写が少なく、解説も「古代インカの超エネルギー」といった抽象的な内容なので未知数ですが、そのポテンシャルには大きなロマンを感じます。
強い?弱い?
「追い詰められた際の実力」は本物だと思います。素の耐久性能も強いですが「腕輪」がご都合主義万歳で理不尽すぎます。
一方で「制圧力」という観点では評価が難しいでしょうか。殺傷力そのものは高いと思いますが、敵を仕留めるまでに追撃を重ねる戦闘スタイルが目立つため、一撃ごとの破壊力はそこまで突出している印象を受けません。
ただし「ガガの腕輪」を装着した際の「スーパー大切断」の威力は未知数ではあるものの、ご都合主義上等の腕輪×2という前提を踏まえるなら、それなりに高く評価して良いんじゃないかなぁ。
先述の通り「ガガの腕輪」装着時の実力は描写が少な過ぎるためファンによって評価が分かれそうであり、なかなか悩ましいところです。
近年の自重を求められる映像描写を踏まえると、アマゾンの持ち味である「四肢切断」を披露するハードルも高く、時代的にも不遇な印象は否めないでしょうか。
総じて「敵を倒す能力」という観点では未知数な部分が多く、評価は難しいです。その一方で「生存力」に関しては劇中描写による明確な裏付けがあり、間違いなく強みと言えるでしょう。
ファンによっては歴代最強クラスの候補として挙げられることもありますが、そう評価されるだけの根拠は十分にあるキャラクターだと思います。
個人的には「未知数だからこそのロマン枠」という評価に落ち着きます。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙
- バイクに乗る
- バイクからミサイルを射出
- 一気に接近して目潰し
- 首を斬り落とす
解説
ほぼ唯一の遠距離攻撃手段が「専用バイクによるミサイル」です。第6話で描写されています。
何発まで連続発射できるのかは不明ですが、ひとまず牽制として撃っておけば良いでしょう。
あとは原点通りに近接戦を仕掛けるしかないでしょう。隙を作って目を潰し、そのまま首を狙います。手元にあるならガガの腕輪も装備したいです。
まぁギギの腕輪単体であってもピンチの際はトンデモ能力を発揮するチートアイテムなので、ある程度の近接戦は許容できると思います。
中途半端にビビるくらいなら、腕輪の御都合主義を信じて全力で殺しに行くのが正解だと考えます。
有利な敵
仮面ライダーアギト(シャイニングフォーム)
アギトの最強形態です。光属性の印象が強いですが炎属性も兼ねます。
彼の強みは「超高温の炎」であり、強化前の段階で7000℃に達していた事を踏まえると本形態の温度は更にトンデモない次元にあると期待できるでしょう。
その一方でアマゾンは先述のとおり「十面鬼が放つ30万℃の炎に耐える」ですから、炎耐性という意味では本当にイカれています。流石にノーダメージという様子ではなかったですが、普通に生存してる時点でバケモノです。
「進化の可能性」という意味でもアマゾンの腕輪の方が即効性・強化幅の両方で優れる印象であり、25年かけて退化したアギトと比べると優劣がハッキリしていると感じます。

ロードファイブ
アマゾンは生身で車両爆破に耐えます(第23話)。
- 至近距離で車が大爆発
- CMへ
- CM明け10秒後に殆ど無傷のアマゾン登場
変身後ならまだしも変身前の状態で無傷ですからね。やはり改造人間は強いわ。
2026年時点の現行作品である『ゼッツ』にて変身前の人物が車大爆発で殉死したシーンが記憶に新しかったので、アマゾンの生存力が際立って感じられました。
不利な敵
仮面ライダーウィザード(ウォータードラゴン)
アマゾンの斬撃は高い殺傷性能を誇りますが、あくまで物理攻撃の域を出ません。
そのため、ウィザードのように「液状化」によって物理攻撃を無効化できる相手とは相性が悪いでしょう。
特にウォータードラゴンは氷属性も扱えるため、『アマゾン』第21話で言及された「熱帯育ち故に寒さに弱い」という弱点を突ける点も大きいです。
とはいえ当の第21話では「氷漬けにされたアマゾンが平然と復活する」によって形成逆転となっており、「寒さに弱い」がどこまで信用できるのかは怪しいです。
仮面ライダーマッハ
野生育ちのアマゾンは静寂を好みます。ハーモニカ等の素朴な音であれば間接キスを厭わない熱心な姿勢を示しています(第8話)。
その一方で喧騒への耐性は低いです。第7話では「敢えて遊園地にて戦闘することでアマゾンを苦しめる作戦」が実践されているほか、最初期に至っては「バイクの音ですら苦手で運転拒否」でした。
そこで「最も騒がしいバイク乗り」を挙げるならやはりマッハでしょう。変身時のサーカスを含めれば歴代最高峰の騒がしさであり、管理人をリアタイ脱落させるほどの破壊力でした。
もっとも、アマゾンは物語が進むにつれて社会性を身に付け、現代の生活や騒音にも徐々に適応していきました。
それでも最終的にはジャングルへ帰ったことを踏まえると、彼にとって最も居心地が良いのは、人里離れた静かな環境なのでしょう。

ベストパートナー
仮面ライダークウガ(ペガサスフォーム)
こちらは静寂を前提としたライダーです。攻撃手段も銃であるため、近接戦主体のアマゾンを上手く補完できるでしょう。
両者とも「古代文明によって生み出された変身能力」という共通点を持っています。いわゆるロストテクノロジーですが、やはりロマンがありますね。
アマゾンの能力は「スペイン軍に滅ぼされた古代インカ帝国の科学技術に由来する」と言及されており、概ね13~16世紀に開発されたものと推測されます。
腕輪だけでなく、「微量で村全体の住民を絶命させる毒」を開発していたとされる古代インカ帝国ですが、これを滅ぼしたスペイン人は強すぎないか?

仮面ライダーガヴ
人間社会の外で育ったというバックグラウンドが共通しています。野生で育ったアマゾンはもちろん、怪人世界で育ったショウマも人間社会との接点はほとんどありませんでした。
二人とも純粋無垢で世間知らずなため、一見すると「騙されやすそう」な印象を受けますが、意外と彼らは頭がキレます。
アマゾンに至っては「死んだふり」を多用するし、子供を使った騙し討ちにも対応できています。近年の客演では「片言の野生児」というイメージが強いものの、本編ではしっかり日本語を習得しており、地頭の良さが随所に描かれていました。
「人間社会へ順応していく過程」という点も共通していますし、昭和6人目と令和6作目という巡り合わせも綺麗ですよね。
それにしても『アマゾン』を視聴していると「幸果さんって偉大だな」って思いますよ。
アマゾンをサポートした立花なんて「バイクに怯えるアマゾンに無免許運転を強要」ですからね。その上で殆ど全裸運転を決行するアマゾンもヤバイけど。
立花も情に厚い善人ですが、「多少のスパルタも辞さない昭和親父」と「心のケアまでしてくれる令和ギャル」が同じ”おやっさん枠”で登場すると時代の流れを感じます。

OPの時点で異質だよね
初見だと怪人と見分けにくい外見や、荒々しい戦闘スタイル、甲高い奇声を発する点を踏まえると「シリーズ屈指の異質な存在」である事は語るまでもないでしょう。
そもそもOP映像の時点で異彩を放ってますよね。「変身前のアマゾンが逃走する様子」がひたすら映されて、後半で変身やバイクシーンが流れる構成となります。
近年のライダー作品なら、主人公が華麗なアクションや必殺技を披露する映像が中心ですし、昭和ライダーであってもバイクで颯爽と駆け抜けるヒーローらしい構成が一般的です。
それを踏まえてアマゾンのOP映像を改めて視聴すると「色々な意味ですげぇな」って感じます。
本当に映像の構成が
- 女戦闘員にバレないように逃げる
- 変身する
- ちょっとバイクに乗るシーン(物語途中から追加)
- 女戦闘員に威嚇する
で終わっちゃいますからね。必殺技の披露もなければ怪人の姿も見当たりません。ただ「女戦闘員から逃げるOP映像」なんて後にも先にもアマゾン以外に出てこないでしょう。
でも異質だからこそ「世界観の演出」には成功してると思うんですよね。昭和の映像技術なので令和のような派手な演出こそ無いですが「野生で育った仮面ライダー」という設定を短時間で印象付ける表現力は見事でした。
本編も思ったより観やすいですよ。全24話と非常にコンパクトな作品なので昭和ライダー初心者でも最後まで楽しめると思います。
フォームチェンジのような分かりやすい強化要素こそありませんが、「バイク入手」「着衣」「日本語の習得」「敵組織の交代」など、適度に変化があるためマンネリも感じにくいです。
歴代で最も話数の少ないテレビシリーズになるのかな?『ディケイド』ですら全31話だし。強いて言うなら「旧1号編(全13話)」くらいですかね。作品単位で考えるなら『アマゾン』が最もコンパクトであると言えそうです。

やっぱりライダーファンであっても、昭和作品を通して視聴した経験のある人は意外と少ないのではないでしょうか。平成以降と比べるとドラマ性は控えめですし、どうしても取っ付きにくい印象があります。
でも実際に観てみると「アマゾンって意外と頭脳派なんだな」とか「こんなに残虐な倒し方をしてたの!?」とか「野生児にバイク運転を強要すんなやwww」といった発見やツッコミがあって楽しいです。
オススメの視聴法は「酒を飲みながら気楽に観る」です!ドラマを観るってより「大真面目に作られた昭和特撮コント」を観るくらいのテンションの方が楽しめると思います。
決して「ただ奇声を出すだけの野生ライダー」ではないので、昭和作品に少しでも興味がある方にはオススメしたい作品です!

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