

出典:ガンバレジェンズ公式様 ©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映ビデオ・東映 ©︎BANDAI
総合戦闘力

スペック
引用:テレビ朝日公式
強さ解説
火力
カタストロムの筋肉質な外見を見ると高い実数値を期待しますが、実態はそこまで突出した水準でもないです。
「響鬼」を上回る数値ではあるため、歴代基本形態とは一線を画す水準ではありますが、強化形態としては平凡だと思います。それこそ『エグゼイド』に登場するLv50の面々に劣る水準ですし。
その一方でドライブの究極形態である「タイプスペシャル」は越えているため、決して低い水準とも言えないです。
そして何より特筆すべきは専用武器「トリプルゼッツァー」でしょう。流れ弾で街や山を吹き飛ばす破壊力を発揮しています(第23・29話)。
「メダガブリュー」のように数値化された威力は明らかにされていませんが、それなりに優れた破壊力を有するように思われます。
汎用性
上記のとおり「トリプルゼッツァー」が強いです。純粋な破壊力も優秀ですが、装填するカプセム次第で応用も可能です。第28話では「重力で敵を引き寄せる」が確認されています。
カプセムの装填に関しても「手をかざすだけでカプセムが出現し装填される」なので、敵に奪われるリスクが低い点で優秀だと思います。
本形態における描写こそ無いものの、初期装備である4形態可変の「ブレイカムゼッツァー」も引き続き使用可能であると思われる事を踏まえれば、非常に高い汎用性を有すると考えます。
機動力
走力に関しては非常に優秀です。オルデルムの「1.9秒/100m」というスピードは「エンペラーフォーム(3秒/100m)」「ムゲン魂(3.3秒/100m)」といった一部の最強形態を越えています。
その一方で跳躍力は「G3-X(20m)」と殆ど同水準であるため、歴代全体で考えても相当に低い部類です。

ただし本形態に関しては「巨大ドローンに搭乗することで飛行可能」であるため、跳躍力の低さを補う要素も見出せるでしょう。
特殊能力
明晰夢を含めた「万津莫の負けにくさ」は相変わらず優秀です。カタストロムへの覚醒経緯も「ビルの屋上から落下中に一瞬だけ気絶し、夢の中でアイテム入手」ですからね。マジでしぶとい。

同アイテムで別形態である「オルデルム」にチェンジ可能ですが、こちらは「分離」「再構築」を活かした特殊能力特化です。
分かりやすいのは「分離」の能力でしょうか。敵に憑依した存在を強制的に分離させられる能力は、他作品のキャラと戦闘する場合であっても高い汎用性を発揮すると思います。
一方で「再構築」に関してはちょっとイメージが難しいと感じます。第31話の「vsゼッツダークネス」が比較的分かりやすいのかなぁ。ひとまず電撃や隕石を無効化してる時点で強力な防御性能であるとは言えるでしょう。
「メンタル次第で変身解除」となるカタストロムなど、一定の弱点は見受けられますが、最強形態との比較ですら一定のアドバンテージを見出せる本形態の特殊能力は非常に優秀だと考えます。
強い?弱い?
非常に強いと思います。てか描写的にもメッチャ強かったよね。
暴君っぷりを発揮したカタストロムの打撃実数値は意外と控えめですが、専用武器を使用した射撃必殺の破壊力が半端ないため十分でしょう。
オルデルム側の特殊能力に関しても中々に無法な芸当を発揮し得る内容であり、好き勝手に「秩序」を司ることが可能だと仮定した場合はトンデモない実力になると思います。
もっとも「秩序を司る」が「世界のルールを丸ごと書き換える」なのか「敵の攻撃に幅広く対処できる」なのかは判断が難しいところです。個人的には後者寄りで解釈してるかなぁ。
そもそもこの2形態に限らず「万津莫が強い」という要素が大きく、さらに分離能力や高火力射撃武器まで獲得した時点で超優秀なライダーであることは間違いないでしょう。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙
- 初手オルデルムに移行
- トリプルゼッツァー
解説
劇中における活躍を踏まえると「火力=カタストロム」「特殊能力=オルデルム」という印象を受けますが、火力は専用武器に依存する側面が大きいと思います。
そう考えると「メンタル次第で変身解除リスクを抱えるカタストロム」を敢えて使用するメリットは小さいと感じるんですよね。
個人的には「オルデルムで高火力武器をブッ放す」が最適解だと考えており、あわよくば再構築の能力を応用することで「敵の拘束」を実現し、命中精度の底上げを図りたいです。
有利な敵
仮面ライダーワイルドカリス
オルデルムの能力である「分離」が効きそうなキャラとして挙げました。
ワイルドカリスと戦うに際しては「相川始とジョーカーを分離させる」を実行したいわけですが、「そもそもジョーカーは切り離せるのか?」という疑問は生じるかと思います。
しかし「ジョーカーと始の分離が『ジオウ』第30話で実証されている」を踏まえると期待する余地も十分にあるでしょう。
そもそも秩序を司るオルデルムの能力で「ジョーカーが単独で生存すると世界滅亡」というルール自体を改変できれば話はスムーズに進みそうです。
仮面ライダーディケイド
「世界の破壊者」として活躍するディケイドですが、彼の役割は「世界を創造するための下準備(破壊)」であると推測されます。
しかしディケイドの役割は、あくまでも破壊であり、その後の創造に関与する能力は目立たない印象です。
もちろん歴代ライダーの能力を使用できるディケイドの能力は非常に強力ですが、性能の設計意図という観点で比較すると「世界の破壊にとどまるディケイド」「崩壊と創造を一人で実現し得るゼッツ」という違いがあり、この点でゼッツの優位性を見出せるでしょうか。
不利な敵
仮面ライダーヴラム(アラモード)
カタストロムは「破壊を敢行する強い決心」、オルデルムは「自身にとって有利な秩序を描く想像力」をそれぞれ前提にしているため、どちらも「変身者の精神状態を反映する」性能であると言えるでしょう。
それこそヴラムのような神経毒を武器にする敵の攻撃を被弾してしまうと、ゼッツ側の能力が活かせず、カタストロムに至っては即座に変身解除となるリスクもあると思います。
まぁそもそも「プリンを絶対に壊す!」というのはシュール過ぎてカタストロム的にも調子が狂ってしまいそうです。
いや妹に冷蔵庫のプリンを勝手に食われた腹いせシチュエーションなら成立し得るか…?でも莫って妹のヒモだし文句言える立場じゃないから無理か…。

仮面ライダーBLACK
『BLACK』第17話にて「夢を操るバク怪人」が登場しており、街の女性にブラックケースさながらの頭痛を引き起こしています。
何でもかんでも「ゴルゴムの仕業」と断定する南光太郎にとって「夢に潜入する莫」は色々な意味で警戒対象となりそうです。
ゼッツ側の各種能力は非常に強力ですが、BLACKに関しても「キングストーン」が雑に強いため対抗する余地はあるでしょう。
能力と名前による勘違いの末に、倉田てつをの「許”さ”ん”!!」宣言が出てしまうとBLACK優位の流れになる可能性があります。
ベストパートナー
仮面ライダーガタック
ゼッツの専用武器である「トリプルゼッツァー」は「一撃必殺の砲弾」というイメージが強いのですが、一応は「ガトリングガン」でもあるんですよね。
同じく「ガトリングの印象が全くない装備」という意味では、ガタックのマスクドフォームが装着する「ガタックバルカン」が思い浮かびます。
あれも劇中では砲弾の印象が強いですが、設定を読む限りだと「速射性能」の方が遥かにイカれてるんですよね。
「重い一撃を浴びせると見せかけて速射で蜂の巣にする作戦」が成立しそうなコンビだと思います。
また脱皮後の性能は全く異なるものの、「2人並んでのキャストオフ」は見てみたいものです。

仮面ライダーアークワン
やっぱりブチギレた主人公の威圧感って凄まじいですよね。
「理性を残した上で敵の排除を最優先する」スタイルは、単なる暴走や完全な闇堕ち以上に強い殺意を感じさせます。
二人とも、あくまで「ヒロイン第一主義」を尖らせた結果であるように見受けられ、安易に無関係な人々を巻き込まない程度の良識は持ち合わせている印象です。

1周目クリア特典
「展開重視」と評される今作ですが、やはり第24話までが夢オチ・第25話以降が本編という構成には衝撃を受けましたよね。
私もリアタイで声出たもん。大人にもなって仮面ライダーに声を出すほど驚かされるとは思ってもなかったです。
良くも悪くもこの展開が衝撃的すぎて、その後の展開が物足りなくなってしまった印象すらあります。
それだけに夢オチと現実編開始の時期を彩ったカタストロムが「作品を象徴する存在」になりつつあると思うんですよね。
他の記事でも述べましたが、この作品って「周回前提のゲーム」みたいなんですよね。有名どころだと『ニーアオートマタ』とかが近いと思う。まずは1周目のバッドエンドを体験し、それを2周目以降に反映し条件分岐させていく感じ。
それで何回も周回するのは手間だから、快適に攻略するためのクリア特典が用意されがちじゃないですか。まさにカタストロムによる第1~3話RTAがクリア特典っぽさを漂わせてたと思います。
でも1周目のクリア特典をそのまま使うだけでは真エンディングに辿り着けないため、2周目では独自の進化を遂げる必要があるわけですよね。
そこで登場したのがオルデルムですが、この形態への進化条件は「妹を大切にする」なんですよね。一方のカタストロムの時点では「妹を突き放す」が描写されていました。
主人公の行動が分岐するだけで新たな進化形態を入手したり展開が大きく変わることを全面的に描写する点が、過去作にない『ゼッツ』独自の作風なのだと感じます。
それにしても1周目終盤の絶望感は凄まじかったよね。単なる「負けイベント」はよくあるけど、正真正銘のバッドエンドをニチアサで展開されたら流石にビビるよ。
でも2周目に繋げる構成を前提としているからこそ、徹底的に救いようの無いバッドエンドを描写できた側面もあるだろうし、改めて今作は良い意味で尖ってるなと感じます。
強い筈なのにバッドエンド確定な存在としては「オーマジオウ」が思い浮かびますが、実力と結果のアンバランス加減が個人的に堪らないです。

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