「大我×ニコ」良いよね…仮面ライダースナイプ(Lv50)の戦闘力

戦闘力

総合戦闘力 

スペック


レベル50
パンチの威力60.6t
キック威力70.7t
ジャンプの高さ53m
100m走のタイム2.3秒

引用:仮面ライダー図鑑

強さ解説

火力

打撃実数値は中々の水準です。

例えば「パンチ60t」という数字は「パンチホッパーの必殺パンチ(19t)の3倍以上」の破壊力を意味します。

実数値で3桁を叩き出す連中には及ばない水準ですが、強化フォームとして申し分ないパワーを有していると言えるでしょう。

打撃以外にも「キャノン砲」等による攻撃があり、むしろ射撃をメインに戦っている場面が殆どですが、こちらの火力も中々に高そうです。

物語終盤の「Lv100」以上を前提としたインフレ環境においても、Lv50状態でしっかりと敵にダメージを与えていた点は高く評価したいです。

汎用性

基本的には射撃メインです。斬撃手段は有さず、格闘描写も少ない印象です。ほぼ射撃特化キャラだと考えて良いと思います。

ただ射撃キャラにありがちな「間合いを詰められると厳しい」タイプではなく、むしろ近接戦でも「高い防御力で攻撃を受けながら至近距離で射撃を行う」戦闘描写が目立ちます。

もちろん遠距離からの射撃性能にも優れますし、初陣の第20話では「多数の敵を殲滅」「ボスに対しては集中砲火」という活躍が描写されており、多くのシチュエーションに対応できると思います。

機動力

重装備でゴツいライダーなので一見すると「動きが鈍そう」な印象を受けますが、実数値から読み取られる機動力は結構優秀です。

ジャンプは「電王(ウィングフォーム)」と同程度、スピードは「威吹鬼」より若干速い程度であり、かなり動ける方ではあります。

ただし公式サイトにおける記載は「瞬発力に優れる」という趣旨であり、これを「持久的に走り続けるには不向き」という具合に邪推する余地はあろうかと思います。

基本的に射撃キャラなので戦闘中で困る場面は少ないでしょうが、強いて言うなら「逃走した敵を追跡するシチュエーション」には対応しにくい可能性があります。

特殊能力

基本的にはLv2の考察記事で記載した内容と同様です。

「ステージセレクト」「エナジーアイテム」の存在は地味に大きいでしょう。「透明化」を見抜いている点も優秀。

Lv50において追加で触れるとすれば「ウィルス抗体」「ニコちゃんサポート」でしょうか。

ウィルス抗体に関しては「Lv50を副作用無しで扱える」という結果に貢献しています。同じアイテムでLv50に進化した「ブレイブ」は副作用で苦しんでいたので対照的です。

「ニコちゃん」に関しては戦闘中にアイテムサポートをしてくれる事があり、特に「回復アイテムを投げ与えて変身解除を防止(第35話)」が有能でした。

本編終了後は渡米した為、戦場でのサポートは無くなりましたが「ゲーム会社の大株主特権で敵に対する特効アイテムを提供してくれる」という恩恵を授かっています。

とは言えこれらの要素は作品内においては強い要素でしたが、客観視すると「副作用なくマトモに戦えているだけ」「あくまで他人のサポートに過ぎない」「特効アイテムも対象範囲は狭い」と言えるため、若干の加点に止めようと思います。

強い?弱い?

優秀な実数値や射撃能力といった要素から「間違いなく強い」と言えるキャラだと思います。

「Lv50なのにLv100前提の環境で活躍していた」印象が大きいです。

ただし終盤のインフレ環境における活躍は「仲間との協力ありき」であり、特に「ブレイブ(Lv100)」と協力する展開が目立ちます。

分かりやすいのは「グラファイト」との戦闘であり、最終的には「ブレイブとの共闘で撃破(第41話)」という結果に到達しますが「単騎で挑んだ際に瀕死の重傷を負う(第37話)」という過程を踏んでいます。

総じて「火力はギリ足りてる」けど「必殺を命中させる展開まで辿り着けない」であり、やはり他の高Lv帯キャラとの共闘で何とか耐えている印象です。

第43話では「ゲムデウスクロノスにトドメを刺す」快挙を成し遂げていますが、これもムテキゲーマーやブレイブによる必殺命中後のトドメであり、あまり過大評価は出来ないと思います。

とは言っても戦闘能力は歴代ライダーと比べても高い部類になるだろうし、やはり「強い」という事実は揺らがないです。グラファイトにも実力を認められていたし。

ただ「Lv100ブレイブ並みに強いか」に関しては「(同格の活躍はしてたけど)流石にレベル差を感じる場面もあったよね」という印象であり、あくまでも「Lv50相当の強さ」であると個人的には考えます。

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。

  1. 全力で乱射、煙を焚く
  2. 煙に紛れて敵の背後から急接近
  3. ゼロ距離射撃で撃破

スナイプの足は「ほぼ無音で走れる」という記載が公式にあります。

煙幕との合わせ技で、敵の「視覚・聴覚」で察知されるリスクを極限まで低減した状態で撃ちに行きたいです。

先述の通り「スナイプは瞬発力に優れている」ので敵に接近する程度であれば、煙が晴れる前に間に合うでしょう。

有利な敵

仮面ライダーゾルダ

こちらも大量の銃弾・ミサイルを一斉射出する必殺技をあり、スナイプと性能デザインが似ています。

ただしゾルダの必殺「エンドオブワールド」は迫力の割に、とにかく「敵を倒しきれない」印象が大きい…。

ゾルダは必殺発動に際して契約モンスターの存在が必須となりますが、スナイプは己の身一つで必殺技を発動できます。

そもそも基礎スペックの時点でスナイプが有利ですが、諸々の性能発動条件を加味してもスナイプ側に軍配が上がる気がします。

仮面ライダーG4

こちらも銃火器ライダーであり、装備しているミサイルは「ディケイド(激情態)」が使用して「J(巨大化)」を撃破した実績があります。

ただG4のミサイル弾は4発撃ったら終わりなので、それさえ回避出来れば一方的に反撃出来るでしょう。

自己犠牲の精神が目立つスナイプですが、己の身を滅ぼすG4システムとは微妙に似ているようで似ていません。

G4システムはシステムパーツとして超能力者を使い捨てる仕様であり、決して変身者の自己犠牲だけでは済みません。

むしろ「他人に犠牲を強いる」システムであり、ストイックに自己犠牲を貫いてきたスナイプにとってはブチギレ案件になり得ます。

不利な敵

仮面ライダーディエンド

瞬発力に優れるスナイプですが、持久力に関しては怪しい印象があります。あの重装備で走り回ってたら流石にバテそうだし。

そうなると「時間制限アリの超スピードキャラ」より「素のスピードが速い奴」の方が対処しにくいのかなと感じます。

ディエンドなんかは謎に超スピードで走る描写が目立つし、ちょこまか動かれると対処しにくそうではあります。

そもそも「カメンライド」を駆使してくる時点で厄介な相手ですが「アイテムだけ奪って即撤退ムーブ」とは特に相性が悪そうに思います。

仮面ライダー滅

順当に考えれば「スナイプが勝つ」展開に落ち着くとは思います。

ただ相方の「ニコ」が余計な事を言ってしまう可能性が危惧されます。

うっかり滅の逆鱗に触れて「アーク化」みたいな事になっちゃうと、流石にLv50で迎え撃つのは困難でしょう。

ニコちゃん決して悪い子じゃないけど、結構容赦なく煽ったりするからさぁ…。

ベストパートナー

仮面ライダービルド(ラビットラビット)

瞬発力の伴う重装備キャラであるスナイプですが、性能デザインは「ビルド(タンクタンク)」に似ています。

ビルドは「機動力のラビットラビット」「火力のタンクタンク」を戦況に応じて使い分けていました。

実質的にタンクタンクみたいな味方がいれば、ビルドとしては「ラビットラビットに専念できる」という利点がありそうです。

仮面ライダー旧1号

初代ライダーの第12話では「デンジャーライト」なる発明品が登場し、クライマックスにて「科学者が怪人を撃破する」という異例の展開が描かれました。

デンジャーライトの構造等は明かされていませんが「核爆弾」が頻出する世界観なので「放射線」が絡んでる可能性もあるのかなと思っています。

単純に銃ライダーであるスナイプがライトを武器にしても強いでしょうし、放射線科医として有効活用に繋げる道も見出せそうです。

発明した科学者は「危険なシロモノなのでお蔵入りにする」決断をしましたが、医療に貢献するスナイプを旧1号が紹介すれば協力してくれる可能性はあるでしょう。

『エグゼイド』に登場するライダーシステムは基本的に「神の恵み(ゲンム)」に依存しがちですが、デンジャーライトの性能を転用できれば対抗する展開も望めるのではないでしょうか。

入院(同棲)

スナイプは責任感の権化であり、とにかく「自分だけが犠牲になれば良い」という思考が読み取れます。

そんな彼のもとに突如として転がり込んできた「ニコちゃん」ですが、彼女との関係性が「妙にリアルだな」って感じるんですよね。

もちろん現実社会には「大我みたいに露悪的に振る舞う人」も「ニコのように誰彼構わず蹴りを入れる人」も滅多に存在しないので、そこは流石にフィクションなんですけど。

ただ当初の大我って少なからず心を病んでたじゃないですか。自分が守れなかった命の責任やライダーとしてのリスクを一身に背負って奮闘するのは精神的に追い込まれると思うんですよね。

スナイプ(レベル2)の解説記事でも述べましたが、彼の露悪的な言動は「自身のメンタルをギリギリで保つための防衛反応」だと思っているので、やはり精神的な余裕はなかったんじゃないかな。

そこに現れた「ニコちゃん」もまた問題児ではあったのですが、この問題児っぷりが大我にとって良かったんだろうと思うんですよね。

あのワガママで「他人の事情なんか知ったことか!」という態度じゃないと、大我の閉された心も開けられなかったと思うし。

この「心の扉を開ける方法」に私が感じるリアルがあると思っていて、これが「正しい鍵を使って丁寧に開ける」ではなくて「力づくで抉じ開ける」なのが妙に現実味あるなぁと。

やっぱり特撮に限らずドラマやフィクションの世界って登場人物の心情を丁寧に描いてこそじゃないですか。そして「この人物にとっての正しい鍵はどれか」を明らかにして、実際に開けることでハッピーエンドに繋がる展開が多いと思うんですよね。

でも現実社会ってそんなに「自分の心に向き合う時間」って多くないじゃないですか。「何となく小さな不安や寂しさを抱えてるけど、その正体は明確じゃない」って人が多いと思うんですよね。

だからドラマみたいな展開に憧れるけど「自分の心を満たす鍵が何か分からない」から、何となく退屈な日々を送っているパターンもありがちな気がします。

でもなんだかんだで皆んな結婚したりするじゃないですか、いくら少子化が進んでるとは言っても。

心の扉を開けるための正しい鍵が見つかっていないのに、結果的に開いているのは「強引に開けたから」だと思うんですよね。

『エグゼイド』に登場したニコちゃんは流石に強引過ぎましたが、現実でも「お酒の勢い」とか「年齢的な焦り」で強引に進むケースは珍しくないでしょう。

もちろん相性が悪すぎたらダメなんでしょうけど、そこは皆んな上手く察知するじゃないですか。

多分ニコちゃんも「大我の寂しげな雰囲気」から「少なくとも真に迷惑がられる事はなさそう」と察知したんじゃないかと思います。

仮面ライダーは特撮作品なので、あくまでアクションシーンや玩具の販促がメインであり、一般的なドラマほど心情描写が丁寧な訳ではありません。

ただこの「丁寧過ぎない心情描写」かつ「ニコの強引な性格」が相まって、2人の凹凸コンビが妙なリアルさを帯びているのだと感じます。

凹と凸のパーツ自体は間違いなくフィクションの人物なのですが、そのハマり方はすごくリアルです。

まぁ大我とニコに関しては恋愛感情と断じる事は出来ないと思っています。年齢差もありますし。

最終的に「ニコが渡米する」という展開も好きですよ、私は。その上で「いつでもどこでも主治医として助ける」が色々な解釈の余地を残していて上手だと思います。

どんな感情であれ「心の隙の埋め方」という”リアルな過程”が”ニチアサ特撮番組だからこそ”描けた稀有な例だと思っており、私は非常に好きです。

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