総合戦闘力

スペック
フレイムスタイル | |
パンチの威力 | 4.5t |
キック威力 | 7.3t |
ジャンプの高さ | 35m |
100m走のタイム | 5秒 |
引用:仮面ライダー図鑑
基本情報
2012年より放送された『仮面ライダーウィザード』の主人公であり、フレイムスタイルはその基本形態です。前作『フォーゼ』の見た目が初見だと「かっこいいのか・・・?」と疑問を抱いたこともあってか、ウィザードの外見は超王道で素直にカッコいいと感じた記憶があります。またアクションもスタイリッシュ!指輪を装着している都合からパンチを使わない制約(玩具で遊ぶ子供が真似をすると危険なため)がありましたが、逆に脚技を主体とした戦闘スタイルは華麗で映えるものでした。
また個人的に「第一話で心を掴まれたライダー」第1位かもしれません。仮面ライダーシリーズには王道なキャラも奇抜なキャラも多種多様に存在し、大抵の場合は物語が進行する中で徐々に好きになっていくものですが、ウィザードに関しては第1話序盤の戦闘シーンで惚れました。公式で公開されてるから見て。(戦闘シーンから再生されるように設定してあります)
華麗なアクションも爆炎を吸い込みながら変身するシーンも秀逸です。そりゃ凛子ちゃんも惚れる(小説版)。ちなみに曲はゴールデンボンバーです。
1年間放送される作品の終盤クライマックスで初めてパンチを繰り出したのも、まさにこのフレイムスタイルであり、基本形態でありながら物語における格としては非常に恵まれているでしょう。
強さ解説
特徴は魔法属性と炎属性の2つです。魔法能力に関しては多岐に渡りますが、全体的に日常生活を便利にする類の能力が多く、そこまで戦闘特化とは言い難い印象です。ただし特殊能力としては優れたモノが存在するのも事実であり、使い方次第では有用な戦力となるでしょう。デフォルトで銃弾が「ルナトリガー」のように自動追尾する点も優秀です。
また味方モンスターである「ドラゴン」を召喚することが可能で、これにより一定程度の巨大な敵に対処することも可能です。
ウィザードは「絶望を希望に変える魔法使い」であり、他者の内面世界に入り込むことができます。自分自身の魔力も「絶望を乗り越えて手にした力」であり、変身者のメンタルはそれなりにタフな部類になるでしょう。
便利な魔法
- コネクト
- 異空間を繋げる能力です。簡単にいうと「小型どこでもドア」です。
- エンゲージ
- 人の心の中に入り込む能力です。絶望しかけた人の心に潜む魔物を倒します。
- コピー
- 自身の分身や武器の増産が可能です。2丁拳銃や双剣での戦闘も華麗です。
- スリープ
- 指輪の装着者を眠らせる能力です。
ビースト先輩に持たせてはいけない。
- 指輪の装着者を眠らせる能力です。
- ライト
- 強い光で目眩しが可能です。太陽拳は正義。
- クリア
- 光を通すものであれば何でもすり抜けられます。鏡は光を通しますが、ウィザードはこの能力でミラーワールドへの進入に成功しています。
- テレポート
- 異空間移動です。ディケイドのオーロラカーテンとほぼ同じような能力でしょう。
- タイム
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。
- 初手でライトを使用。強い光で目眩し。
- コネクトを使用し腕だけ敵の顔面付近にワープ。
- 剣で敵の目を斬りつけて完全に視界を奪う。
- 敵が死ぬまで遠距離から銃で撃ちまくる。
間合いを取った上での太陽拳は鉄板です。コネクトで自身は近づくことなく敵の目を完全に潰しましょう。あとは銃で撃つだけです。コピーを使用し2丁拳銃にしたり分身を駆使することで効率良く銃弾を浴びせましょう。
有利な敵
- 仮面ライダーコア
仮面ライダーコアは負の感情をエネルギーとして強くなるキャラクターです。絶望という負の感情から生まれたファントムを撃破したり、ファントム誕生を未然に防いできたウィザードとしては絶対に勝たねばならぬ敵と言えるでしょう。有利不利を理屈で説明するのは難しい存在ですが、ホープリングを使用したウィザード自身の希望の感情を込めた1撃に全てを賭けるしかないでしょう。
逆に言えばコアのような強大すぎる敵は並大抵のカタログスペックで倒す難易度は高く、実際に彼を倒した片割れであるゴールドエクストリームも奇跡に依存した能力です。簡単に倒せる敵ではありませんが、倒せる可能性が相対的に高いのがウィザードの持ち味ではないでしょうか。フレイムスタイルは炎属性でありコアが放つ灼熱をある程度は相殺できるでしょうから、奇跡を起こす前に瞬殺されるリスクも他ライダーと比べたら低そうです。
- 仮面ライダーインペラー
- とりあえずコネクトを使用してインペラーの不意を突いて彼のベルトを破壊しましょう。
- その上でクリアを使用し彼をミラーワールドに連行。自身はさっさと退避。
- あとは鏡の中で消滅する佐野くんを眺めていればOKです。たまには絶望の底に叩き落とす魔法使いとして引導を渡す戦法も有用です。
不利な敵
- 仮面ライダースーパー1
科学の使者であるスーパー1は魔法攻撃が無効です。えぇ・・・。理屈は分かりませんが魔法を封じられた以上は純粋な殴り合いになるでしょうが、スーパー1は理不尽なまでに基礎スペックが強いです(パンチ力は歴代最強フォーム含めても最強クラス)。遠距離から銃撃しようにもスーパー1もエレキハンドのビームやレーダーハンドのロケット弾といった攻撃手段を持っているし、冷熱ハンドでフレイムスタイルの炎も完封される可能性があるため、ウィザードの強みを封殺する敵として相性は悪そうです。
- 仮面ライダーヴァレン(ドーマルフォーム)
ドーナツの仮面ライダーです。一方でウィザードの大好物はプレーンシュガードーナツです。彼の大好物で翻弄するなり、腹一杯に食わせて血糖値の急上昇を狙うなりで弱体化させた場合はヴァレンに勝機がありそうです。
ベストパートナー
- 仮面ライダーギャレン
ギャレンの敗因は大体が変身者のメンタル不調です。逆に彼はメンタルさえ安定すれば、銃ライダーにあるまじきインファイトで格上の敵を圧倒する猛者です。しかも基本形態で。ウィザードは多くの人々の心の中で絶望を希望に変えた実績があり、橘さんのメンタルケア要員としては適任でしょう。奇しくも炎属性・分身能力・大切な存在を失った経験といった共通点が多い存在でもあり、相性は良さそうです。橘さんが絶好調すぎて融合係数が爆上がりした結果、良からぬ結末を迎える可能性もありますが・・・。
- アーマードライダー冠
ウィザードの変身者はプロサッカー選手を目指していた過去があるという設定があり、その実力はかなりのレベルと推測されます。一方で鎧武劇場版『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯』という謎映画で謎にサッカーボールに変身した冠ですが、劇中でも鎧武が冠(サッカーボール)を敵にシュートすることで撃破しています。単純にボールを蹴る者の技術は高い方が威力も向上すると考えられるため、ウィザードとの相性は抜群ではないでしょうか。
強い?弱い?
単純な戦闘能力としては歴代シリーズ主人公の基本形態と比較して大きく秀でている訳ではないです。やはりシンプルな炎属性だし、龍騎のドラゴンライダーキックのような決定打を有するとも言えないです。
その一方で魔法能力は非常に便利です。ミラーワールドや時間軸への干渉が可能な点は非常に稀有な能力であり、基本形態がアッサリと使用できてええんか?と言いたくなるレベルです。そしてその魔力が精神の希望に根ざしている特性もあり、精神世界への介入ができる点も他ライダーと比べた差別化点と言えるのではないでしょうか。
単純な強さ自体は基本形態として標準的であり「強いとも弱いとも言えない」レベルではありますが、扱う能力が非常に特殊であることから「格上に対する対応力」という意味では優秀と言えるかもしれません。響鬼やディケイドのように「安定して強いタイプ」というよりは「いざという時に真価を発揮するタイプ」という印象です。
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