最高の続編だと思う!『仮面ライダーカブト20th 天を継ぐもの』の感想

感想

はじめに

2026年11月6日に公開された『仮面ライダーカブト20th 天を継ぐもの』を観てきました!!公開初日で仕事帰りにフラッと映画を観るの最高だぜ!

私はちょうど1年ほど前に『カブト』を全話再履修しており、もうずっと20周年作品を楽しみにしてた。

そんなわけで早速ですが、作品の感想を語っていきたいと思います!

※以下ネタバレ注意!

結論

最高じゃないか?

いやマジで最高じゃないか??

父になった加賀美

『ジオウ』におけるカブト回で「加賀美新がカブトに変身する」が描かれまして、正直なところ私はあまり好きじゃない展開でした。

ただ今回改めて実感したのは「加賀美新がカブトに変身するのがイヤ」なのではなく「加賀美新がガタックに変身しないのがイヤ」だったんだなって。やっぱり加賀美新にはガタックとして貫いて欲しいんですよ。

そして今回の作品ではちゃんとガタックを貫いた。だから私は満足。

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演者はだいぶ歳を重ねたなと感じた。あんまり体型をイジるのは良くないんだろうけど、貫禄が出たよね。「父親らしい雰囲気」が自然に出ていて、良い意味で20年分の歳をとったんだと思った。

最後の決着を次世代に託す展開は若干の寂しさもあるし、どうしても「ガタック=かませ犬」な印象は拭えなかったとは感じる。でもこの作品は、あくまでも『カブト』なんだと思えば納得できたかな。

加賀美 結

めっちゃ良いな!!!!

「旧式のカブトに変身する」というファンに叩かれそうな展開にも関わらず、ちゃんと成立してたよ。

確かに「加賀美の息子がカブトに変身する」と考えると違和感は大きいかもしれない。でも「ヒヨリの息子がカブトに変身する」なんだよな。これは本当にお見事だった。

「ヒヨリ」とは天道総司の妹ね。この妹が加賀美と結婚し、2人の間に生まれた息子が結であると解釈して良いでしょう。まぁ「母親=ヒヨリ」と明言されたわけではないけど、ほぼ間違いないと思う。「ワームと人間を”結”ぶ」という名付け的にも。

そしてあまりにも結がヒヨリにそっくりなんですわ。引っ込み思案で落ち込みやすいしイジメられがちなんだけど、妙な頑固さがある感じ。

セリフがうろ覚えなんだけど、天道ヒカルに「青臭い」と言われて「臭くても美味いメシはある」と返すシーンがあったと記憶していて、そんなやり取りが天道総司とヒヨリを彷彿とさせるなと感じました。

良い意味で「加賀美の息子らしさ」をそんなに強く感じなかったのが良かったんだと思う。もちろん親子らしさはあるんだけど、加賀美に似てるわけではない感じ。加賀美が息子に接する態度も、なんとなく繊細なヒヨリに接してた頃を思い出させると思った。

そして「ヒヨリの息子がカブトに変身する」展開なんだけど、私は好き。

確かに天道総司が変身するカブトとは全然違う。「ライダーフォームで斧を振り回す」の時点で天道らしさは感じないよね(天道はクナイの印象)。最終的にはガタックの双剣を使ってたし、あくまでも「結が変身する次世代のカブト」だった。

天道ヒカル

まず顔面がソックリすぎるだろ。超絶イケメンの面影を感じさせる美少女でして、本当に素材が強すぎるわ。

アトラスカブトとしての活躍も良かった。「ライダーの性能が強いだけ」ではなくて、ちゃんと変身者の魅力がライダーの性能と釣り合っていた。格があったよね。

黙ってる時はあまりにも天道総司すぎるんだけど、喋り出すと「あんまり似てねぇな」ってなる。そこが良いんだ…。

「天道総司の娘(姪っ子かも)」だと解釈して良いと思うんだけど、ちゃんと天道総司を継ぐ存在として成立してた。「天道総司を継ぐ存在」=「天道総司と全く同じ存在になる」ではないんだろうね。

むしろ天道総司と似てない部分を「若々しさ」「女性らしさ」という独自の魅力で差別化する方向に舵を切ったのは英断なんじゃないかな。

天道総司は…

まぁ天道総司の不在は寂しくはある。やっぱり期待してたのは「天道総司が変身するカブトが無双する」だったのは確かだし。「FULL FORCE」も流して欲しかったとは思う。

でも水嶋ヒロを出せないという条件下で「いかに”カブトらしさ”を演出するか」という問題には完璧に応えてくれたと感じる。

確かに天道ヒカルも加賀美結も「天道総司そのもの」ではない。あまり似ていないと言っても過言ではないとすら思う。天道総司は一人でも戦い抜ける完璧超人みたいな人物だったけど、ヒカル達はそうじゃない。

でも二人とも「天道総司の要素」を少しずつ持っているんだよね。「二人が協力することで天道総司の完成度に近づく」という印象を受けたんだけど、これは新世代のカブトを活躍させつつ、天道総司の格を落とさない名采配だと思った。

「ヒヨリを守ることに徹したカブト」が20年前だとすれば、今回の作品は「ヒヨリと共闘する道を選んだカブト」を表現したのではないかと感じる。

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まとめ

俺はめっちゃ好き。最高の後日談だと思う。てか続編を作ってくれ。天道ヒカルと加賀美結のキャラが本当に好みだった。天道総司すぎないのが良い塩梅なんだろうね。

「水嶋ヒロが出ないから駄作」っていう人の気持ちも理解はできる。確かに『カブト』という作品は「水嶋ヒロが無双する作品」という見解も間違いじゃないと思うし。

でも『カブト』をちゃんと視聴したファンで、今作を批判する人ってそんなに多くないと思うんだよなぁ。

「風間×ゴン」は短時間だけど完成されてたし。帽子を深く被るゴンはずるいよ、ちょっと泣きそうになっちゃった。

「即堕ち矢車」も最高だね。「お前たちも弟にならないか?」のシーンは劇場内で笑いが巻き起こっていた。てか敵地に向かう際の合流シーンはギャグすぎるだろ。風間は光合成でもしてたんか?ヤサグレ待機の矢車も面白すぎる。

矢車に関しては「パンチホッパー」も良かった。敵が変身する激強ザビーもカッコ良かったです。TV本編では不遇気味だった2ライダーが活躍する映像が観られて大満足です。やっぱりザビーの造形は本当に素晴らしい。

「予算不足」を感じさせる部分もあった。「マスクドフォーム省略」なんかは残念ではあったけど、仕方ないんだろうなぁとも思う。複雑な気持ち。

でも変身シーンで意識的に「キャストオフのベルト操作」を映すといった工夫はされていたし、予算不足なりの誠意は感じた。少なくとも「マスクドフォームを無かったことにする」ではなかったので、私としては納得できる。

まぁ粗を挙げればいくらでも出てくるんでしょうけど、良くも悪くも「20年前のカブトらしい雰囲気」を感じさせる作品だったのではないでしょうか。全員が納得する作品ではないと思う。

ただ何度でも言うけど、俺はめっちゃ好き。『仮面ライダーカブト2』として定期的にTTFCで配信して欲しいです。そのくらい新世代のヒカル&結が良かったです。

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