描かれた内容
- 莫が回復
- 食中毒を阻止
- ノクス=元刑事
- ノクスにカプセムを奪われる
- 4階まで攀じ登ってくる公安刑事
リカバリーの能力について
前回より登場している緑のフォームですが「自分以外の全てを回復できる力」であるようです。
流石に「自分自身に手をかざして回復」はチート過ぎますし妥当ですね。
ただし回復能力は変身アイテム単体でも発動できるため「ヒロインがライダーを回復させる」という芸当が披露されていました。
また回復以外にも「モノの修復」も可能であり、今話ではゼッツ自身の武器修復が確認されています。
ノクスも所持している武器に傷が付いており、恐らくその修復のためにカプセムを奪取して行ったのだと思われます。
ノクスについて
「富士見刑事の同僚が失踪した」という伏線が早くも回収され、その正体がノクスであることが判明しました。
ノクスの本名は「小鷹賢政」であり、家族でも連絡が取れない状況下にあるようです。
一応は「夢の中を彷徨う者である」という自己申告がありましたが、現実世界でも活動している点では「ねむ」と全く同じ状況という訳ではなさそうに見受けられます。
ただし「俺も復元するんだよ、現実の世界へとな」というセリフを素直に解釈すると「夢の世界から脱出できない」状況にあるとも受け取れるので難しいところでもあります。
例えば「現実世界における現状のノクスは幽霊のような状態で活動範囲に限界があり、より自由に行動するには昏睡状態の小鷹賢政を回復する必要がある」とかならイメージし易いですがどうなんでしょうね。
「ねむ」のイヤリング
一応デザインは蝶で合ってるんですかね…?(ファッションに疎い)
確かに第1話時点で右耳にイヤリングは着いてますね。第3話の牢屋で莫と会話しているシーン辺りが確認しやすいかもしれません。
ちなみにノクスは同様のリングを着けていないので、恐らく彼女だけが装着していると考えて良いと思います。
昏睡状態の「ねむ」にも装着されており、ノクスの言う「悪夢を導く力」に関係してくる可能性が高そうではあります。
素直に解釈すれば「怪人発生の根源」と考えられますが、流石に単純すぎるので何かしらの捻りはあるでしょう。
シェフの深層心理
自身の持病に苦しむシェフですが、流石に「毒殺で周囲を道連れにしてやる!」という願望ではありませんでしたね。
むしろ「自身のレストランを後世に引き継ぎたい」という真逆の願望を持っている事が明らかになります。
では何故「肝心の料理に毒を盛るという深層心理が生じるのか」は一見すると不可解に感じられます。
願望って強くなればなるほど叶わない可能性に目を向けるじゃないですか。例えば受験って「合格したい」という強い願望と同時に「不合格だったらどうしよう」という恐れも生じます。
その恐れが緊張やストレスという形になって日常生活に馴染んでいるのであり、場合によっては悪夢となって睡眠を妨げることもある訳です。
今回の件でいうと「レストランを存続させたい」と同時に「潰れたらどうしよう」が深層心理にあって、その負の部分を願望であると怪人が強引に認識したと考えると個人的に理解しやすいです。
第5話の高所恐怖症の花嫁に関しても似たような解釈だったと思うし、全体的に「各人が抱く悪い予感を実現する」性質があるのかもしれませんね。
まとめ
次回は紫ゼッツが登場するようですね。ピクミンみたい。
「ノクスの復元計画」とされていますが、2号ライダー誕生への布石だと個人的に思っています。
今回登場したノクスの剣ですが、次回は銃モードに変形するようですね。リカバリーカプセムを既に使用したのかは気になるところです。
ゼッツとは無関係な話になりますが、スーパー戦隊が色々な意味で盛り上がっていますね。
私個人としては幼少期から戦隊には縁が無く、強いていうなら「ハリケンブルー綺麗だな~」くらいの温度感なので何とも言えないのですが「放送終了」となるとインパクトは感じます。
あくまで個人的な考察ですが「登場人物が大人数」っていう要素が色々と厳しいのかなって感じるんですよね。
ライダーに関しても『ガヴ』は割と少ない登場人物で制作された印象だし『ゼッツ』に関しても必要以上の登場人物は存在していない印象を受けます。
ゼンカイジャーも俳優自体は一人なんでしたっけ?
やっぱりシンプルに人件費問題もあるだろうし、今回のように「出演者のマネジメント」という側面でも人数が増えれば増えるほどに、総合的な制作コストが高くなるのかなと感じます。
ライダーに関しても最終的に人数が多くなる場合もありますが、あくまで「追加キャラ」となるケースが殆どなので調整はしやすいと思うんですよね。
今回の戦隊放送終了を受けて「ライダーも無くなる」は流石にないと思いますが、作風として「大人数でゴチャゴチャさせない」傾向になる可能性はあると思います。
まぁ私個人としてはそうなってくれた方がありがたいですし、何はともあれ、今後も無理のない形で上手くシリーズを発展させて欲しいと願っております。


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