
出典:ガンバライジング公式様
総合戦闘力

スペック
| フェニックスロボフォーム | |
| パンチの威力 | 28.8t |
| キック威力 | 23.4t |
| ジャンプの高さ | 43.6m |
| 100m走のタイム | 6.4秒 |
引用:仮面ライダー図鑑
基本情報
仮面ライダービルドの派生フォームです。「不死鳥×ロボット」という組み合わせであり、公式では「破壊と再生の能力を備えたベストマッチ」とされています。
ここまでスケールが大きいと「流石に強化フォームじゃないか?」と感じますが「キリン×扇風機」と並列の関係に当たるフォームです。
初陣は第18話。本編ではこれが最初で最後の登場となります。「やや強い怪人3体を相手に善戦した」という活躍ですが、登場時間は1分にも満たず!登場して50秒後には「スマホウルフ」にチェンジしてます、マジで。
番外編や劇場版での活躍を含めて戦績自体は非常に良い(勝率100%だと思う)のですが、如何せん登場タイミングが微妙でしたね。
本編18話は既出の強化フォームである「スパークリング」でも厳しい状況におかれる程にインフレした環境であり、当時は敵対していた「グリス」に対抗し得るのは「暴走した万丈だけ」という状況でした。
「スクラッシュドライバー」という暴走リスク付きの強化ベルトが覇権を握る環境下で、ビルド自身も使用を試みますが適応できず失敗。
両陣営の筆頭戦力であるグリスとクローズの戦いを横目にしながら、取り巻きの怪人を処理するために変身したのが「フェニックスロボ」となります。
やっぱり「スクラッシュドライバーを使用できないからフェニックスロボに変身した」という経緯なので「妥協感」は強いです。能力を見る限りでは結構優秀なんですけどね。
とは言え直後にチェンジした「スマホウルフ」は「初陣なのに(身代わりだけど)負けた」という残念な扱いを受けており、僅かな登場時間であっても「勝ち逃げに成功した」という見方も出来るでしょう。
まぁ「不死鳥」はどう考えても派生フォームの能力として強過ぎるし、下手に活躍させたらパワーバランス崩壊で作劇が難しくなるリスクもあります。
「僅かな活躍だけどインフレ後の環境で負けなかった」は能力と作劇に上手く折り合いを付けた描写だと個人的に感じており、株を落とさない扱いは結構好きです。
強さ解説
火力
非常にバランスが良く優秀です。基本フォームである「ラビットタンク」と互角のキックであり、パンチに関しては大幅に上回ります。
通常パンチの実数値はビルド派生フォーム中で最強の存在であり、更には中間フォームである「ラビットタンクスパークリング」も超えています。
この打撃力に「炎属性」も加わり、熱も「掴んだ敵を溶かす」「接触した敵を内部から燃やす」と記載されていますので、やはり火力は優秀であると見て良いでしょう。
汎用性
優秀な格闘能力はもちろん、「巨大なエネルギー状の腕を用いた攻撃」や「火炎放射」「無敵状態での飛行体当たり」が確認されています。
小型ではありますが「対空砲」が顔面に搭載されており遠距離にも対応可能、中距離程度までなら火炎放射でも射程圏内なので、攻撃手段が豊富であることは確かです。
加えて肩の能力に「材料があれば小型の戦闘ロボットを作れる」がありますが、これは「カンドロイド」のような運用が出来るんですかね?
また内海さん曰く「ロボットの正確無比な攻撃」との事で、高い命中率が期待される点も評価できるでしょう。
機動力
ジャンプはそこそこ、スピードに関しては流石に遅い部類です。火力実数値にステータスを振った分、走力は失ってしまった印象です。
とはいえコイツは飛べるので…。
特殊能力
ちょっとコイツは無法だと思うんですよね。幾つか挙げると
- 破壊された物体を新たな姿で再生する
- 表面が油でコーティングされており腐食や錆に強い
- 必殺技発動時は全身を特殊な炎に変換して無敵状態になる
- 荒廃したエリアに新たな命を芽吹かせる
- 敵を分析して攻撃を先読みする能力
- 味方に扮した敵を炙り出せる
といった具合で「派生フォームとしてはスケールがデカ過ぎないか?」という能力が目白押しです。
一番目立つのは③の無敵化でしょう。こんなのバイオライダーじゃないか。流石に必殺時限定なのでギリギリ許されてる感じですが、若干チートに片足を突っ込んでいる印象を受けます。
加えて⑤も優秀ですよね。能力的に思い浮かべるのは「ゼロワン」でしょうか。流石に「ゼロツー」クラスの予測性能は無いでしょうが「シャイニングホッパー」クラスの予測なら出来るのかな…?
ただしゼロワンの強さは「予測+スピード」で成立している側面もあるので、ビルドが全く同程度の戦闘を再現出来るかは怪しいです。
如何せん未使用なので能力の精度までは推し量りかねますが、少なく見積もっても「ミューズ」くらいの予測は出来るのではないでしょうか。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。
- 初手で必殺技を発動
- 無敵状態で敵を掴み、上空へ
- 上空で殴りまくる
- 瀕死の敵を残して先に着陸
- 落下する敵を対空砲でお出迎えし完全勝利
どう考えても無敵化が優秀すぎるので初手から使用しましょう。本編18話でも「変身した20秒後に必殺技発動」という使い方をしているので大凡の最適解と考えて良いと思います。
より高威力の左腕は敵の拘束に使用するので、③のパンチは右腕で行います。ただしこちらも「敵を内部から燃やす」ため決して見劣りはしないでしょう。
顔面の対空砲はどの程度の破壊力を秘めているのか未知数ですが、ダメ押しとして使用する分には悪くなさそうです。
有利な敵
仮面ライダーオルトロスバルカン
基礎スペックは完全にビルドを上回っていますが、自壊ダメージというデメリットを抱えた超短期決戦型のライダーです。
ビルドの無敵化も必殺発動時に限られるもので時間制限があると考えられますが「バルカンの自壊による変身解除」を待つ時間稼ぎとしては充分だと思います。
万が一、時間稼ぎが間に合わない場合でも「敵の損傷が激しい箇所」を特定する能力がビルドには搭載されているので、自壊ダメージをある程度受けたバルカンにピンポイントでトドメを刺す戦略が可能です。
仮面ライダーガイ
ゲーム感覚で人間の命を軽視するヤバい大学生ですが、平常時は「サークルの下っ端」として立ち振る舞っており比較的マトモな印象の人物です。
ただ如何せん腹黒さがトンデモなく、本性は人命軽視に止まらず「腹いせにサイバー攻撃を仕掛ける」といった犯罪行為にも及びます。
後年の「Rider Time」でも腹黒さは健在であり「食事中の仲間をナイフで刺殺」という凶行を披露しています。
ビルドには「害意を察知する機能」が搭載されており、ガイによる凶行を予め対策する事ができる点で優秀といえます。
不利な敵
仮面ライダーゲンム(復活後)
不死鳥の能力を宿すビルドですが、これは「不死身になる」ではなく「必殺時だけ敵の攻撃を無効化する」という性質であり、必殺発動前に受けたダメージや状態異常を回復するといった記載は存在しません。
例えばビルドの必殺前に「バグスターウイルス」を浴びせてゲーム病に感染させることが出来れば、その後の持続ダメージで倒せる可能性があります。
それこそ「時間差コンテニュー」を駆使して必殺終了まで粘り、病で攻略できたタイミングでヒョコッと復活すれば割と優位に立ち回れそうではあります。
ベストパートナー
仮面ライダー斬月
「人を見る目が無い」で有名な主任です。身内から同僚まで裏切りまくりの人物達に取り巻かれており、斬月自身は優秀なのに「周囲に足を引っ張られている」印象が強いです。
「海賊レッシャー」の記事でも触れましたが、研究職としても活躍できるビルドとは相性が良さそうであり、フェニックスロボの「敵の害意を見破る」能力で裏切りを未然に防げる点も加味すると、主任に欠けた要素をピンポイントで補えそうだと感じます。
オーマジオウ(2068)
荒れ果てた大地で寂しく余生を送る元気なお爺ちゃんです。若き日のジオウが仲間に囲まれ、自身とは異なる歴史を歩むことを喜ぶ程には「孤独な王様」である事に思うところがあったのかもしれません。
世界の人口が半分にされてしまった2068年ですが、ビルドの「荒廃した場所に新たな命を芽吹かせる」能力で多少は賑やかになる可能性があります。
てかオーマ自身がビルドの能力も使えるわけだし実行すれば良いじゃんって思いましたが、如何せんフェニックスロボの存在感が無さすぎて能力ごと忘れられていたのかもしれません。
強い?弱い?
中間フォームを喰いかける程の恵まれた火力スペックに「必殺時の無敵化」を始めとする数々のスケールが大きい能力群を考慮すると、素直に「強い」と考えて良いと思います。
変身音も「不死身の兵器!」と非常に強そうなコールが入っており、他の派生フォームとは一線を画す印象が強いです。ライオンクリーナーなんて「たてがみサイクロン!」ですからね…。
ただし決して不死身である訳ではなく「必殺時の無敵化」に留まりはするので「チート」と言えるほどの強さでは流石に無いでしょう。
僅かな戦闘描写ではありますが勝率は100%だし、公式に記載されている設定を読んでも「派生フォームとしては破格の強さ」である事は間違いないと思います。



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