仮面ライダーゼロツーの戦闘力!120tキックに2兆通りのAiシミュレーション!

戦闘力

総合戦闘力 

スペック


ゼロツー
パンチの威力62t
キック威力120t
ジャンプの高さ200m
100m走のタイム0.2秒

引用:テレビ朝日公式

基本情報

 仮面ライダーゼロワンの最強フォームにして、全く別の新たなライダーとして生まれ変わった姿です。根本的に別のベルトを使用した「次世代型」のような存在で、まさにゼロワンをアップデートした本編無敗のライダーです。

 過去となった平成ライダーシリーズでは「強くなる度にゴツくなる」傾向がありましたが、ゼロツーは基本フォームのマイナーチェンジに近い外見であり、非常に「洗練」されています。中間フォームこそゴツかったゼロワンですが、最強フォームでシンプルになるのは「フリーザ最終形態」と似た強さの演出です。

 ゼロワンが1号モチーフであったのに対し、こちらが2号モチーフで赤色を活かしたデザインが堪りません。登場回数こそ非常に少ないですが『初代仮面ライダー』においても新2号の登場は極めて限定的で「助っ人ポジション」でしたから、そういう意味でも元ネタを連想させます。

 いや本当に『初代』における新2号ってマジで強くて大体美味しい所を持っていくイメージがあるんですよね。基本的に1号のピンチを救う役割で登場するゲストキャラなので、登場=勝ち確みたいな流れがあったと記憶しています。

 ゼロツーの「登場回数は少ないけど登場したら勝ち確」な立ち位置が『初代』において助っ人たる新2号を強烈に彷彿させるものであり、彼の理不尽な強さと初代リスペクトを上手く重ね合わせた印象で非常に好きです。

強さ解説

 ぶっ壊れチートですよ、こんなの。

 超スピードで迫り来るアルティメットクウガ級の超火力キャラが、1兆9999億以上のダミーを伴って無限にぶん殴ってくるイメージです。設定としては「0.01秒毎に2兆通りの戦闘シミュレーションをし、最適解を瞬時に選択可能」です。バケモノかな?

 しかも1兆9999億以上のダミーは実体を伴っておりシャイニングホッパーの時に発動していた残像の上位互換です。

 要するにコイツを正攻法で攻略するには「0.01秒以内に高火力超スピードキャラを2兆回撃破」する必要がある訳ですね、無理やろなぁ。

 一応カラクリとしては「変身アイテムに内蔵された人工知能が敵に合わせた戦術を2兆通り提案し選択まで自動で行う」という内容であり「ガタキリバの分身」や「ジオウⅡの未来予知」とは異なる仕組みです。

 そのため人工知能を騙す「人間臭い行動」までは正確に予測することは出来ず、本編でも「爪を折られたにも関わらず、そのまま折れた爪で攻撃を仕掛けたバルカン」の一撃は被弾しています。無傷でしたが…。

 防御力も超一流でして「自身の装甲は絶対に破られない」という雑すぎる設定です。ただしこれはノーダメージという訳ではなく、内部への衝撃波等は装甲は無事でも変身者へのダメージとなるため無敵とまでは言えないです。

 ゼロツーが明確に敗北したのは劇場版における「エデン」との勝負ですが、これは敵の「再生能力」と「ベルトを直接引き剥がす」という初見殺し要素が合わさって強制的に変身解除となったからであり、ゼロツーの株を落とす負け方ではありませんでした。

 ただし「広範囲攻撃」に対してはゼロツーの超スピードやAi予測演算でも回避出来ずに被弾しています。

 私の個人的な推測ですが2兆通りのシミュレーションは「目の前の敵に繰り出すパンチの角度を精巧に調整する」類の内容が大半を占めていて、基本的には一定範囲内での戦闘を前提としているのかもしれません。

 そのため周囲一帯を巻き込んだ範囲攻撃を突然発動されてしまうと、用意していた2兆通りの戦術が全てまとめて意味を成さない状況に陥り「攻撃を防げない事態」に陥るのではないでしょうか。

 また単純に敵の攻撃が強過ぎる・相性が悪過ぎることで、人工Aiがいくらシミュレーションしても解決策が見出せなかった可能性もあります。実際にエデンに有効打を与えたのは全く異なる系統の強さを持つ「メタルクラスタホッパー」でしたから。

 エデンとの再戦時はそもそも「ゼロツードライバー」が手元にない状態でしたが、仮に手元にあった場合に「もう一度ゼロツーで戦いを挑んでいたか」次第で彼の予測Aiの精度(既知であれば対応できるのか)が明らかになると思います。まぁ今となっては分かりませんが…。

 とはいえ仮に「初見の特殊能力」や「強力な範囲攻撃」に対応出来ないとしても、それは殆どのライダーに当てはまる事であって、逆にこれくらいしか弱点が見当たらないゼロツーのバケモノっぷりが際立っているとも解釈できます。

 高火力・超スピード・理不尽Ai予測・絶対破れない装甲といったチート能力が盛り沢山であり、普通に戦えばまず負けないと言えるほど攻略困難な、名実ともに『仮面ライダーゼロワン』における最強の戦士と言えるでしょう。 

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。

  1. 超スピードで接近し敵の目を潰す。
  2. と見せかけて背後から全力の必殺キックで敵を吹き飛ばす。
  3. 瞬時に敵を先回り、剣を装備して待ち構える。
  4. 飛んできた敵を斬る。
  5. と見せかけてもう1度必殺キックをお見舞いし地面に叩きつける。
  6. 瀕死の敵に剣を突き刺し勝利

簡単にいうとフェイントが得意なキャラですので、まずは敵の視界を集中させるために目潰しの動作をします。ここで敵が対応出来なければ潰しても良いし、回避しようとした場合は②に移行すれば良いです。

やはり膨大な数の戦術を予め用意して瞬時に切り替えられるのはチートであり、実質的に瞬間移動に近い内容になります。なるべく殺意の高い技で敵の注意を集中させ、その隙に最大火力の「ゼロツービッグバン」を複数回に渡って執拗に命中させる作戦が可能です。

有利な敵

仮面ライダーBLACK RX

 昭和ライダー屈指のチートキャラとして名高いRXですが、それは必殺の貫通攻撃に由来する場合が多いです。文字通り「必殺」であり、敵に刺さればほぼ100%勝利といった具合です。RX本編でも「リボルケイン」を手にする=クライマックスというお決まりのパターンでしたし。

 ただこれは貫通してこその強さであり、ゼロツーのように「打撃ダメージは受けるけど装甲は絶対に破られない」性能は、天敵とも言えるほどにピンポイントでRXの強みを潰します。

 加えてRXは「0.1秒を隙扱い」するデタラメな性能ですが、ゼロツーに至っては「0.01秒で予測完了」なのでもうメチャクチャです。

 非常に高次元なバトルになるのは間違いないでしょうが、RXの決定打を潰せるゼロツーが有利に勝負を運べそうです。

仮面ライダーミューズ

 こちらも予測演算で敵の行動を先読みするライダーですが、流石に性能の水準が別格でしょう。いくらファイズが理不尽な強さを発揮したといっても「格下の基本フォームに攻略された」程度の予測機能です。ゼロツーの2兆通りとか言うヤケクソ数字に敵うとは到底思えません。

 これまでも「Ai」や「未来予測」といった類の能力を備えた機械系ライダーは何人か登場しましたが、現時点での最高峰はゼロツーです。今後も似た性能を持つライダーとの比較対象としてゼロツーは君臨するでしょうが、これは中々に高い壁です。

不利な敵

仮面ライダーウィザード(インフィニティースタイル)

 Aiが予想しにくいものとして考えられるのは「不破さん」のように人間臭過ぎるあまり「置かれた状況と選択する戦術の乖離が激しいタイプ」や「超常的で理屈では説明できない現象」があります。

 例えばウィザードは「自身の個人的な希望に由来した魔法」を使用する戦士であり、上記の条件を満たす存在です。基礎スペックは流石に劣りますが、こちらも機動力と高い防御力を有しており、「目眩し」のような初見殺し的な魔法も活用すれば勝ち筋も見出せるでしょう。

仮面ライダーV3

 「2」がチートでどうしようもないなら「3」をぶつけてみる、といった発想です。基礎スペックも十分に当たり合える水準だし、何より「26の秘密」を初見殺し的に活用する戦法が可能です。

 それこそV3は昭和らしい格闘主体のライダーですが「100万ボルトの電撃」といった奥の手が隠されており、Aiの予測が追いつく前に不意をついて範囲攻撃を仕掛ける事が可能です。更に怯んだゼロツーに「火柱キック」まで命中させれば最高峰の打撃ダメージとなるため、装甲を破れなくとも有効打となる可能性があります。

ベストパートナー

仮面ライダーダブル(サイクロンジョーカーエクストリーム)

 こちらも地球規模のデータベースにアクセスし「敵の弱点を検索・把握」することで有利に立ち回るライダーで性能が似ています。おそらく参照しているであろうデータも概ね同じ内容でしょう。

 しかしダブルの場合は「敵の弱点をピンポイントに把握しクリティカルヒットを狙う」のに対し、ゼロツーは「とりあえず2兆通り戦術を用意して最適と思われるものから手当たり次第試してみる」という向きの活用法であり、若干の差異はあるでしょうか。

 逆に言うと彼らが協力すれば「より可能性を広げつつ確実に最適解を導く精度が向上する」という事になり、元々のチートっぷりに磨きが掛かります。

仮面ライダーカブト(ハイパーフォーム)

 ゼロツーはAiによる予測で、ハイパーカブトは時空超越による物理的方法で、それぞれが文字通り「未来を掴む」コンビです。

 ゼロツー初陣では「何度も自身が殺されるシミュレーションを試した末に、生存する手法としてゼロツーが登場する」演出がなされており「未来を変えた」とも言える印象を与えています。

 ハイパーカブトに至っては過去と未来を超越する理不尽っぷりで、相方が殺されたら時間を巻き戻してやり直しという芸当を披露しています。「未来を変える」と言うより「未来から変えに来た」が近いかもしれません。

 両者ともに歴代最強クラスの実力者であり、単体で撃破する事すら困難なキャラですから2人まとめて相手にするのは悪夢でしかないでしょう。

強い?弱い?

 超スピード・理不尽Ai予測・絶対破れない装甲にキック120tという火力を両立させてしまった強過ぎるライダーです。上記は単品であっても「最強フォーム級」の能力なのに4つ全部持ってるのは流石にオカシイです。

 言ってしまえばハイパーカブト、エクストリーム、装甲響鬼、アルティメットの能力を全てではないものの良いところ取りしているような性能です。

 確かに「予測困難な初見殺し」や「範囲攻撃」といった苦手分野はありますが、裏を返せば「範囲攻撃と初見殺しが含まれなければまず負けない」と言えるほど安心感のある強さであり、本編無敗は伊達じゃないです。

 インフレの激しい『ゼロワン』という作品において最強の名に相応しい存在であり、歴代シリーズ通しても超絶強い水準である事は間違いありません。

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