仮面ライダーカブト(ハイパーフォーム)の戦闘力

戦闘力

総合戦闘力

スペック


ハイパーフォーム
パンチの威力10t
キック威力15t(必殺は30t)
ジャンプの高さ50m
100m走のタイム4.2秒(通常時)

引用:仮面ライダー図鑑

強さ解説

火力

打撃実数値は作品中最強ですが、歴代作品全体としては控えめな水準です。

それこそ「ジーニアスフォーム」なんかはパンチ55t・キック61tという実数値であり、更に上乗せバフがある事を踏まえると流石にハイパーカブトは物足りない印象を受けます。

しかし「打撃実数値は低くても武器必殺が強烈なタイプ」も一定数存在しており、例えば「プトティラコンボ」はパンチ・キックの数値は低めな一方で「バズーカの破壊力は200t」です。

ハイパーカブトも「パーフェクトゼクター」に他3人のライダー変身アイテムを装着する事で、大量の怪人を一掃する大規模な極太ビーム砲を披露しています。

斬撃・ビーム砲といった武器による破壊力は明示されていませんが、仮に3桁クラスの破壊力だと言われても納得は出来るかなぁ。ライダー4人分のパワーだし。

「地味な打撃実数値」と「派手な武器必殺」という2要素でバランスを取るのが難しいですが、ここは16点としておきます。

汎用性

「パーフェクトゼクター」は斬撃・射撃の2パターンで運用可能です。必然的に遠近両用と言えます。

何となく「全ゼクター装着」のイメージが強いですが、各ゼクター単体装着での固有必殺も描写されています。

といった具合に戦術の幅は広いです。

「クナイガン」「ゼクトマイザー」に関しては使用描写がありませんでしたが「ハイパーフォームだから使用できない」は流石にないでしょう。

至れり尽くせりの攻撃手段に加えて「ハイパークロックアップ」を使用してくる訳ですから、まぁ完璧と言って良いと思います。25点。

機動力

「ハイパークロックアップ」ですね。30点。

カブトに登場するライダーの持ち味は「クロックアップ」ですが、近年では対抗可能な超スピードライダーも多数登場してきています。

それこそ『ディケイド第16話』を皮切りに「アクセルフォームのファイズ」なんかはクロックアップに追いつく描写が複数あります。

そんなアクセルフォームに対抗した「マッハ」なんかもクロックアップに追い付く可能性は否定できない訳です(『仮面ライダー3号』)。

しかし基本的に他作品に登場する超スピードキャラは「クロックアップと互角」として描かれる事が多く、流石にハイパークロックアップは一線を画している印象を受けます。

カブト劇場版で描写されたハイパークロックアップは「通常クロックアップがスローに見える」異次元のスピードです。

『アウトサイダーズ』第5話でも「通常クロックアップに対抗したゼロスリー」が「ハイパークロックアップには対抗出来ていない」という描写となっており、やはり一段上の実力と言えそうです。

これに加えて「飛行能力」「宇宙空間での活動能力」が確認されており、これは流石に文句無しの30点と言えるでしょう。

特殊能力

変身アイテムは未来から出現する仕様となっており、どんな場所にいようと天道の手元に出現します。

仮にハイパーゼクターが破壊されても「別の未来からハイパーゼクターが出現(第34話)」という強引すぎる解決法を披露しています。

基本的に「変身能力を奪う」アプローチを受けて詰む展開には陥らないと考えて良いでしょう。

最終話で破壊されたパーフェクトゼクターも普通に召喚しそうな雰囲気あるしなぁ。

それに加えて「時空超越」というトンデモ能力まで搭載されており『カブト劇場版』では「時間を7年前まで巻き戻す」チートを披露しています。

自身がタイムスリップするだけでなく「巨大隕石を持ったままタイムスリップする」スケールの大きさが印象的です。

上記能力を一見すると完全無敵の最強キャラに思えますが、敗北描写もあります。

特に印象的だったのは「時止め」による敗北でしょうか。

どんなに速く動けても時間そのものを止められてしまうと対応できない事が明らかになっています(第41話)。

また防御力に関してもカッシスワームの一撃で通常カブトへ弱体化」という場面があり、あまり強靭な印象はないです。

とはいえ「チート能力を有するフォームへ確実に変身可能」は非常に優秀ですし、ここは27点とします。

強い?弱い?

最強格として挙げられる存在と言えるでしょう。

「仮面ライダーで最強は誰か」という定番の議論において、ハイパーカブトの名前が挙がらない事はまず無いです。

「ハイパークロックアップが強い」「タイムスリップがチート」というシステム面での優秀っぷりは語るまでもないですが、それ以上に「何があっても手元に出現するハイパーゼクター」が理不尽すぎます。

専用武器のハイパーゼクターだって「俺の進化は光より速い」という天道の謎ポエムによって唐突に出現しており、特段の強化イベントもなく獲得しています。

変身アイテムも武器も「未来から召喚」という身も蓋もなさ過ぎるズルさであり、これを「まぁ天道だもんな…」で成立させてしまう点に彼の凄みがあると思います。

「時止め」といった更なるチート能力に攻略される場面もありましたが、天道による頭脳戦でリベンジも果たしているし、およそ最強格と考えて良いでしょう。

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。

  1. ゼクトマイザーで牽制
  2. ハイパークロックアップ発動
  3. もう片方の腕でパーフェクトゼクターを装備
  4. マキシマムハイパーサイクロン(射撃技)を発動
  5. 敵を倒しきれなかった場合はゼクトマイザー(未来)を召喚
  6. 「2丁ゼクトマイザー」で敵が絶命するまで無限に追撃して勝利

「クロックアップした相手にも追いつく自動追尾機能付きで弾数無限のグレネードランチャー」と言える「ゼクトマイザー」が便利すぎるので初手から使いましょう。

打撃実数値は必殺技含めても微妙なので、火力は素直にパーフェクトゼクターに委ねるべきだと考えます。

基本的には④の段階で倒し切れると思いますが、万が一にも敵が生存した場合には再度ゼクトマイザーを浴びせたいです。

それこそ「未来からアイテム召喚」が許されるなら「未来のゼクトマイザー召喚」だってアリじゃない?

「2丁ゼクトマイザー」は描写として全く映えないでしょうが…。

また「追撃時に再度ハイパークロックアップを発動できるか」は実践描写がないので微妙です。

しかしハイパーカブトの能力を発動した「ゼイン」が「通常クロックアップとハイパークロックアップを使い分けていた」事実を踏まえると、⑥の段階であっても「通常クロックアップ」を発動することで一層確実に身の安全を守れると思います。

有利な敵

仮面ライダークローズビルド

クローズビルドは「自身の打撃威力を相手と互角の水準にアップさせる」というトンデモないバフ設定を持っています。

必然的に「自身より優れた打撃威力を有する敵に対して有利に戦える性能」であると言えますが、ハイパーカブトの打撃実数値はクローズビルドの半分以下です。

カブトに関しては射撃や斬撃で火力を出すタイプなので、クローズビルドの格闘バフ発動を回避しつつ戦闘を展開できます。

変身条件に関してもクローズビルドは非常に高いハードルを求められる一方で、ハイパーカブトは雑に変身可能です。

仮面ライダーディケイド(コンプリートフォーム)

世界の破壊者たるディケイドの本編最強フォームです。

クウガ~キバまでの最強フォームを召喚するチート能力を有しています。

当然ハイパーカブトに関しても例外なく召喚可能となりますが、やはり天道は「召喚された自分自身に負けないキャラ」としてイメージしやすいです。

「自分自身のコピーに勝つ」はダークカブト戦で実証しており、自身の過去をコピーした存在に対して「未来を掴み続ける天道」という構図で完封しています。

そもそも「ディケイドの動きをコピーするだけの存在」と本物を比べれば、流石に本物の方が強いでしょうが、天道の場合は特にその説得力がある印象です。

仮面ライダーエグゼイド(ムテキゲーマー)

エグゼイドの最強フォームであり、こちらも最強議論の常連キャラです。

まぁコイツも作中通して暴れ回っていた印象しかないですが、こちらは変身能力を喪失する描写もあります。

特に厳しいのが「自身の分身が死ぬと変身能力を失う」という設定であり、この点で「お手軽に変身可能」なハイパーカブトが優れていると感じます。

とは言ってもハイパームテキには「セーブ機能」なるものが搭載されており、カブトによる時間巻き戻しに対抗する可能性があるので中々に甲乙つけ難い部分もあります。

単純な実数値を加味すると完全にエグゼイド側が有利になりますが、やはり「パラドの存在に依存する」という点を考慮すると「ハイパーカブトが便利すぎるなぁ」というのが個人的見解です。

不利な敵

仮面ライダークウガ(アルティメットフォーム)

ハイパークロックアップを見切る事は難しいでしょうが「被弾する前に周囲を焼き尽くす」戦法なら対抗出来そうに感じます。

超自然発火能力によって周囲を焼き払うクウガですが、彼の炎は「敵に浴びせる」ではなく「敵の内側から発火させる」に近い印象を受けます。

ハイパーカブト自体決して耐久力に優れているとは言えないし、ましてやライダースーツの内側から焼かれてしまったら流石に厳しいでしょう。

加えて炎による熱ダメージは「超スピードで動いている分だけ現実時間より長く持続ダメージを受ける」可能性もあり、カブトであっても負け筋を作りかねない相手だと思います。

仮面ライダーツクヨミ

カブト本編でも描かれた「時止め」によるハイパーカブト攻略ですが、これを簡単に再現できてしまうのがツクヨミでしょう。

もちろん天道とは他人同士ではありますが、一応ツクヨミも「妹キャラ」である点も大きく勝敗に影響しそうです。

彼女に関しても「雑に強い」であり、うっかり天道に勝ったとしても「まぁ魔王軍だしな…」という説得力はあります。

仮面ライダーギャレン(通常形態)

例の「格上特効」です。辛味噌が流れたら勝ちます。

一応ギャレンは「120tの衝撃に耐える」という記載が公式にあるので、ハイパーカブトによって一撃で倒される可能性は低いです。

真面目に倒そうと思ったら

を駆使して場を繋ぎつつ、一瞬の隙を見切って全力のアッパーで勝つ感じですかね。

先述の通り「クロックアップを見切ったゼロスリー」であっても「ハイパークロックアップは見切れない」という結論であり、もはや能力面での理屈でハイパークロックアップを攻略するのは困難です。

そうなると「オーマジオウのような更なるチート」「橘さんみたいな理屈ガン無視インファイト」くらいじゃないと勝ち筋を見出しにくいんですよね。

そもそもカブトの耐久自体は低そうだし、超スピードで動いている分だけカウンターが命中した際のダメージも大きいと思われます。

これ本当にワンチャンあるんじゃないか…?

ベストパートナー

仮面ライダーストロンガー(チャージアップ)

昭和の7号と平成の7号という類似点があります。

モチーフもカブトムシであり、白銀の姿で超短期決戦型の性能まで共通しているので相性は非常に良さそうに思われます。

実戦を妄想しても「ストロンガーのエレクトロファイヤーで先制攻撃」「敵が痺れている隙にハイパークロックアップ発動&マキシマムハイパータイフーン」は中々に殺意が高いです。

仮にカブトの火力が足りない場合であってもストロンガーの100倍電気火力で代替すれば良いし、どちらをサポート枠に据えても成立するのではないでしょうか。

変身者も「天が呼ぶ男」と「天を司る男」という具合で共通点を見出せるので結構仲良くやれそうに感じます。

天道「俺こそが太陽だ」

ストロンガー「じゃあ、お前が俺を呼んだのか!」

天道「何故そうなる…」

仮面ライダーアギト(シャイニングフォーム)

太陽の光を浴びて進化したアギトの最強フォームです。

進化の可能性を残しているアギトですが、カブトも「俺の進化は光より速い」と発言していたので「お互いに進化するコンビ」と言えるでしょうか。

アギトの変身者も料理好きであり、家庭菜園で野菜を収穫する場面もあるので、食にこだわる天道からの信頼は容易く掴み取れそうです。

またアギトとカブトは両者ともに「豆腐の扱い」に長けています。

アギト「はぁぁぁ…!(シャイニングフォーム変身中)」

天道「俺の光が眩しすぎて殻を破ったか…」

明かして欲しかった謎

『カブト』という作品の評価は「ライダーのデザインやキャラの魅力は最高だけどストーリーが微妙」という内容になりがちです。

私も最近になって改めて見返しましたが、確かにストーリーに対して消化不良感は抱きました。

色々と要因はあると思いますが、やはり一番は「不明事項が多すぎる」でしょう。

  • そもそもワームって何?
  • ネイティブは人類と共存するんじゃなかったの?
  • 三島の味覚がない理由は?
  • 矢車は何を知って地獄堕ちしたの?
  • ダークカブトは元々どんな少年だったの?
  • ワームって本当に全滅したの?

と言った具合に私が思いつくだけでも結構な数の謎がある訳ですが、まずは「ネイティブが地球に来た1971年」から「ワームが渋谷に来る1999年」の間に起こった出来事をもう少し分かりやすくして欲しかったと感じます。

一応は

  1. ネイティブが「いずれワームというヤバい敵が来るぞ、我々と人間で協力して迎え討とう」と提案した
  2. 人間側(政府・警察上層部?)が提案を了承した
  3. 人間とネイティブ共同で「ライダーシステム」を開発した
  4. 開発者の1人であった「天道の父」が「ネイティブとの対立」を予見し彼らを倒すための暴走システムをライダーシステムに組み込んだ
  5. 敵意を悟られた天道の父がネイティブに殺された

という時系列は読み取れます。

個人的には「天道の父が何故ネイティブを疑ったのか」という謎が明かされていれば印象が180度ひっくり返っていたように感じるんですよね。

単純に「怪人態が気持ち悪いから殺す」という差別意識だったのか、ネイティブ側に「人類社会を征服する野望を見抜いたのか」で随分と話が変わってくると思います。

例えば前者のように「人間による差別意識でネイティブが悪意を向けられた」という過去が描写されていれば、根岸による「世の中の対立を無くしたい」「全人類をネイティブにする」にも説得力を持たせられます。

  1. 「人間は悪意で差別をする」
  2. 「ネイティブはそんな事しない」
  3. 「みんなネイティブになれば良い」

であれば最終盤の「ネックレス配布」に対しても唐突な印象は抱かなかったと思います。

しかし実際の本編では上記のような過去時系列が不明瞭なので、ネイティブ側の目的が中々イメージしにくいんですよね。

大人になった自分が視聴しても唐突にホリエモンみたいなの出てきたんだけど」「謎に影山がネイティブになっちゃったよ!?」くらいの温度感でした(理解力)。

といった具合に多くの謎を残した『カブト』は粗が目立つ箇所もありましたが、やっぱり改めて見返すと面白いっすよ。

1話~最終話までの一貫性は微妙ですが「1話ごとのインパクト」は非常に大きく「7日に1回の頻度で子供が視聴する」という条件下で面白さを最大化した結果という事であれば納得できます。

『キバ』のような「配信で一気見してこそ面白い」タイプではありませんが、逆に言えば「暇なタイミングで1話ずつ観る」でも充分に楽しめるタイプです。

そういう意味では「頭空っぽで観れる昭和ライダー」と似た魅力であり、これを平成画質で味わえる点に『カブト』の良さがあるのかもしれません。

何はともあれ「カッコイイ主人公がスタイリッシュにやりたい放題する」作風は非常に面白く、私自身の思い出補正を抜きにしてもオススメしたい作品です。

コメント

  1. ハイパーカブト、意外と数値は低いんですね!いつもコレ系の話に出てくるのでもうちょいあると思ってました!ブレイドのタイムスカラベとか対策になりそうですけどどう思いますか?それこそブレイドには広範囲攻撃のサンダーやパンチ強化、硬質化もありますし戦えはすると思います!(性能差は考慮しないとして)

    • ♤10の時間停止ですよね!

      キングフォームはカードスキャン無しで能力発動できるので隙を晒しにくいし、対ハイパーカブトという意味では最適解かもしれませんね!

      ただし、スカラベアンデッドの公式設定にある「時間が停止しているが故に硬直している相手に直接の攻撃はできない」という記載や、ブレイド第32話でムッコロが奪取した「謎の布切れ」を踏まえると攻略法自体はあるので中々に悩ましいところです〜

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