
出典:ガンバライジング公式様
総合戦闘力

スペック
引用:仮面ライダー図鑑
強さ解説
火力
実数値は「カブト」と互角です。必殺火力も含めて完全に同じ設定となっています。
しかし総合的には「専用バイクで火力の上乗せを狙えるカブト」に対して「専用バイクが登場しないダークカブト」が劣っていると見て良いと思います。
一応は第40話冒頭で「ライダーキックの撃ち合いでカブトに勝利する」という活躍を見せていますが、この描写だけで「ダークカブト>カブト」とは言えないと思っています。
この時の天道は
- 雑魚処理とはいえ連戦状態だった
- 時空を越える際にハイパーフォームから通常形態に戻っており、何かしらの負担があった可能性がある
- 実妹と再会し動揺していた
という具合に、幾つかの点で制約のある状態であったという見方ができます。
もちろん「フルスペック時のカブトの方が強い」とは言えませんが、実数値が同じである事を踏まえても素の火力は「カブト=ダークカブト」に落ち着くと思います。
これに専用バイクを利用したバフの存在を加味すると「総合的にはカブトが上」であると私は考えます。
汎用性
「クナイガン」を所持している点は偉いです。斧・短剣・銃として使用可能であり、ひとまず遠近両対応と言えます。
加えて「クロックアップ」「2フォームを瞬時に使い分けられる」という要素もあり、かなり優秀な部類になるでしょう。
ただし「カブト」との比較においては「ゼクトマイザー」を所持していない点で大きく劣ります。やっぱりアレ持ってるだけで随分と快適に戦えそうだもんなぁ。
機動力
例に漏れず「クロックアップ」による超高速移動が可能です。
後のシリーズでは対抗手段や類似能力も多く登場しているため、一概に「クロックアップが最強で最速」とは言えない時代になりつつありますが、強い事に間違いはないです。
加えてクロックアップによる超スピードは「連続使用」が確認されている点も高く評価できます。
超スピードライダーは他作品にも一定数存在しますが、大体が「制限時間」などの事情で限定的な発動になりがちです。
クロックアップにも制限時間は存在しますが「時間切れ直後にまた発動」という無法プレイを(カブトが)第3話で実践済なので「制限時間という概念が仕事してない」と言えます。
ただしカブトと違ってダークカブトは「専用バイク」を持っていません。
専用バイクによってカブトとガタックは「飛行能力」を有していますが、ダークカブトはあくまでダッシュとジャンプによる機動力となります。
またマスクドフォームを経てのクロックアップであるため、超スピードを発動するまでの速さは「キックホッパー」等が上です。
特殊能力
一応は「マスクドフォームとの使い分け」を活かした戦略を練る知性もあり、幼げな言動以上には頭の回るタイプだと思います。
ダークカブト曰く「ライダーフォーム状態で高所から落下すると致命傷」との事でしたが、公式設定では「500mの高さから飛び降りてもダメージを受けない足裏」という趣旨の記載があります。
足裏設定は同作中ライダーの共通能力となっていますが、劇中でダークカブトがダメージを危惧した高さは流石に500m以下の高さだと思われます。
一般的に超高層マンションと呼ばれる建物の高さが「60m」である事を踏まえると、流石に500mが外れ値だというイメージが湧きやすいかと思います。
ここで設定と劇中描写の整合性を取ろうとすると「足裏で着地できれば500mの高さに耐える」「足裏ではなく身体から落ちてしまうと数十メートルでも致命傷」という塩梅に落ち着きそうです。
流石に「足裏だけ異常に強すぎないか?」と感じますが、まぁそういう事なんでしょう。
強い?弱い?
性能自体は強いと思います。
「クロックアップ」や「カブトクナイガン」を活用できる時点で充分な強さが担保されていると言えるでしょう。
その一方で本家カブトの片輪である「天道の強さ」はコピーし切れていない感が否めないです。
「そりゃハイパーカブトに勝てる訳ねぇだろ」というのは当然にしても「天道には未来からの助けがある」の一点で彼の理不尽・無慈悲な強さとは大きな差がある印象です。
ライダー自体の性能が互角だからこそ「変身者の力量」が差として顕在化してしまう実例と言えるでしょう。
とはいえ、これは「天道が理不尽に強い」なのであって「ダークカブトが弱い」ではないと思います。
ただ「ダークカブトが強い」と評価しても「同じ性能のカブトも強い」になってしまい、結局は「擬態天道が本物の天道に勝てる要素」がないと中々厳しい立ち位置になってしまうかなぁ。
一応は変身者が怪人であるため、通常の人間以上には強いのでしょうが目立つ活躍もなかったし。
せめて「自由に擬態しまくれる」「怪人としてクソ強い」なら救いもあるのですが、実態は「人体実験で怪人化した特殊ケースなので擬態能力を自在に扱えるか不明」「怪人態は雑魚敵と同じ外見」である事を踏まえると…。
決して「弱い要素があるライダー」ではないと思うのですが、同時に「強い要素がクロックアップ等の性能依存」であり、ダークカブト独自の強さを見出しにくいです。
総じて最強クラスとは言えず、「それなりに強い」程度の評価に落ち着くかと思います。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。
- 銃で牽制
- 敵が怯んだ隙にキャストオフ
- 速攻でクロックアップ
- 超スピード状態で敵の背後に回る
- クナイで刺しまくる
- 念の為、斧で首をヤっておく
まぁ「ゼクトマイザー」持ってないし無難にクロックアップ主体で良いと思います。
クロックアップは連続で使用できるので制限時間を過度に心配する必要はないと思います。
しかし「時間切れから再発動までの僅かな隙」を狙って反撃される可能性があるので最短ルートで倒しましょう。
そうなると「クナイ(短剣)でブスブス刺した後にダメ押しで斧斬り落とし」になってくると思います。
私が変身者だったら必殺キックを敢えて発動することはないかなぁ。
有利な敵
仮面ライダーファイズ(アクセルフォーム)
お馴染みの超スピードライダーです。10秒間だけ超スピードを発動し、クロックアップへの対抗も確認されています(ディケイド第16話)。
ただしファイズのアクセルフォームに関しては「連続使用」が確認されていません。
フォームの維持自体も「35秒を経過すると変身者が絶命する」とあり、やはり基本的には1回限りの使用と考えるべきでしょう。
一方のクロックアップに関しては制限時間こそ不明確ですが「連続で使用可能」という意味分からん匙加減となっています。
スピード自体は互角であっても「一回限り」と「連続で使用できる」なら後者の方が流石に有利です。
地味にガンバライドのPVで対戦しているんですよね、この2人。カブトではなく敢えてダークカブトなのが色味の統一感もあって好きでした。
仮面ライダー威吹鬼
音を扱う銃ライダーです。
トランペット型の銃で特殊弾を撃ち込み、後追いで放つ音波で継続ダメージ・起爆を狙う戦法を得意とします。
「音を浴びせるだけでダメージを与えられる」は相当に便利ですが「クロックアップ」をしている間は音が止まってしまいます。
大抵の場合は「威吹鬼の銃弾を被弾したら継続ダメージを覚悟する必要がある」訳ですが、これを無効化する可能性がある点でクロックアップは優秀です。
ただし威吹鬼は音撃を無効化されても「鬼爪」によるカウンターを仕掛けてくる場合があるので、ダークカブトは下手に接近せず、クナイガンで射撃に徹するべきでしょう。
不利な敵
仮面ライダー新2号
先述の通り、ダークカブトは高所からの落下でダメージを受けるという認識を示しています。
足裏から綺麗に着地できれば大丈夫でしょうが、投げ技によって全身を打ち付けられてしまうと致命傷になる可能性があります。
それこそ初代2人が披露している「きりもみシュート」なんかは結構なダメージを与えてきそうです。
クロックアップをしたダークカブトを如何に捕まえるかですが、2号に限っては「ライダー放電」なる必殺技が第48話にて確認されています。
つまり
- ライダー放電(範囲攻撃)
- 怯んだダークカブトを捕獲
- きりもみシュート
- 全身打撲で瀕死にする
という手順での勝利を狙う事ができるでしょう。
仮面ライダーウィザード(ウォータースタイル)
『ディケイド』第16~17話では「クロックアップ攻略法」が何個か披露されていますが、その中に「見切り+分身」があります。
もちろんクロックアップを初見で見切るのは容易くないですが、ウィザードのように「リキッドリングによる液状化」を活用できれば、敵を見切るまでの時間を稼げます。
液状化で敵の攻撃を無効化しつつ、敵の動きが読めてきたら分身で反撃し追い込む戦法が成立します。
それこそウィザードは「ビッグ」による巨大化で攻撃範囲を広げたり「コネクト」で奇想天外な位置から攻撃をするといった特殊性もあるので中々に期待出来そうです。
ベストパートナー
仮面ライダーSHADOW MOON
長年にわたって監禁されてきたライダーです。
「人体実験の被害者」という点でも共通しているでしょうか。奇しくも幼少期に緑色の石によって人生を狂わされた点まで一致しています。
まぁ…こんなに酷い仕打ちを受ければ人間世界に恨みを抱くのも当然ですよね…。
それも犯罪組織ではなく、政府に関連する組織によって被害を受けている訳ですから一層可哀想です。
信彦は「(人間に虐げられた怪人は)もっと怒って良い」という趣旨の演説をしており、怪人組織のトップとして純粋無垢なダークカブトを迎え入れそうに感じます。
仮面ライダーアマゾンオメガ
溶原性細胞絶対殺すマンのイメージが強いアマゾンオメガですが、あれは「人間への感染リスク」を踏まえての行動です。
シーズン1では「村長」の愛称でファン界隈に親しまれる程度には「怪人を無闇に殺さない理念」を持っていると言えます。
また彼も見た目以上に実年齢が幼く、ダークカブトと同様に実験で作られた存在です。
人外として作られた自身への葛藤という意味でダークカブトの闇も理解できそうであり、ダークカブト側も無闇矢鱈に人間を襲う訳ではないので対立は避けられるんじゃないかなぁ。
それこそシーズン2の成熟したアマゾンオメガであれば、純粋無垢なダークカブトを正しい方向へ導けそうに感じます。
コイツより悲惨なキャラいない説
元々『仮面ライダー』シリーズ自体が「悲惨な境遇のライダーが悲しみを乗り越えて戦う」というテーマであり、悲惨な過去のあるキャラは珍しくありません。
それこそ初代ライダーだって「拉致監禁されて人体実験される」というハードな経緯があり、続くV3も「父・母・妹を殺された」という過去を背負っています。
近年だと「歩く病原菌」と揶揄された「アマゾンネオ」なんかが強烈でした。生まれてきた事自体が罪であり、最終話で前作主人公たちに殺されるという悲惨な最期となりました。
同じく大人向け作品に登場した「SHADOW MOON」も人間による差別や政治の闇に翻弄されて人生が狂った哀れな存在です。
しかしどんなに悲惨なキャラであっても何かしらの救いはあったと思うんですよね。
アマゾンネオに関しては「最期の最期でヒロインと分かり合えた」という精神的な充足が描かれたし、信彦に関しても「縋っていたい幸せな青春」があった訳です。
ダークカブトに関しては何もありません。マジで何もないです。
- 幼少期に人体実験で怪人に改造される
- 被験体として様々な実験に利用される
- 長年にわたって監禁される
- ヒロインに拘束を解かれ一時的に逃避行
- ヒロインが自らの意志で主人公のもとへ帰ってしまう
- 孤立した腹いせにヒロインを撃つ
- 天道にボコられる
- 組織に拉致られる
- 同情した天道に救出されるも組織への復讐に燃える
- ラスボスに挑むも敗北、またしても拉致られる
- 危険装置の材料として利用される
- 元凶を道連れにして自身も死ぬ
物語における彼の活躍をザックリまとめると以上になり、幸せな時間が殆どありません。
「ヒロインとの逃避行」をしている際は純粋無垢な笑顔を見せていましたが、それが逆に彼の辛い境遇を裏付けているように感じます。
本物カブトを倒そうとしたのも「やっと掴んだ幸せ(ヒロインとの時間)を奪われないように必死だった」のではないかと思うんですよね。
そして最も恐れていた「ヒロインが離れて孤立する状況」に陥ってしまい、そればかりか「再び拉致される」という最悪の展開を辿ります。
⑨のタイミングでは流石に天道も同情したのか「自由になれ」という言葉をかけており、如何に凄惨な人生であるかが見て取れます。
一応は「自分の意志で敵を道連れにする」を「道連れにしてでも守りたい程に世界に希望を抱いた」という解釈も出来ますが、それにしたって死んでしまうのは救いが無さすぎる…。
コイツは確かに怪人だし悪そうな外見をしてますけど、別にそんなに悪事を働いた訳ではないと思うんですよね。
それ故に(妹以外に対して)厳格な天道も「大変だろうけど生きていけ」という趣旨の言葉をかけたんだと思います。
その結果がラスボスの噛ませ犬として呆気なく敗北し、利用され、醜悪な雑魚敵の姿で死ぬ最期なのは流石に可哀想だと言いたくなります。
ただ「もう少し擬態天道の生い立ちとか深掘りしろよ」と思う一方で「生い立ちを知ったら知ったで悲惨度合いが更に上がっちゃうだろうな…」とも感じるので難しいです。
良くも悪くも雑な脚本なのでダークカブトに関しても不明点が多くありますが、想像すればする程に「うわぁ…」という感情が出てくるキャラです。
ある意味で「雑な脚本だからこそ演出できる悲惨っぷり」とも解釈でき、個人的には歴代悲惨キャラNo1と言いたいです。





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