仮面ライダー001の戦闘力!基本形態の高出力ver!

戦闘力

総合戦闘力 

スペック


仮面ライダー001
パンチの威力9.1t
キック威力52.6t
ジャンプの高さ63.6m
100m走のタイム3.4秒

引用:仮面ライダー図鑑には記載されていませんでしたが、@wikipixiv百科事典に共通の数値が記載されていましたので参考として採用します。

基本情報

 『仮面ライダーゼロワン』の劇場版限定の姿です。正確には「ゼロワンとは別ライダー」という扱いであり、フォームチェンジではありません。ちなみに変身者はこの姿を含めて4つの変身ベルトを扱ったことになります。

 ただそのうち半分はロクなシロモノではなく…。001への変身ベルトも「自壊ダメージ持ち」の高リスクアイテムであり、中々に苦しんでいる描写が目立ちます。彼の劇場版限定形態は2つありますが、両方とも自壊ダメージ持ちで最強と言えるほどのスペックもない「訳あり」フォームです。

 劇場版なら「強いフォーム」に憧れますが、この「成り行きフォーム」展開もアツイです。彼の場合は歴史改変による別時空で、本来の力を失った際に「仕方なく」変身した訳ですが、その姿が「SICフィギュア」を彷彿させるビジュアルでして、もう堪らんね…。変身時の演出も「バッタの大群が纏わりつく」ものであり、メタルクラスタに近いのが高ポイントです。

 テレビ本編の重要箇所で登場する「メフィラスパパ」との戦いもこの姿で挑んでおり、相手の姿もまた「ゼロワン旧世代機」という具合で、同じ作品でありながらも別時空で戦っている演出として完璧でした。

 劇場版には「アナザーゼロワン」なる敵が登場しますが、この001vs1型の戦いこそが作品としての『仮面ライダーアナザーゼロワン』と言えるでしょう。

強さ解説

 「短期決戦向き高出力型ライジングホッパー」といったイメージでしょうか。基本スペックはライジングホッパーを全体的に若干上回る水準で、実戦においても「超スピード」を活かした戦闘が確認されています。

 ただし人間の使用が想定されていない「ロボット専用の変身ベルト」を使用するため、肉体への負荷が非常に大きく自壊ダメージを受けてしまいます。これは「変身者を無視して高出力に特化」した故であり、イメージとしては「安全装置がない」に近いです。

 対して通常のゼロワンドライバーは「出力こそ落ちるが変身者との適合も重視」するため負担が小さく、加えて人工衛星と接続する機能によって多少のサポートも受けられます。最大性能だけを切り取れば001が上ですが、実用性を含めた総合力では通常ゼロワンが上といった具合でしょう。

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。

  1. 剣を装備し超スピードで接近。
  2. 敵の頭を斬る素振りをする。
  3. 敵が躱すためにしゃがんだ所を全力で前蹴り。
  4. 仰向けに倒れた敵をすぐに剣で刺して勝利。

自壊ダメージがありますから短期戦です。パンチは弱いですが脚力は素晴らしく、まずはキックを確実に命中させる方向で考えたいです。

猛スピードで近づいて来る敵が剣を構えたら誰だって回避したい訳であって、その狙いが頭でヨコ斬りなら普通はしゃがむと思います。その隙に全力で蹴り、そのままフィニッシュです。

有利な敵

仮面ライダー超デッドヒートドライブ

 同じく劇場版限定の登場で「その場凌ぎ」の姿です。ただし001はその場凌ぎであってもスペックが向上するのに対して、ドライブは弱体化となります。どちらも通常時よりもゴツいのでパワー自体は高そうですが、見た目通りの出力は001しか発揮出来ていません。

 加えてどちらもスピードタイプですが、公式スペックを見る限りでは001が圧倒的に上です。

不利な敵

仮面ライダーサイガ

 こちらも劇場版限定ライダーで機動力に優れた存在です。少なくとも「アクセルフォーム」に近い超スピードと飛行能力を有しており、特に時間制限等もありませんから001より条件が良いです。サイガも怪人向けに制作されたベルトだと推測されますが、しっかり怪人が変身者ですので特段のリスクもありません。

 同じ超スピードであっても「自壊ダメージあり・ジャンプが優れている001」と「デメリットなし・飛行可能なサイガ」では有利不利は明らかであり、加えて上空からの射撃も可能ですから001にとっては厳しい相手でしょう。

ベストパートナー

仮面ライダージオウトリニティ

 お互いに「歴史が改変されなければ登場しなかった」ライダーです。同じ映画で登場しており近場で別の敵と戦っていましたが、この二人が共闘するシーンは無かったかな?

 ジオウが戦った謎の巨大バッタアイドルはどうでも良いにしても、ゼロワンの親子対決は流石に真剣勝負ですから外野を混ぜなかったのは英断だったかもしれません。

仮面ライダーアマゾンネオ

 父と戦う息子です。両方とも父との方針の違いで争うことになっており、父自体も決して悪人ではないという点が辛いところです。ただ001の場合は「誤解」による戦闘であり最終的には和解し、少なくとも後味は良く終わっています。

 一方で千翼は「避妊を怠った父親が責任と題して殺しに来る」状況であり、最後は本当に殺されましたから問題の根深さは結構な差があるかもしれません。

 事情は異なるにせよ「父をめぐる理不尽な状況」に言葉にならない失望と嘆きで呻き声を出す、という点で個人的に共通点を見出してしまいました。

仮面ライダージョーカー

 001が戦った敵は自身の父親ですが、その変身能力を授けたのも父親です。劇場版の特殊な状況で通常の変身が不可能なピンチに「存在しないはずの育ての親(師匠)が変身アイテムを授ける」というシチュエーションを経験したのはこの2人だけだと思います。

 また「その場凌ぎだけど結構強い」という点でも似ています。平常時にわざわざ変身することはないけど、追い込まれた際は「ちゃんと役に立つ非常時ベルト」として非常に有能な存在です。

強い?弱い?

 積極的に変身したい能力ではありませんが、非常時の変身ツールとしては非常に優秀です。001の場合はむしろ最大出力が向上する特典もありますから扱いも恵まれています。

 ただ自壊ダメージについては大きな懸念点です。或人社長はやたら死なないキャラなので途中から慣れたように描写されてましたが、常人が扱うには危険すぎます。ゼロワンドライバーは社長以外の使用が不可ですが、こちらは恐らく誰でも装着自体は可能ですので「カイザドライバー」的な怖さがあるかもしれません。

 加えて或人社長であっても必殺発動時には改めて自壊ダメージを受けており、やはり安定した性能は望めません。また001は必殺時のみ高速移動が描写されてますが、対となる1型はデフォルトで高速移動が可能なので少し見劣りする点です。

 成り行きで変身した姿としては「通常時より高出力」というメリットまであるため優秀ですが、デメリットを考慮し、総合的には基本フォームである「ライジングホッパー」と同じ水準であると言えるでしょう。

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