
出典:出典:ガンバレジェンズ公式様 ©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映ビデオ・東映 ©︎BANDAI
総合戦闘力

スペック
| アナザーアギト | |
| パンチの威力 | 15t |
| キックの威力 | 30t |
| ジャンプの高さ | 70m |
| 100m走のタイム | 5秒 |
引用:仮面ライダー図鑑
強さ解説
火力
至って標準的な打撃実数値です。
ただ、第35話という物語後半での登場を考えると、やや物足りなさも感じます。
平成1期は全体的に数値が低めなので仕方ない面もありますが、もう一段階盛っても良かった気はしますね。
一応、通常形態のアギトは必殺時に火力が2倍になるため、それに倣えばアナザーアギトの必殺キックも60t相当には到達する可能性があります。
とはいえ、必殺火力に関しては「強化倍率15倍の龍騎」や「30倍の3号」など、数百トン級の破壊力を持つライダーも存在します。
仮に2倍補正があったとしても、やはり見劣りする印象は否めません。
汎用性
格闘主体のシンプルな構成で、専用武器は持ちません。
第39話ではG3-Xの銃を奪って使用する描写もありますが、あくまで一時的なものに過ぎず、安定した戦術には組み込みにくいでしょう。
格闘型でも「貫通」や「状態異常付与」といった付加価値があれば評価しやすいのですが、アナザーアギトにはそうした要素も特に見られません。
……一応、噛みつき攻撃は可能らしいですが、評価を押し上げるほどではなさそうです。
機動力
跳躍力はかなり優秀な部類です。
バッタモチーフでジャンプ性能に定評のある「ゼロワン(ライジングホッパー)」よりも10m高く、数値上はかなり優れています。
さらに背中のスカーフは翼状に変形し、滑空が可能。高い跳躍力と組み合わせることで、立体的な機動にも対応できます。
一方でスピードはやや控えめ。
100mを5秒で走破するのは十分速いものの、近年のライダー基準では突出しているとは言い難く、やや凡庸な水準に収まります。
特殊能力
装甲の硬度については「高度7」と「ダイヤモンド並(高度10)」の記載が併存しており、やや判断に迷う部分があります。
特徴的なのは自己修復能力で、同作品の他ライダーには見られない要素です。
「進化の可能性」を持つアギト系統との相性も良く、生存能力の高さに寄与しています。
それだけに「変身前で致命傷→絶命」という結末は綺麗である一方、どこか惜しさも残りますね。
あとは医者としての頭脳・集中力でしょうか。
闇医者でありながら
- 本来2.5時間を要する手術を40分で完遂
- 2人分の難関オペを同時に実施
という某天才外科医もビックリの職人技を披露しています
もっとも、自身の腕を悪用しようと試みると、自身に移植された亡き弟の腕が痛んでしまうため、戦闘面における自由度は期待し難いかもしれません。
強い?弱い?
総合的には「標準的な強さ」に落ち着く印象です。
スペック・戦績ともに「基本フォームの域を出ない」範囲に収まっており、突出した要素には欠けます。
『ゴライダー』における「ブレイド(通常形態)の必殺キック」との互角描写も、違和感のないバランスと言えるでしょう。
強化形態を持たない以上、伸びしろに限界があるのは仕方ありませんが、物語後半に登場するライダーとしては、もう一歩欲しかったというのが正直なところです。
「アギトとしての進化可能性」という独自性はあるものの、既に故人である以上、それが活かされる余地もありません。
決して弱くはないけど、明確な強みも見出しにくい。
結果として「並の基本フォームと同程度の実力に収まる」という評価が妥当でしょう。
うっかり変身した場合の戦闘マニュアル
前提:一般的な怪人(序盤相当)と対峙
- バイクで奇襲、撥ねる
- 倒れた敵に飛び掛かる
- 敵を全力で踏みまくる
- 瀕死の敵に必殺パンチでトドメ
解説
初動は迷わずバイクでの奇襲を選択。
まずは体勢を崩して主導権を握ることが重要になります。
敵が怯んだ瞬間に一気に距離を詰め、そのまま近接で拘束。
ここで躊躇すると立て直されるため、判断はスピード重視です。
ダウンを奪った後は、反撃の隙を与えないように打撃を重ねて行動不能に追い込みます。
中途半端に距離を取るよりも、張り付いて削り切る方が安定します。
フィニッシュは必殺パンチ。
必殺キックも選択肢にはなりますが、発動までの溜めと隙を考えると実戦ではやや扱いにくい印象があります。
『ゴライダー』第1話で見せた必殺パンチは比較的スムーズに発動できており、トドメとしては現実的な選択肢でしょう。
有利な敵
仮面ライダーガタック
真正面から戦えば厳しい相手ですが、変身者の性質を突けば勝ち筋は見えてきます。
加賀美は良くも悪くも「警察組織に属する熱血漢」であり、偽善や大義名分に弱いタイプ。
アナザーアギトもまた、悪事に手を染めつつ医者としての使命感を持っており、作中でもG3-Xである氷川を一時的に陶酔させています。
こうした“人命救助”を軸にした理屈を用い、ベルトの譲渡を懇願すれば、状況次第では応じてしまう可能性もありそうです。
もっとも、加賀美一筋ヤンデレガタックゼクターが木野の言葉に従うとは考えにくいですが、少なくともベルトを奪えれば変身を封じることは可能。
アナザーアギト側としては十分に現実的な勝ち筋と言えるでしょう。
不利な敵
仮面ライダーガヴ(ブリザードソルベ)
ガヴの変身者は純粋な気質を持つため、理屈次第では騙せる余地もありますが、最大の問題は変身機構でしょう。
ベルトではなく身体の一部として機能しているため、能力の剥奪が極めて困難です。
さらに氷属性という点も致命的。
雪山遭難のトラウマを刺激される可能性があり、精神面で不利を背負う恐れがあります。
加えて、ブリザードソルベ覚醒時は体調不良の状態にあるため、攻撃そのものが「病人を傷つける」行為に直結します。
結果として右腕のマサトが疼き、戦闘に支障をきたす展開も考えられそうです。
仮面ライダーエボル
コーヒーでトドメを刺されます。
仮面ライダー1号
コーヒーを淹れている間に絶命してしまうでしょう。
木野「コーヒーを…頼む」
藤岡「オイシクナレヨオイシクナレヨ…」
木野「……(絶命)」
藤岡「アリガトウアリガトウ…」
ベストパートナー
ライダーマン
片腕を失った過去という共通点を持ちます。
ライダーマンは仲間の裏切りによって腕を失っており、その点では木野以上に過酷な経歴とも言えるでしょう。
また、改造人間としては比較的シンプルな構造で、戦闘力もサポート寄りです。前線で戦うというより、状況を支える役割に適性があります。
「自分一人がヒーローでありたい」という思想を持つアナザーアギトにとっても、ライダーマンは競合しにくい存在です。
超人的な覚醒による衝突のリスクも低く、安定した共闘関係を築けそうです。
アギトは俺一人でいい
劇中におけるアナザーアギトは、物語後半に突如現れて「アギトは俺一人で良い…」と宣い、他ライダーや超能力者を攻撃する厄介な存在でした。
ただ個人的には、彼の思想はある意味で「火野映司を拗らせた存在」にも見えます。
二人とも「目の前の命を救えなかった過去」を抱えており、その喪失感が「全ての命を救える力を求める」という方向に作用している点は共通しています。
もっとも、その到達手段は対照的です。
火野映司が「自分が強くなる」ことで理想に近づこうとしたのに対し、木野は「自分が唯一無二であるために他者を排除する」という歪んだ結論に至りました。
木野自身もその在り方を「己の弱さ」と評していますが、この歪みが実に人間臭いところです。
一方で、火野映司が健全な存在かと言われると、それもまた違う気がします。ファンの間でも「心が壊れている」という評価が定着している通り、彼はあまりにも“出来すぎた人間”です。
だからこそ、木野のような未熟で歪んだ在り方の方が、ある意味では共感しやすいのかもしれません。
雪山遭難と弟の死というトラウマを抱えながら、それでも医師として命を救おうとする。
その使命感が極端な方向に肥大化し、「全ての命は“自分の手で”救うべきだ」という結論に至る。つまり「自分以外の手は不要」という思想です。
ここまで来ると飛躍的ではありますが、同時に妙な説得力と芸術性すら感じてしまいます。
……と、ここまで真面目に語っておいてなんですが、少し身も蓋もない話をすると「もし自分が仮面ライダーになれるなら」という妄想、誰しも一度はしたことがあると思います。
その時、「みんなで変身できる」よりも「自分だけが変身できる」方がロマンを感じませんか?
少なくとも、量産型ライダーにロマンを見出しにくいという感覚は、多くの人が共有しているはずです。
そしてその延長線上にあるのが、「オンリーワンでありたい」という欲求。
突き詰めれば「ライダーは世界に一人でいい」という発想に行き着くのも、ある意味では自然な流れです。
アナザーアギトに変身する木野は「歴戦の戦士」のような風格を持っていますが、実際には“なりたてのライダー”に過ぎません。
「仮面ライダーになったぞ!」
「ヒーローになれる!」
「……え、他にもいるのか。しかも自分よりヒロイックな姿で」
「ならば、アギトは一人でいい…」
内心では、そんな独占欲にも似た感情が芽生えていたとしても不思議ではありません。






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