バルカン連射が最適解?仮面ライダーガタックの戦闘力

戦闘力

出典:出典:ガンバレジェンズ公式様 ©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映ビデオ・東映 ©︎BANDAI

総合戦闘力 

スペック


マスクドフォームライダーフォーム
パンチの威力8t3t
キック威力9t7t(必殺は19t)
ジャンプの高さ19m36m
100m走のタイム8.9秒5.8秒(通常時)

引用:仮面ライダー図鑑

強さ解説

火力

実数値は低いです。

必殺火力も明示されているので「もしかしたら必殺だけは強いかも…」という期待も抱きにくいです。

ただし第26話で披露された「飛行可能なバイクを活かした強化キック」は流石に実数値以上の殺傷力がありそうです。まぁ押し返されてましたけど…。

加えてガタックは専用装備の「ガタックダブルカリバー」での斬撃があり、特にハサミの要領で挟み切る「ライダーカッティング」の殺傷力は高そうな印象を受けます。

公式によると彼の双剣には「無尽蔵の電子エネルギー集積炉」があると記載されており、電気属性ダメージを上乗せできる可能性は高いです。

汎用性

マスクドフォーム時には「ガタックバルカン」による遠距離攻撃、ライダーフォーム時には打撃と斬撃を組み合わせた近接攻撃という具合で遠近両対応です。

バルカン砲に関しては「1分間に5000発撃てる」というバカみたいな設定になっており、防御特化形態との相性は良いと思います。

因みに「G3-X」が使用するガトリングガンの連射速度が「1秒間に30発」と記載されており、これを分換算すると「1分間に1800発」になります。ガタックバルカン頭オカシイな?

ただし高威力の射撃は「エネルギーの圧縮」が要求されるとも記載されており、劇中で描写された「バズーカ砲」の連射速度が「毎分5000発」とは言いにくいでしょう。

ライダーフォームに関しては基本的に「近接戦」のイメージがありますが、実は「範囲攻撃」を持っています。

公式による記載は「範囲30m以内の敵に斬撃ダメージ」という趣旨であり、単独でのインパクトは欠けますが「クロックアップ」との併用を考慮すると相当に便利だと思います。

機動力

「クロックアップ」による超高速移動が可能です。

後のシリーズでは対抗手段や類似能力も多く登場しているため、一概に「クロックアップが最強で最速」とは言えない時代になりつつありますが、強い事に間違いはないです。

『カブト』という作品のアイデンティティと言える要素であり、跳躍力等を踏まえるとやや甘い採点になりますが25点はあげたいです。

またガタックの場合は「専用バイクで飛行可能」であり「クロックアップ」との併用も考慮すると機動力に関しては27点くらいあっても良いかと思います。

特殊能力

カブトに登場するライダー共通の強みとしては

  • 「クロックアップ」連続使用(同一能力を持つカブトが第3話で実践してた)
  • 「身軽なスピード型」と「打たれ強いパワー型」の使い分け
  • 「腕だけ部分的にマスクドフォームにする」といった応用も可能であり、瞬時に切り替えられる(第24話)
  • 超スピードの敵を目視できる

が挙げられます。

ガタックに関しては「マスクドフォーム」と「ライダーフォーム」に固有の強さがあるため、他ライダー以上に2形態の使い分けで得られる恩恵が大きい印象です。

ただしガタックには「赤い靴」なる暴走機能が搭載されており、安定感に欠けてしまう場面が無いとも言い切れません。

天道にように「冷静であってこそ強いキャラ」は暴走で明確に弱体化と言えますが、加賀美に関しては暴走が吉となるか凶となるか微妙です。

強い?弱い?

かなり強いと思います。

本編で描写された「強さ」は地味でしたが、設定を読む限りでは描写以上の性能だと言えます。

どうしても「ウンメイノー」で死亡するイメージが払拭出来ないのですが、そもそも「クロックアップ」を使える時点で一定の強さは担保されてます。

まぁ変身者にカリスマ性が足りないのかなぁ。一応は甲子園球児であった事も踏まえると身体能力は非常に高そうではありますが。

決して無能ではないですが「天道」や「矢車」のようなインパクトは無いです。

後のジオウ客演を含めても「カブトの前座」という印象があり、優秀な能力の割に評価されにくい立ち位置なのかなと感じます。

うっかり変身した場合の戦闘マニュアル

・敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。

  1. マスクドフォーム状態で敵との距離を確保
  2. ガタックバルカンで連射
  3. 敵に間合いを詰められたらキャストオフ
  4. 装甲の破片で怯ませた隙にクロックアップで背後に回る
  5. プットオンでマスクドフォームに戻る
  6. ガタックバルカンで連射
  7. 敵が瀕死になったらバイクに搭乗
  8. キャストオフしバイクで飛行
  9. クロックアップ状態でバイクを利用した必殺キック

やはり「ガタックバルカン」は使用したいです。G3-Xが使用するガトリングガンの3倍近い連射速度はどう考えても頭オカシイです。

まずは①~⑥を徹底的に繰り返し、数万単位の弾丸を浴びせましょう。

ある程度ダメージを与えて敵が瀕死になったら第26話と同様に強化版の必殺キックを発動し、トドメを刺して完全勝利です。

有利な敵

仮面ライダーウィザード(フレイムスタイル)

「専用バイクを使用した必殺キック」や「二刀流」という要素で似ているライダーです。

打撃実数値も殆ど互角の水準であり、中々に良いバトルを繰り広げそうではあります。

それぞれのユニークスキルである「クロックアップ」「魔法」を駆使した戦いになるでしょうが、流石に前者の方が強さとして分かりやすいです。

ウィザード側が「タイム」や「テレポート」といった禁じ手を使用してきた場合は話が変わりますが、基本的には有利に戦えそうです。

仮面ライダーシザース

「ガタックゼクター」との縁は「変身者が生まれる30年前」に結ばれた運命であり、父親が仕込んだ事を踏まえると、もはや許嫁以上の関係性と言えます。

同作品中においても「薄情なザビーゼクター」「主人を見紛うドレイクゼクター」などと異なり、パーフェクトゼクターにNTRされる事もなく最後まで加賀美に添い遂げました。

加賀美の野球対決に駆けつけて応援する程には一途なクワガタです。

一方のシザースが契約した「ボルキャンサー」くんですが、彼は「変身者を捕食」という暴挙に及んでいます。

一応は「既に変身能力を喪失している」=「契約関係も終了している」ので忠誠を誓う義理は無いのでしょうが、中々に情け容赦無しです。

不利な敵

仮面ライダーメテオ

高い防御力を誇る「マスクドフォーム」ですが、人間態のワームによる「連続パンチ&キック」に敗北し変身解除まで追い込まれています(第41話)。

幹部クラスの怪人であったとは言え「人間態に殴り負ける」は中々の醜態ではあるでしょう。

マスクドフォームの防御力について、無理矢理に整合性を取るなら「一撃の重い攻撃には耐えられる」けど「連続攻撃による蓄積ダメージには弱い」といった塩梅になるんですかね?

それこそメテオが得意とする連続パンチはワーム以上の破壊力である可能性が高いし、意外と攻略し得るアプローチなのかもしれません。

仮面ライダーBLACK RX

そもそもRXは最強格に挙がる存在なので勝てなくても仕方ないですが、敢えてテーマを設定するなら「処刑用BGM」の扱いでしょうか。

RXの強さはマシマシの能力群や例のナレーションに依拠する側面も大きいですが「処刑用BGM」による貢献も大きいです。

「宮内タカユキ×リボルケイン」の信頼感は絶大でしょう。

一方のガタックが自ら歌唱する「ウンメイノー」に関しては「ガタック自身が爆死してしまう」という「セルフ処刑BGM」の印象が強いです。

  • RXのBGMが流れる→RXが勝つ
  • ガタックのBGMが流れる→ガタック爆死

になってしまう絶望感は凄まじいです。

ベストパートナー

仮面ライダージョーカー

加賀美は本編ラスト以降は警察官として働いており、警察と協力して活動する探偵の左翔太郎との親和性は高いでしょう。

公的機関が探偵に情報を提供するのは流石にフィクションの世界観ではありますが、天道の相手をしてきた加賀美なら容易く翔太郎と連携できそうです。

加賀美は「ラーメン通」を自称していましたが、翔太郎と横並びで「風麺」を啜っていて欲しいものです。

2人とも熱血漢タイプですが「変身アイテムに溺愛される」という妙な特性があります。

仮面ライダーディエンド

自分自身が歌唱しているBGMなのに「主役ライダーの処刑用BGMにされがち」なキャラです。

やっぱり両曲とも「ハイパーカブトが活躍している場面」「コンプリートフォームがチートしてる場面」で流れている印象が強いです。

2号ライダーというポジション上、主役に活躍を譲るのは仕方ない側面もありますが、ギャレンの「辛味噌⭐︎」は揺るぎなく彼自身のイメージなので言い訳できないです。

ジオウ客演でカブトに変身したけど…

『カブト』放送終了から10年以上の時を経た『ジオウ』にて客演しました。

ガタックの他にキックホッパーパンチホッパーまでオリジナルキャストで超豪華です。

しかし「加賀美がカブトに変身した」ことに関しては

  1. 遂に加賀美がカブトゼクターに認められて良かった!
  2. いや加賀美はガタックとして貫いて欲しかった…

という具合に評価がハッキリと別れています。

個人的には②寄りの感情を持っていて「やっぱり加賀美はガタックだよな…」と思ってはしまいます(厄介オタク)。

もちろん①のように肯定的な感情もありますけどね。

第1話でカブトゼクターに見向きもされなかった加賀美が成長してカブトに変身したのは非常に感慨深いですし。

でも『カブト第22話』を神回だと崇拝してやまない管理人としては、やっぱり「俺は俺にしかなれない、でもこれが俺なんだ…」が好きすぎるんですねぇ。

良いじゃないですか。「甘さを捨てられない」じゃなくて「甘さを捨てない」決心をする展開。

ここに加賀美らしさがあって「天道の後追いを脱した瞬間」だと思うんですよね。

個人的には天道と加賀美は別ツリーで強さを伸ばしていく印象だったので、客演時における「カブト変身」は色々と解釈をひっくり返されました。

まぁ2006年当時でも「カブト>ガタック」の印象ではありましたが「≧だと思っていた関係性が明確に>になった」というギャップは感じたでしょうか。

もちろん「天道が別格」という扱いは好きなので不満では無いのですが、もうちょっと良い塩梅での魅せ方も模索できそうではあります。

勝手な妄想ですが

  1. 完全に無言の天道カブトがクロックアップで一瞬だけ加勢する
  2. 加賀美にトドメをさせと合図し、天道カブトは後ろで見守っている
  3. 加賀美が勝利し後ろを振り返るとカブトウォッチだけが置かれている

なんて感じなら双方の株を落とさない良い塩梅だと思うんですよね。

オリキャスの出演が難しくても、天道カブトに関しては無言でも成立するキャラだと思うし。「フォーゼが終始無言」とかなら流石に違和感もありますけど。

「ハイパーゼクターを加賀美に託す」なんて展開も面白そうですよね。ハイパーガタックのスーツってまだ残ってるんですかね?

2025年12月現在では「カブト20周年作品」が噂レベルで囁かれていますが、本当に実現したら嬉しいものです。

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