はじめに
多種多様な魅力でファンを虜にする仮面ライダーですが、その仮面やスーツのデザインは非常に大きな要素です。
近年では奇抜なデザインのライダーも多数登場しており「動けばカッコいい」という言葉が定着してきています。
ただやはり洗練されたデザインゆえに動かなくともカッコいいライダーは無条件に好きになってしまうものです。
私もライダーを好きになったキッカケは仮面の造形美に魅了された事です。もちろんドラマ性や強さも大事な要素ですが、私個人としてはライダーの見た目はかなり重要視するポイントです。
当サイトでは主に「仮面ライダーの強さ」に着目して記事を展開していますが、今回は番外的に「ライダーのデザイン」のみに着目してランキング形式で10人紹介しようと思います。
あくまでも管理人の主観によるランキングですので、一種のエンタメとして楽しんで頂けますと幸いです。ということで今回は「金・黄色のライダー編」となります!
第10位 レジェンド
金色になった「ディケイド」です。ディケイドのデザインが発表された2009年は相当に荒れた記憶があり、管理人も子供ながらに「えぇ…」と感じたものです。
前年のキバが王道デザインだったことも相まって「ピンク(マゼンタ)のバーコード仮面」は相当に衝撃的でした。
そしてこのデザインが登場から10年以上の時を経て、新たにお出しされたのが「レジェンド」です。
年数が経って見慣れたのか、もっと奇抜なデザインに脳を焼かれたのか、レジェンドに関しては妙にカッコ良く見えてしまうんですよね。
ディケイド発表時→「えぇ…」
コンプリートフォーム登場時→「えぇ…」
コンプリートフォーム21→「あのさぁ…」
レジェンド→「カッコイイ…だと…?」
個人的には「通常レジェンドはカッコイイ」「レジェンダリーレジェンドは微妙」という印象があり、恐らくこれは「眼の色」による違いだと感じています。
金色のボディに青色の眼が相性抜群だし、全身のボディも顔面のバーコードとの連続性を感じさせるもので統一感があります。
その上でアシンメトリーなデザインに仕上がっているのが「ゴージャス」そのものであり「あのディケイドがこんなにカッコ良くなるんだ…」という良い意味での衝撃を受けます。
第9位 アクセルブースター
仮面ライダーアクセルの強化形態です。Vシネマでの登場なので知名度は低いかもしれません。
真っ先に抱いた印象は「痒いところに手が届いた」でしょうか。
テレビ本編ではアクセルトライアルが唯一の強化形態でしたが、この変身時に一瞬だけ「黄色のアクセル」が映るんですよね。これが妙にカッコイイ。
「赤→黄→青」との事で信号を意識しているのだろうと思われますが、信号機においても黄色とは一瞬しか光らぬもの。
やはり過去を振り切ってアクセル全開の青色が最強に相応しく、黄色の登場は期待すらしてませんでした。
そして作品終了後にお出しされる「黄色で飛んでるアクセル」ですよ…。当時CMで観た時すごい唆られましたもん。
まぁメチャクチャ派手な活躍をしたかというと微妙ではあるのですが、サブスクの無い時代にレンタルビデオ屋で陳列されたVシネ『アクセル』は非常に輝いて見えました。
でもリリース当時は人気過ぎて常に貸出中、やっとの思いで貸出可能なDVDを発見するも「新作は3泊4日しか借りられないから却下された」という苦い思い出があります。
第8位 コーカサス
やっぱり金色と青眼の組み合わせは秀逸だと思うんですよね。
一応は金と青は補色の関係性にあり、お互いを引き立てあう効果があるとされています。
コーカサスに関しては青い薔薇を持っている点も相まって全体として上品な印象を受けます。戦闘時も宇宙空間で全体的に暗く、金と青が映えていました。
でも品の良さだけじゃなく「得体の知れないヤバい奴」としての恐ろしさも感じられるから不思議です。
これに関してはイカつ過ぎる変身者によって先入観を植え付けられている側面もあるでしょうが、映画ラスボスなのに終盤まで登場せず、人物像の掘り下げも殆ど無かった点が大きそうです。
得体の知れない人物像と上品なデザインが妙な不気味さを醸し出しており、後年になっても格落ちしない秀逸さがあります。
第7位 ゴルドドライブ
コイツはとことん下品な印象です。なんか嫌味ったらしい成金のような色合いに感じます。
やっぱり金と赤の組み合わせって難易度が高いと思うんですよね。華美になり過ぎるというか。それを成立させるには相応の豪華なボディが求められる気がします。
そんな相場をぶっ壊し、基本形態の色違いというシンプルな形状で徹底的に下品さを突き詰めたののが「ゴルドドライブ」です。
なんでしょうね、軽自動車を無理やり金色にしたような違和感でしょうか。金と赤も無駄に濃くてベタ塗りな印象を受けます。
でもカッコいいですよね。その下品さが唯一無二の個性になっているのでしょうか。
まぁ元々ベースになっているドライブが王道デザインであり、唯一アンバランス気味だった胸の出っ張ったタイヤが消失した事を踏まえると「カッコイイ要素しかない」デザインではあります。
変身者のクズっぷりや配色の下品さを踏まえても「デザインはカッコイイだけどな…」という印象を抱くのは1周回って秀逸だと感じます。
第6位 ジンバーレモン
「鎧武のデザイン」という話題になるとカチドキアームズや斬月にスポットライトが当たりがちですが、個人的に「秀逸さ」という観点でジンバーレモンを推したいです。
陣羽織を羽織ったデザインって相当に稀有じゃないですか?
戦国武将という恵まれた題材を期待以上の形で表現したナイスデザインだと思います。
カチドキアームズのようにゴツ過ぎる訳でもないのに、ちゃんと強化されてる感があり、中間フォームとしての完成度が非常に高いです。
その上で使用武器が「弓」っていうのも良いです。弓を装備するライダー自体は決して珍しくありませんが、ここまで和を連想させる弓ライダーは珍しいです。
だってカチドキアームズが弓使ってたら絶対に違和感あるじゃないですか。同じ弓でもゲネシス組は西洋っぽい印象だし。
弓は日本でも西洋でも歴史的に長らく使用された武器ですが、和の側面を誰よりも表現しているのがジンバーレモンだと思います。
とにかく和風デザインで弓が似合うライダーとしては至高の存在です。
第5位 キングフォーム
元祖テンコ盛りフォームです。「全部載せフォームでいきなり正解を出すんじゃない」と揶揄される程に秀逸なデザインと言えます。
どうしても後発のテンコ盛りフォームは「足し算」の印象が強く、とにかく多くの要素を上乗せした結果、ゴテゴテした外見になりがちです。
それはそれで個性的で別の魅力がありますが、やはりブレイドの「融合」による洗練された外見は非常に完成度が高いと感じます。
モチーフはコーカサスオオカブトですが、なんか金色のライダーってコーカサスオオカブトモチーフ多くない!?サウザーなんかもコーカサスモチーフだし。
ブレイドの場合は口の部分がギザギザしており、ここで妙な生物感というか昆虫っぽさを強く感じます。
そして生物的で重厚な外見から放たれる「ロイヤルストレートフラッシュ」とかいうクッソ洒落た必殺技が堪らんのですね。
ただゴツくて金色という要素だけなら他の特撮キャラにも存在しそうですが、ここにトランプ(♠︎)の要素を混ぜて完璧に調和した点で唯一無二の個性と魅力を獲得している印象です。
第4位 エボル(フェーズ1)
ブラックホールフォームもカッコイイのですが、やっぱりフェーズ1であるコブラフォームが至高だと思います。
赤と青のスーツを金色の装飾で纏め上げるデザインで、配色だけ考えると下品になりそうなものですが、ここに星座早見盤などの宇宙要素を散りばめる事で高貴な仕上がりになっています。
個人的にはプラハの天文時計に似ていると感じていて、とにかくお洒落だなぁという印象です。
『ビルド』本編ではフェーズ4への進化後も度々このフェーズ1の姿で登場しており、個人的に嬉しい采配でした。屋上で寝っ転がってるエボルめっちゃ好き。
エボルト怪人態を見て「うーん…」と感じてしまうのも「フェーズ1が秀逸すぎてハードルが上がったから」だと感じており、色々な意味で罪深い存在だと思います。
第3位 エンペラーフォーム
これに関しては最推しライダーとして愛でているファンも多そうです。
動いても静止画でもイラストでも絶対にカッコ良くなりますからね、コイツは。戦ってても座ってるだけでも映えます。
金×赤という華美な配色を圧倒的な皇帝感ある造形で制しており、指先まで徹底的に金色で染め上げる姿勢から一切のチープさを見出すことができません。
様々な金色ライダーが存在しますが「指先まで金色」で徹底されてる者は殆どいません。
静止画像で惚れ、薔薇が舞うイラストで更に惚れ、挿入歌である『supernova』が流れる中で戦う映像描写で完堕ちするのが定石です。
一応は「4545剣」というネタ要素もありますが「赤色に発光する剣とエンペラーの相性が良すぎる」というカッコイイ要素に押し負けており、結局は只管にカッコイイ以外の何者でもない存在です。
キバ放送時の管理人はまだ幼かったので「キバ特有の昼ドラ要素」は殆ど理解出来ませんでしたが、とりあえず「クッソカッコいい曲と神デザインのライダーを観れる」だけで日曜朝8時起床の動機としては充分すぎました。
第2位 ザビー
「シナリオはガバガバ!ライダーのデザインは至高!」というファンとアンチ双方のコンセンサスに到達している『カブト』という作品をもっとも体現した存在です。
本当にデザインだけ見ればトップクラスに秀逸だと思うんですよね。必殺技もカウンターパンチで渋くてカッコイイし。
地味にマスクドフォームも蜂の巣を感じさせるデザインで好きです。
ただ変身者がね。初期の矢車ザビーはシンプルにカッコ良かったと思います。でも影山ザビーがまぁ〜ダサい(笑)。
もはや「返してくれよ、俺のザビーゼクター(泣)」のイメージしかないもん。
ザビーゼクター自体も「尻軽」と揶揄される程には変身者をコロコロ変えるし。そして最も強い変身者であった三島には猛アプローチするも振り払われる始末…
でもデザインは本当にカッコイイ。スズメバチの獰猛さと洗練されたスタイリッシュさが両立されています。
劇場版ではネタ要素が殆どなく、ヘラクスに敗北して戦死するものの最後まで強キャラとして描かれていて素直にカッコ良かったです。
第1位 アギト
金色の神デザイン!高岩さんの黄金期!
めちゃくちゃ金色なのに、金色の派手さを全く感じさせない燻銀すぎるフォルムが素晴らしいです。
ここにキレッキレの高岩アクションが相まって激渋です。本当に金色であることを忘れます。
基本フォームが金色の主人公はアギト以外に存在せず、一般的な赤や青と比べてカッコ良くする難易度は高いと思います。
やっぱり金色は最強フォームやラスボスの印象がありますが、アギト放送当時は「金色ライダーの前例なし」という状況であり、そこでいきなり金色を主人公の基本フォームに据えてしまうのは革新的だったのではないでしょうか。
アギトの素晴らしさは色の濃淡ですね。僅かでも濃くなったら一気に下品になるだろうし、逆に薄くなっても弱そうな印象を受けると思います。
他の金色ライダーと比して薄めの濃淡ですが、それが彼のシンプルな造形を引き立てるジャストマッチなカラーリングなのだと感じます。
通常時のデザインで100点、そして必殺時のツノ展開で150点になり、その秀逸さは更に極まります。僅かにツノが増えるだけなのに全身像の印象も大きく変わるから不思議です。
一般的に平成ライダーとして立ち並ぶアギトですが、ゲーム作品である『正義の系譜』にて昭和ライダーと並んでも全く違和感がなく「昭和と平成の架け橋」と言えるでしょう。
また、もはや伝説となった「ジオウ客演」ですが登場時に敵の攻撃を回避しつつ変身するシーンが素晴らしいです。
もちろんオリキャス登場やトリニティ同士といった激アツ要素も大きいですが、やはりデザインそのものが完成され過ぎており、諸々の豪華さより先に「カッケェ…」という感想が漏れました。
まとめ
同じ金・黄色のカラーリングであっても濃淡や造形によって全く異なる印象を受けました。
どうしても派手な見た目になるカラーリングですが、その派手さに見合った造形によって「色だけが一人歩きしている」存在が殆どいない点が素晴らしいです。
やっぱり世間的な人気は「エンペラーフォーム」と「キングフォーム」なんやろなぁ〜と思いつつ、個人的にはザビーとアギトを推したい!
派手な色合いであることを忘れさせる程、目に馴染むシンプルな造形美が堪らないです!
記事冒頭でも書きましたが「あくまで個人の主観」によるランキングですので、あまり真に受けないように!



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