仮面ライダーファイズ(基本形態)の戦闘力

戦闘力

スペック


ファイズ(基本形態)
パンチの威力2.5t
キック威力5t
ジャンプの高さ35m
100m走のタイム5.8秒

引用:仮面ライダー図鑑

基本情報

  •  2003年より放送された『仮面ライダー555』の主人公です。有名俳優を多数輩出している仮面ライダーシリーズですが、今作には綾野剛が登場しています。
  •  ファイズは携帯電話を使用する仮面ライダーです。スマホでいう「SIMカード」のようなものを様々な装備に差し込んで戦います。とにかく様々なアイテムをごちゃごちゃと弄り倒しながら戦っている印象です。
  •  ベルトは直ぐに外れますし、アイテムも細々とした操作が求められますので実戦的な視点では隙だらけ・・・と言いたいところですが、それが男のロマンってものです。因みにファイズのベルト人気は凄まじく、2003年に発売された変身ベルトは100万個以上を売り上げ、この記録は2009年の仮面ライダーダブルまで抜かれることはありませんでした。私もCSM欲しい。
  •  先述した男のロマンを擽る変身ベルト、主人公の性格や所作は多くの日本男児を厨二病に至らせました。私も中学体育の準備運動でアキレス腱を伸ばす際は「クリムゾンスマッシュ前のポーズ」をしていたものです。今でも手首のスナップはやりがちです。

強さ解説

  •  簡単にいうと機械属性です。必殺技に用いるファイズポインターやファイズエッジ等、相手を拘束する手段を豊富に持っている印象です。レーザーポインターで照射された相手が一時的に動けなくなる、と表現すれば分かりやすいでしょうか。そのため敵を倒し切れるかはともかく、必殺技の命中率は高い印象です。
  •  パンチの威力等は決して高いとはいえませんが、ジャンプ力35mはクウガ(ドラゴンフォーム)を超える水準です。一般的なマンションの屋上まで飛べます。
  •  また五感も優秀で、嗅覚は犬と同じくらい、聴覚は5km先における針の落下音を感知、視覚もX線カメラで透視や暗視が可能とされており、これもクウガ(ペガサスフォーム)並みの水準です。ただし感度は調整式であり、常時使用する場合は感覚過敏によるデメリットも考慮する必要があリます(クウガ考察を参照)。
  •  変身者が乾巧であるという前提ではあるが、変身が解除された場合でも「ウルフオルフェノク」という怪人として戦える点は強みと言えるでしょう(時速300kmの素早さ)。

主力アイテム

  • ファイズポインター
    • レーザーを照射し相手を動けなくします。相手をロックオンしたうえで必殺キックを命中させることができます。
  • ファイズエッジ
    • 同じく相手を拘束可能です。動きを封じたうえで斬撃を繰り出します。
  • ファイズショット
    • 腕に装着して殴るアイテムです。簡単にいうとメリケンサックです。必殺キックで倒しきれない相手を続けざまに殴り殺すという凶悪なコンボが披露されています。
    • 一応は暗視カメラやX線機能が搭載されていますが、ファイズ自身が同じ能力を有するため存在感は薄いです。
  • オートバジン
    • 専用のバイクです。なんと戦闘ロボットに変形して一緒に戦ってくれます。ガトリングガンを乱射できます。
  • ジェットスライガー
    • もう一つバイクがあります。最高時速1300kmで音の速さに相当します。バケモノです。

もしも変身した場合の戦闘マニュアル

  • 敵は一般的な怪人(シリーズ序盤の敵くらいの強さ)で、変身した時点で対峙している想定。
  1. 初手でオートバジンにお願いしてガトリングガンを乱射してもらいます。
  2. その隙にもう一つのバイクであるジェットスライガーで逃走します。
  3. 夜になるまで待機
  4. 夜になったら廃屋等の屋内に敵を誘い込みます(敵の連絡先を知らない場合はオートバジンを囮にして誘き寄せてもらいましょう)。
  5. 敵が屋内に来たら自身は隠れつつ、オートバジンがガトリングを乱射します。
  6. ファイズショットのX線機能で敵の弱点を特定します。
  7. 敵に気付かれないように接近し、ファイズエッジで拘束。弱点を切り付けます。
  8. 敵が弱ったら必殺キックをお見舞いします。
  9. 倒しきれない場合は続けざまに必殺パンチをお見舞いし、確実に仕留めましょう。
  • 変身時点で夜の場合は③を省略可能です。
  • ⑤以降で屋内を選択するのは敵の視界を遮るためです。ガトリング乱射も発砲音で自身の足音を敵に感知されないようにする狙いがあります。
  • ⑦~⑨で必殺技を3発も命中させれば流石に勝てるでしょう。

有利な敵

  • 仮面ライダーベルデ
    • カメレオンの能力を持ったライダーで、透明化が得意です。先述の通りファイズは透視手段を複数持っているので対処可能です。とりあえず敵が見えていない風の小芝居をしつつ必殺キックの準備だけ行い、相手が接近してきたら瞬時にポインターで拘束、一撃で葬りましょう。
  • 仮面ライダーダブル
    • フィリップの検索能力はこちらの能力を分析してきます。しかしファイズは機械的な能力に加えて変身者の独特な格闘スタイルが持ち味な側面もあり、「パラダイスリゲインド」では敵による「予測AI機能」を完封していました。ダブルの分析能力が乾巧の人間性や格闘のクセまで完璧に攻略する場合は話が別ですが、およそファイズギアの機能分析に留まるように見受けられるため、ファイズが有利に立ち回れると考えます。

不利な敵

  • 仮面ライダークウガ(ペガサスフォーム)
    • ファイズ自身も五感に優れており、クウガと互角・・・と思われますが遠距離戦への適性で大きく劣ります。一応ファイズフォンで銃撃可能ですが、小ぶりな拳銃サイズであり、射程範囲は狭そうです。例えばクウガは「ゴウラム」という空飛ぶクワガタに掴まって飛行可能であり、上空から地上に対して狙撃可能です。一方でファイズはクウガの位置を特定することは可能かもしれませんが、迎撃する手段が無いため不利だと思われます。
  • 仮面ライダーナイト
    • ファイズは敵を拘束ロックオンして必殺技を命中させる戦法が得意ですが、これは1対1のタイマン勝負で真価を発揮するものです。複数体との戦闘では1体はロックオンして撃破出来るけど、その隙に他の敵を取り逃す描写がありました。仮面ライダーナイトは「トリックベント」で8体まで分身可能であり、召喚モンスターまで処理する必要があります。ファイズ側はオートバジンの加勢を加味しても不利になりそうです。

ベストパートナー

  • 仮面ライダー龍騎
    • 敵を拘束ロックオンするファイズの能力は必殺技の命中率を確実に向上させます。龍騎のファイナルベントは撃破率100%に近い水準で、命中率をより確実にする意義は非常に大きいと言えるでしょう。
  • 仮面ライダーオーズ(タトバコンボ)
    • 反対にタトバキックのような撃破率が低い技の補助という考え方もアリです。追い込まれたら一緒に怪人態で暴れ回るのも一興です。

強い?弱い?

  • 至って標準的な水準です。
  • アクセルフォームを含めれば話は別ですが、通常形態では飛び抜けた能力がある訳ではありませんし、遠距離への攻撃手段に乏しいのは厳しいです。またベルトが外れがちな点も弱点です。
  • 一方で変身解除後も怪人として戦える点やオートバジンという頼れるサポーターがいる点は大きな強みと言えるでしょう。
  • 以上を考慮すると特段強いとも弱いとも言えず、総合的に標準的な水準であると考えます。

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